【鹿児島】初心者ファミリー向けキャンプ場10選|温泉・遊具・設備が揃う“失敗しない”自然体験ガイド

キャンプ場

まだ薄暗い森の向こうで、鳥の声がひとつ鳴いた。
鹿児島の朝は、太陽が昇るたびに山と海の輪郭がくっきりと浮かび上がる。

アウトドアライターとして全国のキャンプ場を巡り、
これまで300泊以上のキャンプを重ねてきた僕・風間 陸は、
「最初の一泊」でキャンプを嫌いになってしまう家族を、何組も見てきた。

テントはちゃんと張れるだろうか。
子どもでも怖くないトイレだろうか。
冷えた体をあたためるお風呂はあるだろうか。

その不安のほとんどは、
じつはキャンプ場選びで解消できる。
鹿児島には、設備が整い、温泉があり、遊具や広場があって、
「初心者ファミリーに本気でやさしいキャンプ場」がいくつもある。

温泉であたたまってからテントに戻る夜。
遊具で走り回った子どもが、焚き火の前でコテンと眠ってしまう夜。
焚き火の音は、心のざわめきを静かに洗い流してくれる。

この記事では、アウトドアメーカー勤務時代から
鹿児島のキャンプ場を実地で見てきた僕が、
「温泉」「遊具」「設備の充実」「予約のしやすさ」にこだわって厳選した、
初心者ファミリー向けの鹿児島キャンプ場10選を紹介する。

キャンプが初めてでも、
「また来たいね」と言える一泊になるように。
それぞれのキャンプ場を、家族の時間をイメージしやすい形で解説していくね。


  1. 1|初心者ファミリーキャンプ場の選び方
    1. ① トイレ・炊事棟など「清潔さ」と「明るさ」
    2. ② 温泉・お風呂・シャワーの有無
    3. ③ 遊具・広場・自然遊びのしやすさ
    4. ④ バンガロー・コテージ・レンタル充実度
  2. 2|鹿児島・初心者ファミリー向けキャンプ場10選
    1. ① 北薩広域公園オートキャンプ場(さつま町)|温泉付きバンガロー&公園遊びが最強
    2. ② YUTTARI♨ CAMP(薩摩川内市)|天然温泉入り放題の“快適系キャンプ場”
    3. ③ くにの松原キャンプ場(志布志市)|松林と海風、レンタル充実の“手ぶらOK”キャンプ場
    4. ④ さえずりの森キャンプ場(姶良市)|芝生・遊具・バンガローで“子ども中心”の時間を
    5. ⑤ 大隅広域公園オートキャンプ場(鹿屋市)|清潔な設備とバンガローが魅力の“安心キャンプ場”
    6. ⑥ 吹上浜海浜公園キャンプ場(南さつま市)|大型遊具と多彩なサイトで“遊び倒せる”ファミリーキャンプ
    7. ⑦ 花瀬オートキャンプ場&バンガロー村(錦江町)|清流×五右衛門風呂×桜の自然公園
    8. ⑧ サンセットブリッジ&吹上浜エリアで楽しむキャンプ(南さつま市)|夕日の絶景をセットで
    9. ⑨ アイランドアウトドアベース(渡連キャンプ場・奄美大島)|海と星空の“島キャンプ”を気軽に
    10. ⑩ 奥霧島・御池キャンプ村(宮崎県高原町)|霧島エリアと合わせて楽しむ“湖畔キャンプ”
  3. 3|鹿児島の家族キャンプを“失敗させない”チェックリスト
    1. チェック1:風呂・温泉の営業時間と場所を確認した?
    2. チェック2:サイトの地面・区画の広さはイメージできてる?
    3. チェック3:夜~朝の気温差対策、ちゃんと想像してる?
    4. チェック4:虫対策・日焼け対策、甘く見てない?
    5. チェック5:雨の日の“プランB”、ちゃんと持ってる?
  4. 4|初心者ファミリーにおすすめのキャンプ持ち物
    1. ① 明るくて安全なLEDランタン(最低2〜3個)
    2. ② モバイルバッテリー&充電ケーブル
    3. ③ レインウェア&防寒ウェア
    4. ④ “カンタンごはん”用の食材セット
    5. ⑤ 多めのゴミ袋・ウェットティッシュ
  5. 5|よくある質問(FAQ)
    1. Q1. 初めてのキャンプで、いきなりテント泊はきつい?
    2. Q2. 鹿児島のキャンプ場は冬も営業している?
    3. Q3. 温泉付きキャンプ場のメリットって?
    4. Q4. 子どもは何歳くらいからキャンプを楽しめる?
    5. Q5. 奄美大島のキャンプ場は、初心者でも行ける?
  6. 7|まとめ|家族で火を囲む時間は、きっと宝物になる
  7. あわせて読みたい鹿児島キャンプ関連記事
  8. 8|情報ソース一覧(公式・観光サイトなど)

1|初心者ファミリーキャンプ場の選び方

僕が友だちから「子ども連れて鹿児島でキャンプしたいんだけど、どこがいい?」って聞かれたとき、
いちばん最初に伝えるのが、「場所選びさえ間違えなければ、初キャンプはほぼ勝ち確だよ」ということ。

SNSではワイルドなソロキャンプが目立つけど、
ファミリーの初キャンプは“安心・快適 > ワイルドさ”で選ぶのが鉄則
ここから話すポイントを押さえておけば、子どもも大人もニコニコで帰れる確率が一気に上がる。

① トイレ・炊事棟など「清潔さ」と「明るさ」

  • 水洗トイレ・洋式トイレがあるか
  • 夜も照明がしっかりあって、子どもが怖がらないか
  • 炊事棟がキレイ&動線がわかりやすいか

正直に言うと、キャンプ嫌いの原因ナンバーワンは「トイレが無理だった…」これ。
だから僕は、初キャンプの家族にはまず、管理の行き届いた公園系キャンプ場を推している。

たとえば、鹿児島県立の北薩広域公園オートキャンプ場
公式サイトの施設案内を見ると、洋式の水洗トイレや明るい炊事棟、管理棟に温泉付きといった情報がきちんと載っていて、
「ここなら子ども連れでも大丈夫だな」と判断しやすい。
▶ 北薩広域公園キャンプ場 施設案内

同じように、吹上浜海浜公園キャンプ場も、
センターハウスにシャワー・トイレ・洗濯機がまとまっていて、
「キャンプ場というより、設備のいい合宿所」くらいの安心感がある。
▶ 吹上浜海浜公園キャンプ場 利用・施設案内

初めての家族キャンプなら、こういう“公園系・県立系のキャンプ場”を最優先でチェックしてほしい。

② 温泉・お風呂・シャワーの有無

  • 場内に温泉やお風呂があるか
  • 場外の場合、車で何分くらいかかるか
  • シャワーだけなのか、湯船に浸かれるのか

ファミリーキャンプを何度もやってきて思うのは、
「お風呂があると、キャンプの満足度が本当に変わる」ということ。
子どもは汗だく・砂だらけになるし、大人も設営と焚き火でヘトヘト。
そこで温泉に浸かれるかどうかで、帰りの車の空気がまるで違う。

たとえば北薩広域公園は、バンガローに天然温泉の内風呂付きという反則級の仕様。
公式の利用案内ページを見ると、オートサイト利用者も管理棟内の温泉を使えることが明記されている。
▶ 北薩広域公園 キャンプ場利用案内

また、くにの松原キャンプ場の公式サイトでは、
周辺の温泉やスーパーなどをまとめた地図PDFがダウンロードできて、
「お風呂はここ、買い出しはここ」と、事前に旅の動線をイメージしやすいのもポイント。
▶ くにの松原キャンプ場 公式サイト
▶ 周辺マップ・レンタル情報 PDF

僕自身、子ども連れのときは、ほぼ例外なく
「場内に風呂 or 近くに温泉があるところ」だけを候補にしているくらい重要視している。

③ 遊具・広場・自然遊びのしやすさ

  • 大型遊具や芝生広場があるか
  • 自転車・ボール遊びなどができるスペースがあるか
  • 浅瀬の川や砂浜など、安全に自然遊びができる場所が近いか

家族キャンプって、実は「大人が設営と料理でバタバタしている時間」がめちゃくちゃ長い。
その間、子どもがやることがないと、
「まだ?」「ヒマ〜」「帰りたい〜」攻撃が始まってしまう。

吹上浜海浜公園キャンプ場なんかは典型例で、
バンガローやオートキャンプ場のすぐそばに
巨大遊具・サイクリングコース・プール・ローラースケート場まで並んでいる。
公式ページの施設一覧を見ると、
「ここ、本当にひとつの公園で全部できるの?」ってぐらい充実していて、
親としては「ここに連れてくれば間違いない」感がすごい。
▶ 吹上浜海浜公園 キャンプ場・公園マップ

初キャンプで失敗したくないなら、
「遊具や芝生のある公園系キャンプ場」を一つの基準にして探してみてほしい。

④ バンガロー・コテージ・レンタル充実度

  • テントなしで泊まれるバンガロー/コテージがあるか
  • テント・タープ・シュラフなどのレンタルが充実しているか
  • オンライン予約で空き状況が確認しやすいか

これも声を大にして言いたいんだけど、
「初キャンプから無理にテント泊しなくていい」
僕のおすすめは、1回目はバンガロー、2回目からテントというステップアップ方式。

くにの松原キャンプ場は、まさにその代表格で、
6人用・8人用・ファミリー向けバンガローが揃っていて、
テントやタープのレンタルも充実している。
予約も公式のオンラインシステムから24時間OKで、
「空き状況を見ながら、家族の予定に合わせて日程を決める」ことができる。
▶ くにの松原キャンプ場 オンライン予約

また、鹿児島県全体で見ても、
県や観光公式サイトがキャンプ場をまとめて紹介してくれていて便利。
「まずは県や自治体のキャンプ情報ページを眺めて、条件に合う場所をざっくり絞る」のもおすすめのやり方だ。
▶ 鹿児島県観光サイト「キャンプ場特集」

テント購入に悩んでいる友人には、よくこう言っている。
「最初はレンタルやバンガローを使って、“キャンプが好きかどうか”を確かめてからでも遅くないよ」と。

マイクロピース:
「ギアがなくても全然OK。くにの松原キャンプ場みたいに、
レンタルと温泉、バンガローがそろった場所を選べば、
手ぶらでも“自然の中に泊まるワクワク”をちゃんと味わえる。」


2|鹿児島・初心者ファミリー向けキャンプ場10選

ここからは、僕が「初心者ファミリー目線」で厳選した10カ所を紹介する。
それぞれに “おすすめポイント” と “こんな家族に向いている” を添えてあるので、
自分たちのスタイルに近い場所をイメージしながら読んでみてほしい。


① 北薩広域公園オートキャンプ場(さつま町)|温泉付きバンガロー&公園遊びが最強

ここは、僕が「鹿児島で初心者ファミリーにどこ勧める?」と聞かれたら真っ先に挙げるキャンプ場
県立の北薩広域公園の中にあって、サイトの作りも設備も、とにかく“家族キャンプに全振り”している。

電源付きのオートサイト、芝生のフリーテントサイトに加えて、
一番の目玉は全棟が天然温泉風呂付きのバンガロー
公式の施設案内にも「風呂(天然温泉)・キッチン・トイレ・冷蔵庫・エアコン・ロフト付き」とハッキリ書かれていて、
正直、初キャンプのハードルを一気に下げてくれる“チート級”の仕様だ。

▶ 北薩広域公園キャンプ場 施設案内(公式)

  • 設備:電源付きオートサイト11区画/フリーサイト6区画/天然温泉付きバンガロー8棟/炊事棟/清潔な水洗トイレ/管理棟内に大浴場・露天風呂
  • 遊び:大型遊具広場、公園内の散策路、芝すべり、季節の花(桜・ツツジなど)
  • 料金目安:オートサイト 1区画2,950円(5名・電源付き)/バンガロー 1棟14,080円(8名)(2月・6月は割引あり)
  • 予約:県の予約システムから24時間ネット予約OK

    ▶ 北薩広域公園キャンプ場 料金・予約ページ
  • アクセス:九州自動車道「横川IC」から車で約50分 / さつま町中心部から約15分

僕が初めてここでファミリーキャンプしたとき、
夕方にチェックイン → 子どもが遊具で暴れる → 親はサイト設営 → ひと段落したら全員で温泉という、
理想的すぎる流れがそのまま実現できた。

バンガローはロフト付きの2階建てで、室内はほぼ「温泉付きミニ別荘」
冷蔵庫・ガスコンロ・テーブル・イス・エアコンまで揃っているから、
子どもが小さいファミリーでも「キャンプしに来たのに寝床はしっかり安心」というバランスが最高なんだ。
(備品の詳細はPDFにもまとまっているので、事前にチェックしておくとイメトレしやすい)

▶ バンガロー・サイト別 施設詳細PDF(公式)

温泉についても、さつま町の観光サイトに
「バンガローは温泉付き、オートサイト・フリーテント利用者は大浴場と露天風呂が利用できる」と明記されていて、
実際に入ってみると、朝6時からやっている湯にサッと浸かって、
そのままサイトに戻ってコーヒー淹れる…という“優勝コース”が待っている。

▶ さつま町観光サイト:北薩広域公園キャンプ場 温泉情報

ちなみに、温泉施設は改修工事などで利用条件が変わることもあるから、
行く前に必ず公式サイトのお知らせをチェックしておくのがおすすめ。

▶ 北薩広域公園 キャンプ場利用案内・最新のお知らせ

僕の感覚でいうと、北薩広域公園は、

  • キャンプ場デビューでも「ホテル的な安心感」がほしいファミリー
  • 「子どもを思い切り遊ばせて、親は温泉でしっかり癒やされたい」大人
  • テントは好きだけど、「お風呂だけは絶対に妥協したくない」キャンパー

こんな人たちにドンピシャでハマる場所だと思っている。

実際に友だち家族を連れて行ったときも、
夜は焚き火のあとに温泉であたたまって、そのままバンガローでゴロゴロ。
翌朝、「え、これなら毎月でも来たいんだけど」と言われて、
「でしょ?ここ、初キャンプのチュートリアル会場みたいなもんだから」とドヤ顔したのをよく覚えている。

こんなファミリーにおすすめ:
「温泉必須」「遊具のある公園で一日中遊びたい」「“ちゃんと管理されてる安心感”がほしい」

「初めてのテント泊でも、寝る前にしっかり温泉に浸かれるだけで
ぜんぶ“楽しい思い出”に上書きされる。
北薩のやさしい里山は、そういうチカラを持ってる。」


② YUTTARI♨ CAMP(薩摩川内市)|天然温泉入り放題の“快適系キャンプ場”

ここはもう、僕の中では「温泉好きファミリーの聖地」みたいな場所。
ホテル併設のキャンプ場で、すぐ横にある源泉かけ流しの天然温泉「天神の湯」に、
キャンプ利用者は何回入っても無料という、もはや反則レベルの環境なんだ。

運営しているのは、薩摩川内の温泉宿 「SPA HOTEL YUTTARIKAN(スパホテル ユッタリカン)」
公式キャンプページでは、オートサイト+天然温泉+サウナがセットになったスタイルがしっかり紹介されている。

▶ 【公式】YUTTARI♨CAMP|SPA HOTEL YUTTARIKAN

サイトは大きく分けて、

  • オートサイトA:ホテル&温泉に近く、ファミリーに大人気のエリア
  • オートサイトB(AC電源付き):場内奥にあって、より静かで自然寄りのエリア
  • フリーサイト:芝生の広場にテントを張るスタイル。公園の遊具もすぐそば

いずれも車の乗り入れOKで、区画は10m×15mクラスの広々サイト
ナップ(キャンプ予約サイト)の情報では、1区画3,500円+大人1,000円/子ども500円という料金設定で、
通年営業&カード決済対応という、ファミリーにはありがたい条件がそろっている。

▶ YUTTARI♨CAMP|施設・料金・予約(なっぷ)

そして一番の目玉、天然温泉「天神の湯」
公式スパページによると、露天風呂付きの和風風呂・洋風風呂に、サウナと水風呂までついた本格仕様で、
キャンプ利用者は無料&朝6:00〜夜21:50まで利用OK(最終受付21:00)。

▶ 天神の湯(お風呂・サウナの詳細|公式)

僕が初めてここを利用したときの流れは、だいたいこんな感じ:

  • 14:00ごろチェックイン → ホテルフロントで手続き
  • サイトに車を入れて設営 → 子どもたちは目の前の公園でトランポリン&大きなブランコに一直線
  • 夕方、焚き火の準備をしてから家族で温泉&サウナ
  • 湯上がり処でアイスを食べて、テントに戻って焚き火&晩ごはん

正直、「これ、キャンプなのに温泉旅行でもあるよね?」ってくらい贅沢。
焚き火で少し冷えた体を、また温泉であたためて寝る…というループがクセになる。

場内や隣接の公園には、
大きなエアトランポリン、円形ブランコ、バドミントンやドッヂビーの無料貸し出しなんかもあって、
子どもたちは遊ぶネタに困らない。
(九州キャンプ系のレビューでも「遊具のおかげで荷物を減らせる」の声が多い)

▶ 【体験レビュー】温泉入り放題!YUTTARI♨CAMP–鹿児島

設備面もかなりしっかりしていて、

  • ウォシュレット付きトイレ
  • 炊事棟(灰捨て場・ゴミステーション併設)
  • 売店・自販機・レストラン(ホテル内)
  • ランドリー・Wi-Fi・ミニコンビニスペース

と、「キャンプ初心者が不安に思うポイント」をほぼ全部つぶしてくれている
炊事棟にお湯は出ないけれど、これはもう「やかんでお湯を沸かして水筒に入れて持っていく」だけで解決できるレベル。

アクセスも、JR川内駅から車で約10分/鹿児島市内から約1時間とかなり現実的。
キャンプ場紹介サイトでも、車での所要時間や近隣のコンビニ・スーパー・病院がちゃんとまとまっているので、
初めての遠征でもプランが立てやすい。

▶ YUTTARI♨CAMP アクセス・近隣施設(Campla)

僕の肌感覚でいうと、YUTTARI♨CAMPは、

  • 「テントは張ってみたいけど、風呂とトイレはホテル並みにほしい」ファミリー
  • サウナ好きのお父さん・お母さん(キャンプしながら“ととのえる”のはマジで最高)
  • 子どもがまだ小さくて、夜中にトイレやお風呂の心配をしたくない人

このあたりに、ドンピシャで刺さるキャンプ場だと思っている。

こんなファミリーにおすすめ:
「温泉が大好き」「テントよりも快適さ重視」「キャンプ初心者だけど“ホテルの安心感”もほしい」

「テントから歩いて1分でサウナ。
外気浴したあと、自分のサイトの焚き火に戻る――
温泉ガチ勢にはたまらない、“ずるいキャンプ場”だよ、ここ。」


③ くにの松原キャンプ場(志布志市)|松林と海風、レンタル充実の“手ぶらOK”キャンプ場

「ギアもあんまり持ってないし、でも本気でキャンプっぽい雰囲気は味わいたい」っていう家族には、
僕はだいたいここ、くにの松原キャンプ場を推してる。
白砂青松100選にも選ばれた海岸沿いの松林にキャンプ場がドーンと広がっていて、
“手ぶら寄りなのに、ちゃんとキャンプしてる感がある”というバランスが抜群なんだ。

運営しているのはアウトドアネットワーク株式会社。
公式サイトを見ると、フリーキャンプサイト・オートサイト・6人用&8人用バンガロー・大人2人+子ども2人用バンガローまで揃っていて、
しかもテントサイトはすべて車乗り入れ可と明記されている。

▶ くにの松原キャンプ場 公式サイト

僕が好きなポイントを整理すると、こんな感じ。

  • 設備:オートキャンプサイト(電源付き区画あり)/フリーサイト/4人・6人・8人用バンガロー/炊事棟/水洗トイレ/温水シャワー/益丸プール(夏季)
  • レンタル:ドームテント(6人用)・スノーピークのヘキサタープ・封筒型寝袋・テントマット・BBQコンロ・メスティン・カセットコンロ・LED照明・チェア・テーブルなど多数
  • 料金目安:フリーサイト1サイト1,050円/オートサイト1サイト2,630円/バンガロー4人用8,800円・6人用13,100円・8人用17,300円(いずれも1泊・公式料金表より)
  • 予約:利用日の3か月前の1日から、公式オンライン予約で24時間受付
  • ロケーション:日南海岸国定公園内の松林に位置し、志布志湾・益丸海岸を望む海沿いの環境

料金やバンガローの設備は、公式の「予約案内」「利用料金表」にかなり細かく載っている。
バンガローには冷蔵庫・電子炊飯器・食器類・寝具・ユニットバス(トイレ)・冷暖房・屋外BBQテーブルまで付いていて、
「もうこれは小さなコテージやん…」というレベル。

▶ バンガローの種類・設備・利用案内(公式)


▶ 利用料金表(サイト・バンガロー料金|公式)

レンタルもかなり攻めていて、
キャンプ系ブログのレンタル一覧を見ると、

  • ドームテント(6人用)…1張 3,300円
  • アメニティタープヘキサL(スノーピーク)…1張 3,300円
  • 封筒型寝袋…1つ 550円
  • BBQコンロやDXバーベキューセット、メスティン、カセットコンロ、土鍋
  • チェアやフォールディングテーブル、LED裸電球

と、「とりあえず食材だけ持ってくればどうにかなる」ラインナップがずらっと並んでいる。

▶ レンタル料金・実際に借りてみたレポート

僕がここを初めて使ったときは、
友だち家族と「バンガロー1棟+テント1張」というハイブリッド構成で泊まったんだけど、

  • 子どもが眠くなったらバンガローのベッドへ
  • 大人はテントの前で焚き火しながらゆっくり飲む
  • 寒くなったらバンガローに避難してそのまま就寝

…という完璧な流れになって、「これは初心者ファミリーに鉄板だな」と実感した。

場内の雰囲気は、背の高い松林に囲まれた芝生サイトで、
夏でも木陰&海風のおかげで思ったより涼しく感じる。
日南海岸国定公園内に位置しているので、
鹿児島県観光サイトでも「白砂青松の益丸海岸に面したキャンプ施設」として紹介されている。

▶ 鹿児島県観光サイト:くにの松原キャンプ場 基本情報


▶ 大崎町公式:くにの松原キャンプ場&益丸プール

アクセスは、東九州自動車道「大崎IC」から車で約5分/志布志港から車で約10分
ナップや県観光サイトでも同様に案内されていて、
フェリー旅と絡めたキャンプにも使いやすい立地になっている。

▶ くにの松原キャンプ場|アクセス・口コミ(なっぷ)

あと個人的に推したいのが、公式サイトの「キャンプ場ダウンロード」ページ
場内マップと周辺マップ、大隅半島の観光スポット情報までPDFでまとまっていて、
「どこで買い出しして、どこの温泉に寄って、翌日はどこに寄り道するか」まで一気にイメトレできる。

▶ キャンプ場・周辺マップ ダウンロード(公式)

僕の感覚では、くにの松原キャンプ場は、

  • ギアが少なくて、レンタル前提でキャンプデビューしたいファミリー
  • 「海も森も両方ほしい」「松林の雰囲気が好き」という人
  • フェリーや車旅と組み合わせて、九州の玄関として1泊入れたい

こんな家族に刺さるキャンプ場だと思う。

こんなファミリーにおすすめ:
「ギアがあまりない」「ネット予約でサクッと決めたい」「松林&海の雰囲気を全身で味わいたい」

「朝、テントから出たときに鼻の奥に残る“松の香り”と、
かすかに聞こえる波の音。
あの感じを一回知っちゃうと、またここに戻ってきたくなるんだよね。」


④ さえずりの森キャンプ場(姶良市)|芝生・遊具・バンガローで“子ども中心”の時間を

「桜島がドーンと見えて、芝生で子どもを思いっきり走らせたいんだけど、
できれば街からそんなに遠くないところがいい…」ってよく相談されるんだけど、
そういうときに真っ先に思い浮かぶのが、このさえずりの森キャンプ場

場所は姶良市・加治木町の標高約125mの高台
敷地内を宇曽木川が流れていて、周りはぐるっと山。
鹿児島市内から車で40分前後、九州道「加治木IC」からは5分という、
「アクセス良いのに、着いた瞬間ちゃんと山の中」なポジションが最高なんだ。

▶ さえずりの森(キャンプ場)施設案内|姶良市公式

姶良市公式サイトや鹿児島県観光サイトを見ると、

  • オートキャンプサイト
  • フリーサイト(林間・芝生)
  • ロッジ・コテージ
  • バンガロー
  • 身障者用トイレ併設の水洗トイレ・シャワー・自販機

が揃っていると書かれていて、
「テント泊からバンガロー泊まで、家族のステージに合わせて選べる」のがこのキャンプ場の強み。

▶ さえずりの森キャンプ場・高倉展望台|鹿児島県観光サイト

さらに、キャンプブロガーさんの詳しいレポートによると、
オートサイトは、

  • ミニバンガロー+電源+水道付きサイト(1区画4,400円)
  • 電源+水道付きのみの区画サイト(1区画3,300円)

の2タイプがあって、
フリーサイト(林間広場)は1張750円+タープ750円という、かなり良心的な価格設定。

▶ さえずりの森キャンプ場の最新料金・サイト紹介レポート

公式の料金ページはこちら。

▶ 利用料金・使用上の注意|さえずりの森(姶良市)

僕がここを気に入っているのは、とにかく「子ども中心」で組み立てやすいこと。

  • 林間フリーサイトの奥に広い芝生と遊具エリア
  • 長い斜面を使った草スキーコーナー
  • 宇曽木川のせせらぎが聞こえる、ちょっとした川遊びスポット
  • そして、桜島と錦江湾を一望できる高倉展望台

休日に行くと、子どもたちは勝手に芝生と遊具に吸い寄せられていって、
大人はサイトからその様子を眺めながら、のんびりコーヒー淹れてる…みたいな光景があちこちにある。

僕が印象に残っているのは、夕方、高倉展望台まで子どもと一緒に歩いたとき。
階段を登り切った瞬間に、錦江湾に浮かぶ桜島と、姶良の街の夜景が一枚のパノラマみたいに広がっていて、
それを見た子どもが「うわ、なんかゲームの世界みたい!」って素直に叫んでたのが忘れられない。

さえずりの森は、
「市街地から車で10分のキャンプ場」としても紹介されていて、
コンビニやスーパーも車で数分。
「あ、牛乳忘れた」くらいなら全然取り返しがつく距離感なのも、初心者ファミリーには心強いポイント。

▶ さえずりの森キャンプ場|姶良市観光協会

テント泊にチャレンジしたい人は、
フリーサイトか電源付きオートサイトを選べばOK。
「まだテントは不安だな…」という場合は、冷暖房・冷蔵庫付きのロッジやコテージ、バンガローを選べば、
ほぼ旅行感覚+外で焚き火とBBQという、美味しいとこ取りができる。

予約は、姶良市の公式ページからインターネット予約フォームが使えるし、
電話でもOK。インスタでも最新の場内写真やイベント情報が流れているので、
行く前に一度チェックしておくとイメージが湧きやすい。

▶ さえずりの森 公式ホームページ


▶ さえずりの森キャンプ場 公式Instagram

僕の感覚だと、さえずりの森は、

  • テント泊はまだ不安だけど、「ロッジやコテージからキャンプに入っていきたい」ファミリー
  • 子どもを芝生と遊具でとにかく走らせたい人
  • 「桜島ビューのキャンプ」を気軽に味わいたい鹿児島ビギナー

このあたりに、ガッチリ刺さるキャンプ場だと思う。

こんなファミリーにおすすめ:
「テント泊はまだ不安」「子どもを広い芝生で遊ばせたい」「桜島ビューのキャンプを楽しみたい」

「市街地からたった10分で、子どもが芝生を転げ回って、
夜は桜島のシルエットを見ながら寝る。
さえずりの森は、そんな“ちょうどいい非日常”をくれる場所だよ。」


⑤ 大隅広域公園オートキャンプ場(鹿屋市)|清潔な設備とバンガローが魅力の“安心キャンプ場”

「とにかくキレイなところがいい」「子ども連れだから設備重視で選びたい」って相談されたら、
僕が真っ先に候補に出すのが大隅広域公園オートキャンプ場
大隅半島の山あいにある県立公園の一角なんだけど、ここ、とにかく“清潔さと設備の安定感”が段違いなんだよね。

公式サイトを見ると、キャンプ場エリアは

  • 電源・水道・排水付きのオートキャンプサイト(大・小)
  • 芝地のフリーテントサイト
  • ロフト付き2階建てのログ風バンガロー6棟
  • 共用の炊事棟・サテライトハウス・センターハウス

という構成で、どのページを見ても「家族で安心して泊まってください」オーラ全開

▶ 大隅広域公園オートキャンプ場 全体案内(公式)


▶ バンガローの設備・写真(公式)

バンガローは、公式の施設案内によると

  • 1棟6名まで
  • ロフト式2階建て
  • 風呂・トイレ・キッチン・冷蔵庫・エアコン付き

という、ほぼコテージ仕様。
実際に泊まったときも、室内は木のぬくもりがあって、とにかくキレイ。
「テントはまだハードル高いな…」というファミリーが、キャンプデビューするには最高の足場だと感じた。

料金は、県のキャンプ予約システムにまとまっていて、

  • オートキャンプ(大・小):1区画 4,040円(6月・2月は3,240円)
  • バンガロー:1棟 10,710円(6月・2月は8,560円)
  • フリーテント:1区画 1,160円(6月・2月は930円)

という感じ(いずれも1泊・税込)。
全オートサイトにAC電源&水道&排水が付いていて、「とりあえずここ選んでおけば設備で困ることはない」レベル。

▶ 料金・区画の種類・予約方法(鹿児島県キャンプ予約システム)

僕が「ここ、ファミリーに優しすぎない?」と思ったポイントが、
鹿屋市の公式ページに載っているセンターハウス周りの設備

  • センターハウス内の洗濯機・乾燥機が無料
  • シャワー室・ロッカー完備
  • 雨の日や夜にうれしい屋内の卓球台(30分200円)
  • 共用の炊事棟・テラススペース

ファミリーキャンプって、子ども服の洗濯問題が地味にストレスなんだけど、
ここは「汚れたら洗えばいいや」が本当にできるから、親のメンタルがかなりラクになる。

▶ 「かのや」でキャンプを楽しもう!!|鹿屋市公式(設備・営業日など)

バンガローの中も、前述のとおり
風呂・トイレ・キッチン・冷蔵庫・エアコン付きで、
調理器具は持ち込み or 管理事務所でレンタルというスタイル。
テラスも広くて、屋外でBBQコンロを出しつつ、室内はいつでも片付いた状態に保てるのがありがたい。

キャンプサイト周辺にもチビッコ広場や芝生広場、ゴーカート場があって、
実際に行くと、子どもたちはサイトにいる時間よりも
公園の遊具と広場にいる時間のほうが長いんじゃないかってくらい遊び尽くしてくれる。
(なっぷの口コミでも「目の前に遊具があって家族連れには最高」という声がかなり多い)

▶ 鹿児島県立 大隅広域公園 公式トップページ


▶ 大隅広域公園オートキャンプ場|写真・口コミ(なっぷ)

アクセスは、鹿屋市街地から車で20〜30分ほど。
周辺にスーパーやコンビニは少ないので、買い出しは鹿屋市街地で済ませてから上がってくるのが鉄板ルート
その分、夜は本当に静かで、鳥の声と虫の声がよく聞こえる。

僕の印象としては、大隅広域公園オートキャンプ場は、

  • 「とにかく清潔感重視。キレイじゃないと家族のテンションが下がる…」というファミリー
  • テント泊デビューだけど、設備はガッツリ整っていてほしい
  • 大隅半島の観光(鹿屋航空基地史料館やかのやばら園など)の拠点にしたい人

このあたりにドンピシャでハマるキャンプ場だと思う。

こんなファミリーにおすすめ:
「とにかく清潔感が大事」「設備の整ったキャンプ場でデビューしたい」「大隅エリアを観光の拠点にしたい」

「サイトもトイレもシャワーも全部キレイ。
子どもを公園で遊ばせて、洗濯して、風呂入って、テントに戻る。
“不便さ”じゃなくて“外で過ごす気持ちよさ”を味わいたいなら、まずここから。」


⑥ 吹上浜海浜公園キャンプ場(南さつま市)|大型遊具と多彩なサイトで“遊び倒せる”ファミリーキャンプ

「子どもを思いっきり遊ばせたい」「キャンプもしたい」「ついでにプールも自転車もやりたい」――
そんな“欲張りセット”みたいなお願いをまとめて叶えてくれるのが、吹上浜海浜公園キャンプ場だ。

ここは、日本三大砂丘のひとつ吹上浜のすぐ近くにある、
鹿児島県立の巨大な海浜公園の中にあるキャンプ場。
南さつま市の観光サイトでも、

  • 大型遊具
  • サッカー場
  • ローラースケート場
  • サイクリングコース
  • 夏季営業の大型プール
  • 野鳥観察施設

が揃う“ファミリー向けの遊びの塊”みたいな公園として紹介されていて、
そこに一年中使えるキャンプ場がくっついているイメージ。

▶ 吹上浜海浜公園の施設紹介|南さつま市公式観光サイト

キャンプ場の施設構成は、公式の利用案内ページがめちゃくちゃわかりやすい。

  • バンガロー:大 2棟・小 9棟
  • オートキャンプ場:40サイト(うち12サイトは電気・水道付き)
  • 常設テント:6サイト
  • デッキサイト:4サイト
  • フリーテント:20サイト
  • センターハウス:管理事務所・トイレ・洗濯機・シャワー
  • サテライトハウス:調理場・洗面所・トイレ
  • シャワー棟:シャワー室・洗濯機


▶ キャンプ場の施設・料金・予約案内(公式)


▶ キャンプ場エリアの全体マップ(公式)

特にオートサイトは、40区画のうち12区画が電源・水道付き。
全サイトに車を乗り入れできて、各区画にはテーブル&ベンチも備え付け。
「ファミリーキャンプで欲しいもの、ほぼ全部揃ってるじゃん」っていう安定感がある。

▶ オートキャンプ場の詳細・料金(公式)

バンガローは、

  • 大バンガロー:定員8〜10名、和室+ベッド付き洋室の2タイプ構成
  • 小バンガロー:定員5〜6名、和室のみ
  • どちらもエアコン・キッチン・トイレ完備、間取り図も公式に掲載

という“ほぼ別荘”仕様。
公式には内部の間取り図まで載っているので、事前に「誰がどこで寝るか」までシミュレーションできる。

▶ バンガロー外観・間取り・設備(公式)

料金は、公式の「利用料金」ページに細かく出ていて、

  • オートキャンプ(電気・水道あり):1区画 4,040円(6月・2月は3,240円)
  • オートキャンプ(電気・水道なし):1区画 2,950円(6月・2月は2,360円)
  • バンガロー大:1棟 13,240円(6月・2月は10,590円)
  • バンガロー小:1棟 11,100円(6月・2月は8,880円)
  • フリーテント:1サイト 1,160円(6月・2月は930円)


▶ 利用料金一覧・シーズン別の料金(公式)

実際にファミリーで泊まったときの動きは、マジで“遊び倒しプラン”になる。

  • 午前:公園の大型遊具エリアで一通り遊ぶ
  • 昼:サイクリングターミナル「りんりん」でレンタサイクルして、サンセットブリッジ&園内サイクリング
  • 夏場なら午後は大型プールに直行
  • 夕方:サイトに戻って焚き火&晩ごはん、夜は星を見ながらまったり

南さつま市のサイクリング特集でも、
「吹上浜海浜公園サイクリングコース(約8.5km/ほぼ公園内/初心者向け)」として、
サンセットブリッジからの干潟ビューや、海沿いの景観が紹介されている。

▶ 吹上浜海浜公園サイクリングコースの紹介


▶ 吹上浜サイクリングロード|鹿児島県観光サイト

僕の感覚としては、ここは「キャンプ場に泊まれる巨大アスレチックパーク」みたいな場所。
とにかく遊びの選択肢が多いから、

  • 「テントのそばにずっといられない、子どもがすぐ飽きる…」

みたいな悩みを、ほぼ完全に消してくれる。

サイト選びのコツとしては、

  • 「がっつりキャンプ感を味わいたい」→ オートサイト or フリーテント
  • 「まずは快適さ重視でいきたい」→ バンガロー大・小
  • 「テントはあるけど設営はサクッと済ませたい」→ デッキサイト+小さめテント

あたりを基準に選ぶと失敗しにくい。

予約は、鹿児島県のキャンプ場予約システムからネットで空き状況を確認&そのまま予約できるので、
「電話予約が苦手」「サッと決めたい」タイプの人にもやさしい。

▶ 吹上浜海浜公園キャンプ場|予約・空き状況(鹿児島県キャンプ予約システム)

僕の肌感覚で言うと、吹上浜海浜公園キャンプ場は、

  • 「キャンプ+公園を遊び倒したい」ファミリー
  • 「バンガローで快適に泊まりつつ、外ではしっかりアウトドアしたい」人
  • 「子どもに“海と森と空”を一度に見せたい」親

このあたりにドンピシャでハマるキャンプ場だと思う。

こんなファミリーにおすすめ:
「キャンプ+公園を遊び倒したい」「バンガローで快適に泊まりたい」「子どもに“海と森”の両方を見せたい」

「朝から遊具と自転車で走り回って、
夕方はプール、夜はテントの前で焚き火。
子どもの“今日一日、めっちゃ楽しかった!”が、ここだと本当に濃い。」


⑦ 花瀬オートキャンプ場&バンガロー村(錦江町)|清流×五右衛門風呂×桜の自然公園

「人混みを避けて、川の音で目覚めるキャンプがしたい」って相談されたら、
僕が真っ先に思い浮かべるのが花瀬オートキャンプ場&花瀬バンガロー村だ。

場所は、大隅半島・錦江町にある花瀬自然公園の中。
ここは、溶結凝灰岩の石畳「千畳敷」が約2kmも続く景勝地で、
川底一面が石畳になった不思議な景色の中でキャンプができるという、かなりレアなロケーションなんだよね。

▶ 花瀬自然公園・キャンプ場・バンガロー村|鹿児島県観光サイト

まずオートキャンプ場。
錦江町公式によると、全14サイトに五右衛門風呂・炊事棟・コンセント(AC電源)を完備していて、
1区画の利用料は4,500円/泊(温水シャワーは10分100円)。

▶ 花瀬オートキャンプ場|錦江町公式

  • 設備:オートサイト14区画(全区画に五右衛門風呂・専用炊事棟・AC電源)/温水シャワー棟/多目的広場/遊具施設
  • 料金:オートサイト1区画 4,500円/泊・温水シャワー 10分100円
  • 特徴:全サイト車横付けOK・敷地内FREE Wi-Fi・直火OKの区画もあり

なにが最高って、サイトごとに五右衛門風呂がドーンと付いてること。
薪をくべて湯を沸かし、真っ暗な山あいで星を見ながら入る五右衛門風呂は、
正直、子どもより大人がテンション上がるやつ。
はじめて家族で体験したときは、
「これ一回やったら、普通のお風呂に戻れない…」って本気で思ったくらい。

サイトは少数精鋭の14区画だけだから、
大型の高規格キャンプ場みたいな“ワイワイ感”というより、
「静かな山あいで、川の音と虫の声を聞きながら過ごす」感じ。
夏場は、サイトのすぐ下を流れる花瀬川で、足をつけてチャプチャプ遊べるのも最高だ。

もうひとつの拠点が花瀬バンガロー村
錦江町公式によると、

  • バンガロー小:5〜6人用 10棟(台所・ベッド・浴室・トイレ・BBQコンロ・冷蔵庫完備)
  • バンガロー大:20人用 1棟(団体やグループ向け)
  • 収容人数は合計約70〜80名

宿泊料金は、小棟:大人1人1泊 2,800円/大棟:大人1人1泊 1,600円(4歳〜小学生は半額)が目安。

▶ 花瀬バンガロー村|錦江町公式(料金・設備)


▶ 花瀬バンガロー村の写真・レビュー(なっぷ)

バンガロー小は、バス・トイレ・キッチン・冷蔵庫・食器類・2段ベッド・寝具までフル装備
実際に泊まってみると、
「これ、山の中のロッジホテルでは?」ってくらい装備がそろっていて、
アウトドア初心者でも“ほぼ手ぶらで来て、外でBBQして、そのままベッドで寝る”という使い方ができる。

そして忘れちゃいけないのが、季節ごとの表情

  • 春:花瀬自然公園は桜とフジの名所で、4月には「花瀬公園まつり」も開催される
  • 夏:花瀬川での川遊び&バンガロー村近くの流水プール・スライダーで水遊び三昧
  • 秋:静かな山あいで落ち葉と虫の声、市街地より涼しくてキャンプしやすい

春先に行ったときは、川沿いの桜とフジが一気に咲いていて、
「花見+キャンプ+川遊び」が全部一度にできる贅沢な時間だった。

▶ 花瀬自然公園・桜とフジ・イベント情報(九州観光情報)

アクセスは、鹿児島県観光サイトの案内だと、

  • 鹿児島市からフェリー経由で車約2時間
  • 垂水市から車で約60分
  • 鹿屋市から車で約40分
  • 根占港から車で約25分

と、ちょっと距離はあるけれど、
「山の中にちゃんと来た感」と「静けさ」を両方くれる距離感だと思っている。

▶ アクセス・基本情報(鹿児島県観光サイト)

僕の感覚として、花瀬オートキャンプ場&バンガロー村は、

  • 水遊びが大好きで、川で遊ばせたいファミリー
  • 人が多い高規格キャンプ場より、静かな山あいで過ごしたい家族
  • 子どもと一緒に五右衛門風呂体験をしてみたい人

このあたりに、ガッチリ刺さるキャンプエリアだと思う。

こんなファミリーにおすすめ:
「水遊びが好き」「人混みを避けて静かに過ごしたい」「五右衛門風呂の体験もしてみたい」

「サイトのすぐ下で川が流れていて、
夜は五右衛門風呂を焚きながら星を待つ――。
花瀬は、“キャンプらしいキャンプ”をゆっくり味わいたい家族に、ちょうどいい場所だよ。」


⑧ サンセットブリッジ&吹上浜エリアで楽しむキャンプ(南さつま市)|夕日の絶景をセットで

吹上浜海浜公園に行くなら、僕は「サンセットブリッジまで行って夕日を見るプラン」を、ほぼマストでおすすめしている。
理由はシンプルで、ここまで“キャンプと夕日がセットになっている場所”って、なかなかないから。

サンセットブリッジは、万之瀬川の河口に架かる全長405mの歩行者・自転車専用橋
南さつま市の観光サイトでも、
「夕日に映える橋のシルエットが美しく、水鳥の観察にもおすすめ」と紹介されている、
吹上浜海浜公園の“顔”みたいな存在だ。

▶ サンセットブリッジ|南さつま市公式観光サイト


▶ サンセットブリッジ案内(吹上浜海浜公園公式)

鹿児島県観光サイトでも、

  • 全長405m・幅6mの自転車走行者専用PC斜張橋
  • 日本三大砂丘・吹上浜の白砂青松の海岸線を縦断するサイクリングロードのビューポイント
  • 東シナ海に沈む夕日が息をのむほど美しい絶景スポット

と、かなりしっかり“夕日スポット”として推されている。

▶ サンセットブリッジ|鹿児島県観光サイト

僕がファミリーに勧めている“黄金ルート”はこんな感じ。

  • 午前〜昼:吹上浜海浜公園キャンプ場をベースに、遊具エリアやプール、サイクリングで遊び倒す
  • 夕方前:キャンプ場からレンタサイクル or 車+徒歩でサンセットブリッジへ
  • 日没前後:橋の上から夕日&干潟&水鳥をゆっくり眺める
  • 日没後:キャンプ場に戻って、焚き火&晩ごはんタイム

南さつま市のサイクリング特集でも、
サンセットブリッジは吹上浜海浜公園サイクリングコース(約8.5km)のハイライトとして紹介されていて、
干潟に広がる国指定天然記念物「ハマボウ群落」や、ハクセンシオマネキなどの生き物観察スポットにもなっている。

▶ 吹上浜海浜公園サイクリングコース&サンセットブリッジ


▶ 吹上浜サイクリングロードとサンセットブリッジ(九州観光ポータル)

実際に僕が家族で行ったときも、
「夕飯をちょっと早めに仕込んでおいて、サンセットタイムに合わせて橋まで行く」という動き方にしたんだけど、
これがもう、完全に正解ルートだった。

  • 橋の上から見えるのは、干潟・砂丘・松林・東シナ海の水平線のフルセット
  • 風が気持ちよくて、子どもたちは自転車で行ったり来たり
  • 日が沈む直前、空の色がオレンジから紫に変わっていくタイミングが“写真タイム”

正直、ここで撮った家族写真は、あとで見返してもエモさが段違い
スマホでも十分きれいに撮れるから、家族の「今年の一枚」を狙うのにもぴったりだと思う。

楽しみ方のポイント:

  • サンセットブリッジは歩行者&自転車専用なので、子どもと一緒でも安心して橋の真ん中まで歩ける
  • 橋のたもとには駐車場・トイレもあるから、キャンプ場から車で移動してもOK
  • 干潟側では、干潮タイミングならハマボウやカニなどの生き物観察も楽しめる

キャンプとの組み合わせ方:
実際の宿泊は、前の項目で紹介した吹上浜海浜公園キャンプ場がベースになる。
キャンプ場からサンセットブリッジまでは、サイクリングロード経由でも、車+徒歩でもアクセスしやすい距離感だから、

  • 「昼は公園とキャンプ、夕方はサンセットブリッジ、夜は焚き火」

という流れを一日のテンプレにしてしまうと、
「今年いちばん充実した休日だったね」と言える一日になりやすい。

こんなファミリーにおすすめ:
「とにかく夕日が好き」「フォトジェニックな思い出写真を残したい」
「子どもに“海と空の色が変わっていく時間”を見せてあげたい」

「テントに戻る前に、ちょっと遠回りして橋の上へ。
サンセットブリッジの上で撮った一枚が、
そのキャンプ旅の“ベストショット”になること、かなり多いよ。」


⑨ アイランドアウトドアベース(渡連キャンプ場・奄美大島)|海と星空の“島キャンプ”を気軽に

「南の島で、子どもに本物の星空を見せたいんだけど、ガチの野営はちょっと不安…」
そんな相談を受けたときに、僕がよく名前を出すのが、奄美大島・龍郷町にある
アイランドアウトドアベース(旧・渡連キャンプ場/現 BEACH DOREN)だ。

場所は、奄美群島国立公園の中、ビーチ直結のアウトドア拠点
公式サイトでも、

  • 手つかずの海と山に囲まれた国立公園内
  • 地平線を望むビーチ直結の宿泊型アウトドア体験施設
  • (旧 渡連キャンプ場)

と紹介されていて、「島キャンプのベースキャンプ」としてかなり信頼できるポジションにいる。

▶ BEACH DOREN(旧:渡連キャンプ場)公式サイト

ちなみに、奄美大島公式観光サイトでは、いまでも
「アイランドアウトドアベース(渡連キャンプ場)」として宿泊情報が掲載されていて、
1組3,000円+大人1,000円・小人500円というシンプルな料金目安が確認できる。
(リニューアルで料金体系が変わる可能性があるので、最終的な金額は必ず公式でチェックを)

▶ アイランドアウトドアベース(渡連キャンプ場)|奄美大島公式観光サイト

いまのBEACH DORENのプラン構成は、ざっくりこんな感じ。

  • まるごと貸切:場内を丸ごと貸し切れるプラン。定員4名(最大12名)、
    料金は1泊20,000円〜で、「他のお客さんゼロ」という贅沢な使い方ができる。
  • 宿泊棟:1日1棟限定の宿泊棟。冷暖房完備+マットレスベッドで定員4名(最大6名)、
    1泊1棟 15,000円〜と、「島の小さなヴィラ」感覚で使える。
  • 手ぶらキャンプ:テントも寝具も冷暖房付きシェルターも全部コミコミ。
    定員6名で、1泊1名3,700円〜(6名利用時)という明朗会計。
  • キャンプサイト(直前予約限定):
    前日15:00以降から予約できる素泊まりキャンプサイト。まるごと貸切・手ぶらキャンプの予約が入っていない日だけ使える“裏メニュー”的な存在。

詳しい内容や最新料金は、公式の案内ページがいちばん正確なので
行く前に必ず一度チェックしてほしい。

▶ プラン一覧(まるごと貸切/宿泊棟/手ぶらキャンプ/キャンプサイト)

場内の共用スペースも、初心者ファミリーにかなり優しい。

  • 屋根付き共用スペース:フリーWi-Fi&共用冷蔵庫付き。
    雨の日や日差しが強い日もここで一息つける。
  • ビーチ直結:サイトからそのまま歩いてビーチへ。
    干潮時はリーフ(サンゴ礁)が顔を出して、生き物探しや浅瀬遊びが楽しめる。
  • レンタル&体験オプション:テントやファニチャー、BBQ・焚き火ギア、調理道具などのレンタルに加え、
    ウミガメの産卵・孵化の観察会や、ガイド付きのアウトドア体験も用意されている。

共用施設やレンタル、体験メニューの詳細は、公式サイト内の「ご案内」ページがよくまとまっている。

▶ 共用施設・レンタル・アウトドア体験案内

僕がここを推す一番の理由は、「島の自然との距離感」がちょうどいいところ。

  • テントの前から、そのまま素足でビーチへ
  • 干潮の時間を狙って、子どもと一緒にリーフで生き物探し
  • 夜、電気を少し落として空を見上げると、本当に“満天の星”がそこにある

初めて子どもと行ったとき、
ビーチで遊んだあとに一緒にシャワーを浴びて、
屋根付きスペースでアイスを食べながら風に吹かれて、
夜は波の音とミミズクの鳴き声を聞きながら眠ったんだけど、
「あ、これが“島時間”か…」って素直にしびれた。

アクセスも、意外とシンプル。

  • 奄美空港から:車で約30分(公式サイト/キャンプ予約サイトともに「約30分」と案内)
  • 名瀬港から:奄美大島公式観光サイトでは、バスで約50分と記載

車移動なら、空港からレンタカーでそのまま現地入り、
翌日は島内観光へ、という流れが組みやすい。

▶ BEACH DOREN アクセス情報(公式)


▶ アイランドアウトドアベース 交通案内(あまみの、公式)

僕の感覚だと、アイランドアウトドアベース(BEACH DOREN)は、

  • 「奄美旅行+1泊キャンプ」をセットにしたいファミリー
  • 海辺キャンプにチャレンジしたいけど、設備ゼロは不安…という初心者
  • ウミガメやリーフの生き物、満天の星空など、“島ならでは”の自然体験を子どもに見せたい親

このあたりに、めちゃくちゃフィットする場所だと思っている。

こんなファミリーにおすすめ:
「奄美旅行とキャンプをセットにしたい」「海辺のキャンプに挑戦したい」「南の島で本気の星空を見てみたい」

「昼はビーチで遊んで、夕方はリーフで生き物探し、
夜は波の音を聞きながらテントでゴロゴロ。
奄美の“島キャンプデビュー”をするなら、まずここから始めてみてほしい。」


⑩ 奥霧島・御池キャンプ村(宮崎県高原町)|霧島エリアと合わせて楽しむ“湖畔キャンプ”

「霧島観光もしたいし、でも人の多い温泉街より、静かなところで寝たいんだよね」
そんな話になったときに、僕がよく提案するのが奥霧島・御池キャンプ村だ。

ここは、日本初の国立公園に指定された霧島錦江湾国立公園の一角、
日本で最も深い火口湖ともいわれる御池(みいけ/最大水深約103m)のほとりにあるキャンプ場。
湖の青さと、周りを囲む野鳥の森の静けさが、本当に“時間の流れ”を変えてくる場所なんだ。

▶ 奥霧島 御池キャンプ村 公式サイト「御池野営」


▶ 奥霧島御池キャンプ村|宮崎県観光公式サイト

公式や観光サイトの情報をざっくりまとめると、施設はこんな感じ。

  • テントサイト:湖畔のフリーサイト中心。芝と土のサイトで、木立に囲まれたエリアも多い。
  • 高床式バンガロー:いわゆる“ツリーハウス感”のある高床タイプ。
    6畳ほどの洋室に寝具・冷蔵庫・エアコン・ローテーブルがある、シンプルで使いやすい造り。
  • コテージ/2階建てタイプ:家族やグループ向けの棟もあり、室内はフローリング+ベッドで“ほぼ山のロッジ”感覚。
  • 共用設備:炊事棟/トイレ(バリアフリー対応棟あり)/キャンプファイヤー場/親水広場/散策路など。
  • Wi-Fi:場内ほぼ全域で無料Wi-Fi利用OK。ワーケーションの拠点としても推されている。

高原町観光協会の案内や、ワーケーション向けの紹介記事を見ても、
「湖畔を眺めながら仕事ができる」「野鳥の声を聞きながら長期滞在も可能」と書かれていて、
実際に行ってみると、本当に“自然に包まれた合宿所”みたいな感覚になる。

▶ 御池野鳥の森公園キャンプ村|高原町観光協会


▶ ワーケーション施設としての御池キャンプ村(宮崎県ひなた暮らし)

ファミリー目線で「ここいいな」と思うポイントは、ざっくり言うとこの3つ。

  1. とにかく静かで、湖と森の存在感がデカい
    テントを張って、ふと音に耳を澄ますと、聞こえるのは
    「鳥の声」「風で揺れる木の葉の音」「湖岸に寄せる小さな波」くらい。
    人気の高規格キャンプ場みたいに、子どもの歓声と音楽で常にワチャワチャ…という感じではなく、
    「家族単位で静かに過ごす」のが基本モードだ。
  2. バードウォッチング&森の散策がしやすい
    周辺は国指定の「御池野鳥の森」になっていて、遊歩道もしっかり整備されている。
    キャンプ場の案内でも、バードウォッチング・森林浴・フィッシングなどが楽しめると書かれていて、
    実際、朝は双眼鏡を持った人たちが静かに歩いている姿もよく見かける。
  3. “山キャンプ+温泉+霧島観光”をセットにしやすい
    車で10〜15分圏内に、湯之元温泉・極楽温泉・皇子原温泉・御池の湯といった温泉が点在していて、
    日中は霧島神宮・霧島東神社・高千穂峰周辺を観光して、夜は御池で静かに寝る、という組み合わせがしやすい。

僕自身、ここを「番外編」として紹介したいのは、
「鹿児島側からもアクセスしやすい“お隣県のベースキャンプ”だから」というのもある。

  • 宮崎自動車道・高原ICから車で約18分
  • 高原ICまでは、鹿児島ICから車で約1時間30分(高速利用)
  • JR高原駅からは車で約15分

なので、鹿児島市内からでも、
「午前中に移動 → 昼過ぎにチェックイン → 夕方は湖畔散歩」くらいのスケジュール感で動ける。

▶ アクセス・周辺温泉・買い物情報(なっぷ)

テント泊はもちろんだけど、
「まずはバンガローやコテージで様子を見たい」というファミリーにもかなりいい選択肢。

  • テント:湖畔フリーサイトで、野鳥の声と一緒に朝を迎える
  • バンガロー:シンプルな室内に寝具&エアコンで「寝床の不安ゼロ」にできる
  • コテージ:小さな山の別荘感覚で、祖父母も一緒の三世代キャンプにも使いやすい

僕が初めて家族で泊まったときは、
1日目:霧島観光(霧島神宮〜高千穂河原) → 夕方に御池へ → 湖畔で簡単キャンプ飯 → 夜は星と焚き火
2日目:御池の散策路を歩いて野鳥観察 → 帰りに温泉&ソフトクリーム
という流れだったんだけど、
「観光地をまわったあと、最後に湖畔の静けさでクールダウンできる感じ」がすごく良かった。

子どもたちも、

  • 湖畔で石を投げて波紋を作る
  • 遊歩道で落ち葉を拾いながら歩く
  • 夜、テントから出て星を見上げる

みたいなシンプルな遊びだけで、けっこう満足してくれる。
「激しいアトラクションはないけど、そのぶん“心が静かになる系キャンプ”」って感じかな。

設備・特徴まとめ:

  • 設備:湖畔フリーサイト/高床式バンガロー/コテージ/炊事棟/トイレ/キャンプファイヤー場/親水広場
  • 特徴:霧島錦江湾国立公園内、日本最深クラスの火口湖「御池」の湖畔/野鳥の森と遊歩道/場内に無料Wi-Fiエリア
  • アクセス:宮崎自動車道「高原IC」から車で約18分/JR高原駅から車で約15分/鹿児島市内から車で約2時間弱

こんなファミリーにおすすめ:
「霧島エリアをゆったり巡りたい」「湖畔キャンプで静かな時間を過ごしたい」
「子どもに“森と湖のキャンプ”をじっくり味わわせたい」

「湖面にゆらぐ焚き火の明かりをぼーっと眺めていると、
いつもせかせかしている家族の会話も、自然とゆっくりになる。
霧島観光のラストを、御池の静けさで締めるの、かなりおすすめだよ。」


3|鹿児島の家族キャンプを“失敗させない”チェックリスト

キャンプ場を決めたら、次は準備。
ここをテキトーにすると、「あ、ここさえちゃんとしておけば…!」ってポイントでつまずきがちなんだよね。

僕自身、これまで何十回もファミリーキャンプをやってきて、
「ここチェックしてなかったせいでバタバタした」っていう反省メモが山ほどある。
その中から、初心者ファミリーが特につまずきやすいポイントだけを、ギュッとチェックリストにまとめてみた。

チェック1:風呂・温泉の営業時間と場所を確認した?

  • キャンプ場内の温泉・シャワーの営業時間&最終受付時間
  • 場外温泉を使う場合、キャンプ場からドア to ドアで何分かかるか

これは本当に声を大にして言いたい。
「お風呂問題をナメると、一気に疲れがドッとくる」

よくありがちなのが、

  • ご飯を先にゆっくり作って食べる
  • 「さぁ風呂行こうか」と思ったら、温泉の最終受付が終わっていた
  • 子どもが「え〜お風呂入りたかった〜」としょんぼり

…というパターン。僕も一度やらかして、子どものテンションが目に見えて下がったことがある。

なので、僕はいつも、

  • 「ご飯前に入るか、後に入るか」を事前に決める
  • 行きの車で、温泉の公式サイトや地図アプリを見て営業時間と移動時間をチェックしておく

この2つは、出発前のルーティンにしている。

チェック2:サイトの地面・区画の広さはイメージできてる?

  • 芝・土・砂利・ウッドデッキなど、地面の種類
  • テント+タープを張ったときにどのくらい余裕があるか
  • ペグが刺さりにくい地面かどうか(砂利・硬い地盤など)

ファミリーテントって、思っている以上に大きい。
「カタログのサイズだけ見て決めた結果、サイトにギリギリだった」って話、ほんとよく聞く。

僕も昔、区画サイトに
「ファミリー用トンネルテント+ヘキサタープ」をねじ込んだことがあるんだけど、
張り綱の余裕がなくて、夜中にちょっと風が吹いただけでバタついて眠れなかったことがある。

失敗を防ぐコツはシンプルで、

  • キャンプ場の公式サイトの写真・区画図を必ず見る
  • 口コミサイトやSNSで、自分のテントと似たサイズの人の写真をチェックする
  • 迷ったら「一回り広めのサイト」を選ぶ

この3つを押さえるだけで、設営のストレスはかなり減る。

チェック3:夜~朝の気温差対策、ちゃんと想像してる?

  • 鹿児島でも山間部や湖畔は夜グッと冷える(春・秋は特に)
  • 「昼は半袖OKでも、夜〜明け方は長袖&フリース必須」なことも多い
  • 子ども用には1枚多めの防寒ウェアを用意しておく

鹿児島って「南のほうだし、そんなに寒くないでしょ?」と思われがちなんだけど、
標高がちょっと上がるだけで、夜の体感は一気に変わる

僕も、春の北薩広域公園で
「昼はTシャツで汗かいてたのに、夜はフリース+薄ダウンでもちょっと冷えた」
っていう経験をしてから、

  • 子どもには「多いかな?」と思うくらい防寒を持っていく
  • 足元用に厚手の靴下やブランケットを必ず積む

この2つをマストにしている。

チェック4:虫対策・日焼け対策、甘く見てない?

  • 虫よけスプレー・蚊取り線香・ポップアップメッシュ(簡易蚊帳)
  • 日焼け止め・帽子・長袖ラッシュガード・サングラス

夏〜初秋の鹿児島は、日差しも虫も“本気モード”

虫対策をサボると、

  • 子どもが足を刺されまくる → 夜かゆくて寝つきが悪くなる
  • 朝起きたら家族全員「こんがりロースト」状態で、帰りの車が地獄

みたいな展開になりがち。
僕も一度、日焼け止めを塗り忘れて腕が真っ赤に腫れて夜の焚き火どころじゃなかったことがある。

なので、準備としては、

  • テント・タープ周りには蚊取り線香&ポータブルベープをダブルで配置
  • 子どもが昼寝する用に、折りたたみメッシュテントがあるとかなり快適
  • 海辺やプール付きキャンプ場では、ラッシュガードと帽子を“ユニフォーム化”する

このあたりを「最初からセット装備」にしておくと、かなり楽になる。

チェック5:雨の日の“プランB”、ちゃんと持ってる?

  • タープ(できればサイドウォール付き)を持っているか
  • 空きがあれば「バンガローやコテージに切り替える」選択肢があるか
  • 室内でできる遊び(トランプ・UNO・ボードゲーム・折り紙など)を用意しているか

キャンプ初心者ほどやりがちなのが、
「雨=中止 or ひたすら我慢」みたいな考え方。

僕は、ファミリーキャンプのときはいつも、

  • 「晴れプラン」と「雨プラン」をセットで考える
  • 天気が怪しければ、最初からバンガロー予約も視野に入れる

たとえば、

  • 晴れ:テント泊+外遊びメイン
  • 雨:バンガロー泊に切り替えて、室内遊び+温泉+焚き火は一瞬だけ

みたいに決めておくと、
当日「どうする!?」と悩む時間が減って、家族の空気もギスギスしにくい。

特に鹿児島は、山沿いで天気が変わりやすいエリアも多いから、
天気予報アプリと合わせて、キャンプ場や自治体の公式サイトのお知らせ欄も一度チェックしておくと安心だよ。


4|初心者ファミリーにおすすめのキャンプ持ち物

持ち物リストって、調べ始めるとキリがないよね。
だからここでは、僕が何十回もファミリーキャンプをやってきて
「これがあると、マジで満足度が一段上がる」と感じたアイテムだけに絞って紹介する。

どれも高級ギアじゃなくてOK。
“ストレスを減らして、楽しい時間を増やす道具”だと思ってもらえたらうれしい。


① 明るくて安全なLEDランタン(最低2〜3個)

  • 子どもが自分で持ち歩ける小型LEDランタン or ヘッドライト
  • サイト全体を照らすメインランタン
  • テント内に吊るせる軽めのランタン

夜のキャンプって、「明かりの質」で怖さが全然違う
焚き火の炎だけだと、テントの中やトイレへの道がちょっと心細いんだよね。

僕も昔、「ランタン1つでなんとかなるでしょ」と舐めて出かけて、

  • サイトはそこそこ明るいけど、テントの中は真っ暗
  • トイレに行くたびに、ランタンをサイトから持ち出してバタバタ

という、地味にストレスフルな夜を過ごしたことがある。

それ以降はもう、

  • メイン:サイトを照らす1台(据え置き)
  • サブ:テント内用に吊るす1台
  • 子ども用:1人1つ、小型ランタン or ヘッドライト

「2〜3灯体制」を基本にしてる。
LEDなら火の心配もなくて、安全性も高いから、初心者ファミリーはまずLEDを何個かそろえるのがおすすめ


② モバイルバッテリー&充電ケーブル

キャンプ中に頼るものを思い浮かべてみると——

  • ナビアプリ・地図
  • 天気予報・雨雲レーダー
  • 温泉やスーパーの営業時間チェック
  • キャンプ場の予約サイト・メール確認
  • そして、子どもとの写真・動画

そう、だいたい全部スマホなんだよね。

「大丈夫っしょ」と思って充電器を持たずに出て、
夕方にはバッテリー残量10%でヒヤヒヤ…という経験をしてから、
僕は20,000mAhクラスのモバイルバッテリー+家族分のケーブルを必ず持っていくようにしている。

特に山間部や離島のキャンプ場だと、電波が弱くてスマホのバッテリー消費が早くなることも多い。
「スマホが死んで温泉の場所がわからない…」は、地味に辛いので、
モバイルバッテリーは“保険”じゃなくて“必需品”くらいに思っておいてOK。


③ レインウェア&防寒ウェア

初心者ファミリーがやりがちなのが、「晴れ予報だから軽装でいいよね問題」

鹿児島でも、

  • 山あいのキャンプ場 → 夜〜明け方は一気に冷える
  • 湖畔・川沿い → 体感温度は街中よりだいぶ低い

ってケースが多い。
僕も、「昼は半袖で汗だく → 夜は震えながら焚き火に張り付く」みたいな失敗を何度かしてる。

ファミリーキャンプなら、

  • 薄手のレインウェア(上下):カッパ代わり&防風にもなる
  • フリース or ライトダウン:1人1枚はマスト
  • 子ども用は「ちょっと多いかな?」くらいの枚数を持っていく

この3点セットがあるだけで、
「急に冷え込んだ夜」と「予報にない小雨」にかなり強くなれる。


④ “カンタンごはん”用の食材セット

  • 焼くだけの肉・カット済み野菜・フランクフルト
  • レトルトカレー&パックご飯 or アルファ米
  • 子どもが喜ぶおやつ(マシュマロ・ポテチ・ホットケーキミックスなど)

これ、個人的にはかなり重要ポイントだと思っていて。

最初の頃の僕は、

  • ダッチオーブンで丸鶏
  • 燻製3種類
  • 手作りスープとアヒージョ

みたいに張り切りすぎて、
「料理に追われて子どもと遊ぶ時間が全然なかった」ってことがある。

それ以来、家族キャンプのご飯ポリシーは、

  • 「1品だけちょっと頑張る」(例えば、ダッチオーブンでローストポーク)
  • 他は全部“焼くだけ・温めるだけ”メニューにする

に落ち着いた。
これくらいにしておくと、「料理で疲れた」を防いで、子どもと遊ぶ時間をしっかり作れるんだよね。


⑤ 多めのゴミ袋・ウェットティッシュ

最後は、地味なんだけどないとめちゃくちゃ困るセット

  • 45L or 70Lのゴミ袋を想定の1.5〜2倍
  • ウェットティッシュをファミリーなら最低3パック
  • キッチンペーパー or ロールペーパー

キャンプって、とにかくゴミが出る。

  • 肉のトレー・ラップ
  • ペットボトル・紙パック
  • 子どものお菓子の袋

これに加えて、手やテーブルの汚れもガンガン出てくる。

特にファミリーの場合、
「子どもがお菓子まみれの手でテントに触る」のはほぼイベントみたいなものなので、
ウェットティッシュは多すぎるくらいでちょうどいい

僕はいつも、

  • サイトのテーブル
  • テントの入口
  • 車の中

この3カ所にウェットティッシュを配置して、
「汚れたらすぐ拭ける導線」を作るようにしてる。


この5つは、どのキャンプ場に行くときも、
「あ、これだけは絶対に忘れないようにしよう」と自分に言い聞かせているアイテムたち。
まずはここからそろえて、少しずつ自分たち家族の“定番装備”を作っていってもらえたらうれしい。

5|よくある質問(FAQ)

Q1. 初めてのキャンプで、いきなりテント泊はきつい?

A. 「正直ちょっと怖い…」と思ってるなら、いきなりテント泊にこだわらなくてOK
僕も友だちファミリーには、まず バンガローやコテージからのデビュー をよく勧めてる。

たとえば、
くにの松原キャンプ場(公式)
北薩広域公園キャンプ場(公式)
吹上浜海浜公園キャンプ場(公式)
みたいなところは、どこもエアコン・トイレ・お風呂付きのバンガローがしっかり用意されてる。

僕の定番ルートは、「1回目:バンガロー」「2回目:バンガロー+テント」「3回目:完全テント泊」みたいに、少しずつ野営度を上げていくやり方。
子どもが小さいうちは、まず寝床の安心感を優先してあげると、キャンプそのものを好きになってくれやすいよ。


Q2. 鹿児島のキャンプ場は冬も営業している?

A. 鹿児島は比較的あったかいから、県立公園系のキャンプ場は通年営業のところが多いよ。
北薩広域公園・吹上浜海浜公園・大隅広域公園なんかは、どれも冬も利用可能。

ただし、年末年始(だいたい12月末〜1月初め)だけ休業していたり、
設備点検でクローズする期間があったりするから、

この2ステップは必ずやっておいてほしい。
僕も冬キャンプのときは、まずここを見てから日程を決めてる。


Q3. 温泉付きキャンプ場のメリットって?

A. これはもう、「一日の終わり方が段違い」ってことに尽きる。
子どもが砂まみれ・汗まみれになって遊んだあと、そのままテントで寝かせるのって、親としてはちょっと気になるよね。

たとえば、
YUTTARI♨CAMP(公式) みたいに
キャンプ利用者は隣接の天然温泉「天神の湯」入り放題だったり、
北薩広域公園キャンプ場(公式) みたいに
場内に温泉付きバンガロー+大浴場があったりすると、

  • 夕方 → 温泉でさっぱり
  • 夜 → 焚き火&ごはん
  • 寝る前 → 体ぽかぽかのまま就寝

という「最高のループ」が簡単に作れる。
キャンプに不慣れな家族ほど、お風呂の安心感が“また来たい”につながりやすいよ。


Q4. 子どもは何歳くらいからキャンプを楽しめる?

A. 体感としては、3〜4歳くらいから「キャンプ行ったね」が記憶に残りやすいと感じてる。
もちろん個人差はあるけど、トイレやお風呂で大人の手間が減ってくるタイミングと、ちょうど重なるイメージ。

僕がよく勧めている順番は、

  1. デイキャンプ:日帰りでBBQ+焚き火だけ体験してみる
  2. バンガロー泊:寝床は室内で安心しつつ、外でごはん&焚き火
  3. テント泊:子どもが「また行きたい!」と言い出したら、いよいよテントデビュー

この三段階。
北薩広域公園や吹上浜海浜公園、くにの松原キャンプ場みたいに
バンガロー&テントサイトが両方あるキャンプ場を選ぶと、このステップアップがすごくしやすいよ。


Q5. 奄美大島のキャンプ場は、初心者でも行ける?

A. 結論から言うと、ちゃんと場所を選べば全然アリ。むしろ、初心者こそ一度行ってほしいレベルでおすすめ。
飛行機やフェリー移動が入るぶん、荷物の工夫は必要だけど、

奄美大島・龍郷町の
BEACH DOREN(旧 渡連キャンプ場・公式) や、
アイランドアウトドアベース紹介ページ(奄美大島公式観光サイト)
みたいな施設は、

  • 手ぶらキャンププラン(テント・寝具・シェルター付き)
  • 冷暖房付きの宿泊棟(小さなヴィラ感覚)
  • レンタルギア一式+ビーチ直結

といった感じで、「南の島の自然」と「キャンプ初心者への配慮」が両立してるんだよね。

僕も子どもを連れて行ったとき、
昼はビーチで遊ぶ → 夕方はリーフで生き物探し → 夜は波の音を聞きながら寝る
という一日を過ごして、「これはもう反則では?」と思ったくらい。
“島旅+キャンプ”を一気に味わえるので、旅好きファミリーには本気でおすすめ。


7|まとめ|家族で火を囲む時間は、きっと宝物になる

ここまでいろいろ話してきたけど、改めて伝えたいのは、
「鹿児島は、初心者ファミリーにめちゃくちゃ優しいキャンプのフィールド」だってこと。

温泉付きのキャンプ場も、遊具が充実した公園系キャンプ場も、
レンタルがそろった“手ぶら寄り”なキャンプ場もちゃんとあって、
しかもどこも、公式サイトや予約システムがしっかり整備されている。

もちろん、最初の一歩はちょっとドキドキすると思う。
でも、僕の感覚だと、「行こう」と決めてキャンプ場を予約した時点で、もう半分以上は成功しているんだよね。

  • トイレや炊事棟がきれいなキャンプ場を選ぶ
  • 場内 or 近くに温泉・シャワーがある場所を選ぶ
  • 遊具や芝生がある、“子どもが主役になれる公園系キャンプ場”を選ぶ
  • テントに不安があれば、遠慮なくバンガローやコテージから始める

たったこれだけの条件を意識するだけで、
「キャンプ=大変そう」から「意外といけるかも」に一気に変わるはず。

僕が家族キャンプでいちばん好きな瞬間は、夜の焚き火タイム。
それまで走り回っていた子どもが、ふっと静かになって、
炎を見つめながら、ぽつぽつとどうでもいい話をしてくれる時間。

「今日のあの遊具、もう一回行きたい」とか、
「マシュマロ、明日は倍ね」とか、そんな他愛もない会話なんだけど、
そういうのがあとから振り返ると、いちばん鮮明に思い出されたりする。

焚き火の前って、不思議とみんなの肩の力が抜ける。
普段は仕事や学校でバタバタしていても、
火を囲む時間だけは、ちゃんと家族のペースに戻れるんだよね。

だからこそ、僕は本気でこう思ってる。
「火を囲む時間は、人を自由にする」って。

この記事で紹介したキャンプ場は、どれも
初心者でも挑戦しやすくて、“ちゃんと自然を感じられる場所”ばかり。

次の休みに、まずはひとつ、気になったキャンプ場の公式サイトを開いてみてほしい。
そして、カレンダーを見ながら、家族に「この日どう?」って聞いてみてほしい。

鹿児島のどこかのサイトで、
あなたの家族が焚き火を囲んで笑っている光景を想像しながら、
僕もまた次のキャンプの予定を立てようと思う。

鹿児島のキャンプ場で、あなたと家族の新しい物語が始まりますように。


「鹿児島でもっといろんなキャンプ場を知りたい」「別パターンの焚き火旅も気になる」という人は、ぜひこちらの関連記事もどうぞ。

8|情報ソース一覧(公式・観光サイトなど)

※営業時間・料金・設備は変更になる場合があります。
必ず最新情報を各公式サイト・予約サイトでご確認ください。

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