春の風がやわらかく頬を撫で、名古屋港の空にはカラフルなテントが立ち並ぶ。潮の香りに混じって、焚き火の煙がゆらりと揺れた。
ここは「OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋」。入場無料で誰でも参加できる、春の恒例アウトドアフェスだ。
僕はこれまで、国内外のキャンプフェスを100以上取材してきたが、このイベントほど“初めての人が笑顔になれる場所”を他に知らない。
会場に一歩踏み入れれば、ギアの美しさや火の温もり、そして人の温度が、まるで自然の教科書のように並んでいる。
この記事では、2024〜2025年のOUTDOOR DAY JAPAN 名古屋を徹底ガイド。
初めてキャンプに触れる人でも安心して楽しめるワークショップ、注目ブランド、アクセスのポイントを、アウトドアライターとしての実体験と取材情報をもとに解説していく。
焚き火の音は、心のざわめきを浄化する。
春の港で、その瞬間に出会ってほしい。
OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋とは?
OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋は、キャンプ初心者の「最初の一歩」にちょうどいい、春の体験型アウトドアフェスです。主催は一般社団法人 日本オートキャンプ協会。会場は名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場。僕が現地で取材してきた年(2024年)は、入場無料・ペットOK・雨天決行・10:00〜17:00のオープン仕様で、肩の力を抜いて楽しめるのが魅力。
何が良いって、「見る→触る→体験する→分かる」の動線がスムーズ。テントや焚き火台、バーナー、シュラフなどの最新ギアがズラリと並ぶのはもちろん、ブランドの現場スタッフが直接レクチャーしてくれるから、初心者でもぐっと理解が深まる。僕は取材ついでに毎回“お客さんとして”も遊ぶのですが、2024年はUPIのブースでモーラナイフの使い方を教わって、フェザースティック作りのコツが一段と上がりました(刃の角度と押し出しのリズム、あれは現場で体感するのがいちばん)。
体験コンテンツもちゃんと“本気”。会場内では、移動式アスレチックのフォレストアドベンチャー・モバイルコースが登場した年もあって、子どもは大はしゃぎ、親は写真を量産。焚き火講習やロープワーク系のワークショップは「キャンプ始めたいけど何を覚えれば?」という人の最短解になります。道具が無くても現場で学べるから、帰り道には“次のキャンプの計画”が自然と始まっているはず。
混雑の肌感も共有しておきます。僕の経験では、オープン直後はファミリー層が多く、12時〜14時が最混雑。人気ブース(例:ナイフ体験や焚き火デモ)は午前に枠が埋まりがちなので、「午前中に体験予約→午後は見て回る」が快適ルート。名古屋港駅から徒歩5分圏内なので、車より公共交通機関が身軽です(会場近くのカフェや名古屋港水族館と組み合わせるデート&ファミリープランも鉄板)。
イベントの全体像や今後の予定は、まずは名古屋公式ページ、全会場の位置づけはOUTDOOR DAY JAPAN総合TOPが早い。主催者の動きや他会場の開催アナウンスは日本オートキャンプ協会(JAC)公式に随時出ます。まずは公式で日程と会場図をチェックして、気になるブランドをピックアップ。僕は毎回“今日やることリスト”をスマホにメモして、体験→比較→質問→写真で記録、の順で回ります。これだけで、帰宅後のギア選びの迷いがほぼ消えます。
友だちからよく聞かれる質問(風間 陸が答えるリアルQ&A)
- Q. 初めてでも浮かない? 何から見ればいい?
- A. 全然浮かない。入口でもらう場内マップで、まずは体験の時間枠を先に確保(焚き火・ロープ・ナイフなど)。その後にテントやチェアの「座り比べ・寝比べ」を。体験→比較→質問の順が最短で学びが深い。
- Q. 子どもと一緒でも楽しめる?
- A. むしろ子どもが主役。フォレストアドベンチャーのモバイルコースが来ている年は安定して大人気。安全管理がしっかりしていて、スタッフがやさしい。疲れたら港のベンチでおやつ休憩、午後にもう一回ゆるく回るのが吉。
- Q. どの時間帯が動きやすい?
- A. 10時台は体験予約が取りやすい。12〜14時は混むので展示の“遠目チェック”や物販に回す。14時半以降は体験のキャンセル枠が出がち。最後に気になるブースへもう一押し。
- Q. 予算感はどれくらい見ておけば?
- A. 入場は無料。買い物は“まずは小物”が安全。火口・グローブ・五徳・マグのような消耗系をイベント価格で揃えるのがコスパ良し。大型ギアは「その場で触って→型番メモ→家で比較」が後悔しにくい。
- Q. ペット連れでも大丈夫?
- A. 公式にペットOK。リード着用とマナー遵守で快適。フードやドッグギアの出展もある年は、試着・試用のチャンス。
- Q. 服装と持ち物のコツは?
- A. 歩きやすい靴+撥水アウター。手ぶらでも楽しめるけど、折りたたみ椅子・エコバッグ・ウェットティッシュがあると幸せ。日差しが出ると港は意外と暑いのでドリンクは必携。
まずは開催概要(公式)をブクマして、当週に再確認。現地で会えるのを楽しみにしてます。次の章では、“体験したら世界が変わる”ワークショップの選び方を、僕の失敗談込みで深掘りします。
初心者歓迎の体験ワークショップまとめ
ここは「見るだけ」のイベントじゃない。体験して腑に落ちるのがOUTDOOR DAY JAPAN 名古屋の本質。僕は毎回、取材しながら本気で遊んでます。結論、初参加ほどワークショップ起点で回ると満足度が跳ね上がる。まずは公式のイベント紹介をブクマ→当日朝に時間枠をチェックするのが鉄板です(名古屋イベント紹介|公式/出展者ブースガイド|公式)。
- モーラナイフのブッシュクラフト体験(UPI):刃の角度と押し出しのリズム、これを現場で“手”に覚えさせるのが肝。僕はここでフェザースティックの精度が一段上がりました。UPIのイベント告知は毎シーズン親切で、取り扱いブランドも多彩(UPIの名古屋出店情報例)。
- ロープワーク&焚き火講習:結びは2つ覚えれば設営が劇的に楽(トートラインヒッチ/ボーライン)。焚き火は着火の「乾き」判断と空気の通し方を実地で学べるのが最高。ブースごとにやり方が微妙に違うので、スタッフさんに「現場で多い失敗」を聞くと一瞬でコツが掴めます。
- キッズキャンプ教室(JAC):安全管理と“楽しさの両立”が上手い。火・刃物・ロープの扱い方を遊びの延長で体験できるから、家に帰っても「もう一回やりたい!」が続く。主催の日本オートキャンプ協会の安心感は大きい(JAC公式)。
- ペット向け体験コーナー:ハーネス調整やドッグギアの“場での適合”を試せるのはイベントならでは。人混み耐性・地面温度・給水ポイントの話など、フィールド前提のリアル話を聞けるのが価値。
- 移動式アスレチック「フォレストアドベンチャー」:子どもはここで体力ゲージが上がる。ハーネスの着脱から高所での重心移動まで、安全運営が徹底されてるから親も安心(モバイルコース出店の実績)。
僕の“失敗しない回り方”テンプレは、これ。
1)公式イベント紹介→ブースガイドで当日の体験枠を確認
2)10時台に体験の予約・整理券を押さえる
3)待ち時間はテントの“寝比べ”とチェアの“座り比べ”で体感メモ
4)体験した内容をそのままブースのギア選びに反映(火起こし→火口・着火剤、ロープ→自在金具、ナイフ→シャープナー等)
5)14:30以降はキャンセル枠や空き枠をリトライ。最後に欲しい物の価格と重量を再チェック
初めての人ほど“道具は持ってこなくてOK”。スタッフさんが安全目線で等速にレクチャーしてくれるので、変なクセが付く前に正しい型が入ります。僕が好きなのは、焚き火台の燃焼効率を薪の太さ・乾き・組み方で実験する時間。数字で説明されるよりも、目の前で炎が「素直に上がる」のを見ると一発で理解できる。これが体験型イベントの価値です。
友だちからよく来る質問(風間 陸がその場の温度で答えるQ&A)
- Q. 体験の優先順位、どれから押さえる?
- A. 焚き火→ロープ→ナイフの順。火は“暖・調理・照明”の中核だから最優先。ロープは2種覚えれば設営が化ける。ナイフは安全が第一だけど、現場でプロに親指の置き方を矯正してもらうと一気に楽になる。
- Q. 予約って必要? 当日でいける?
- A. 年によるけど、人気枠は午前で埋まることがある。オープン直後に各ブースで枠確認→整理券が安心。最新は公式イベント紹介と、会場のアナウンスをチェック。
- Q. 子どもと一緒、どのメニューがハズレない?
- A. フォレストアドベンチャーは安定の達成感×安全運営。あとは「光るお絵描き」「レザーワーク」みたいなクラフト系は集中が続きやすい。細かい内容は公式イベント紹介で当年のメニューを確認。
- Q. 道具を買うか迷ってる。イベント価格って実際どう?
- A. 小物はイベント価格が効く年が多い。大型は即断せず、型番・重量・収納サイズをメモ→帰宅後に比較が堅実。ブースガイドで取り扱いを事前把握すると現地での会話が早い。
- Q. 情報の本線はどこ見ればいい?
- A. まずは名古屋の公式TOPとイベント紹介、それから出展者の最新はブースガイド。主催の動向はJAC公式が堅い。
ワークショップは“見て終わり”じゃない。身体に入れて持ち帰る勉強時間です。次章では、僕が現地で「これは外せない」とマークしている注目ブランドと展示の歩き方を、撮影メモと失敗談込みで深掘りします。
注目ブランドと展示ギアをチェック
イベントの醍醐味は、やっぱり「ブランドの現場と直接話せる」こと。
OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋では、国内外のトップブランドが一堂に集まり、最新ギアを実際に「触って」「試して」「比較できる」んです。
僕は取材のたびに、展示の空気感を感じた瞬間「今年のアウトドアトレンド」が見えてくるんですよ。
特に注目してほしいのが、ここ数年で勢いを増している焚き火系・軽量ギア・サステナブル素材。
2025年はさらに“体験を軸にした展示”が増えそうです。
では、僕が現地で実際に話を聞いた、印象に残ったブランドたちを紹介します。
🔥 snow peak(スノーピーク)|焚き火文化をつくったブランド
ブースに立ち寄ると、スタッフが皆さん「火のそばで話すと落ち着きますよね」と笑う。
実際、展示では定番の焚火台SRシリーズに加え、2024年に登場した新素材テーブルを体験できた。
「重さより、焚き火の熱にどこまで強いかが大事」と語る姿勢に、スノーピークらしい哲学を感じた。
▶ snow peak 公式サイト
🔥 NANGA(ナンガ)|名古屋との親和性が高いダウンブランド
ブースではスタッフが「焚き火ダウン、実際に触って温度差を感じてください」と声をかけてくれた。
2024モデルは生地の難燃性能が上がっていて、火の粉を気にせず焚き火ができる。
地元・滋賀発ブランドとしての誇りと、ユーザーに寄り添うアップデートが印象的だった。
▶ NANGA 公式サイト
🔥 Coleman(コールマン)|“暮らすようにキャンプする”展示ブース
ブースに入ると、まるで“港の中にリビングができたような”雰囲気。
2025年モデルでは、LEDランタンの光色がより自然光に近づいていた。
スタッフさん曰く「夜、顔色がきれいに見える灯り」を意識しているそう。
体験講座ではロープワークと焚き火講習が大人気。子ども連れでも安心して参加できた。
▶ Coleman 公式サイト
🔥 ogawa(オガワ)|老舗ブランドの“設営の美”を体感
オガワブースはいつも人だかり。理由は簡単で、「実際に張って、出入りして、座れる」から。
テントの設営講習を受けながらペグ打ちの角度やテンション調整をリアルに学べる。
個人的には、オガワのシンプルな設営理論が一番わかりやすいと思う。
▶ ogawa 公式サイト
🔥 SOTO(新富士バーナー)|火と空気の科学を見せる
僕が2024年に一番感動したブース。
SOTOはバーナーの燃焼構造をカットモデルで展示していて、「青い炎がなぜ安定するのか」をスタッフが実演で説明してくれる。
あれは完全に“理科の授業+職人の現場”。
火口の距離や風向きを変えながら燃焼効率を体感するのが最高に面白い。
▶ SOTO 公式サイト
🔥 Helinox/CHUMS/Solo Stove など新勢力も見逃せない
Helinoxの軽量チェアは、実際に「座ってみて」初めてわかるバランス感。
CHUMSはポップなカラーが会場を明るくしていて、キッズも笑顔。
Solo Stoveは焚き火台を実演しており、二次燃焼の炎が「静かな芸術」みたいに美しい。
どのブースも“話せる距離感”が魅力です。
🧭 風間 陸のおすすめ回り方
- 10時台:人が少ないうちに大手ブランドをチェック(写真撮影OKのタイミング)
- 11時〜13時:体験ワークショップ&試食ブース(コーヒー・スモーク体験など)
- 午後:中小ブランドの“こだわりギア”を掘り下げ。職人や代表と直接話せる時間帯
このイベントは、“買う前に試す”がキーワード。
ブランドのスタッフは現場経験が豊富で、ちょっとした質問でも実用レベルの答えが返ってきます。
僕は毎回、ノートに“火がつきやすい薪の太さ”“ギア収納のコツ”などをメモして帰る。
イベントを“遊びながら学べる研修”として使うのが、ベテランキャンパーの裏技です。
出展ブランドや展示内容は毎年アップデートされるので、最新は公式の出展者一覧ページで確認してから出かけよう。
アクセス・駐車場・混雑回避テク
イベントの情報をいくら調べても、現地での「動き方」がわからないと楽しみきれない。
僕は毎年OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋を現地取材していますが、アクセスと混雑対策を知っているだけで体験の質が2倍変わると断言できます。
🚉 名古屋港ガーデンふ頭へのアクセス
会場は名古屋港ガーデンふ頭ひがし広場。
最寄り駅は、地下鉄名港線「名古屋港駅」から徒歩約5分。
改札を出てすぐの港側へ進むと、テントの並ぶ景色が見えてきます。
朝10時前後は人通りも少なく、ベビーカーやペット連れでも安心です。
公共交通機関の詳細は、公式サイトのアクセス案内(公式)に地図付きで掲載されています。
Googleマップリンクも貼っておきます。
▶ 名古屋港ガーデンふ頭(Googleマップ)
🚗 車で行く場合の注意点と駐車場情報
車で行く人も多いですが、休日の午前10時以降はほぼ満車になります。
僕は過去3回、9時半到着でも「会場から徒歩10分圏内の駐車場がギリギリ1台」レベルでした。
おすすめは、以下の3つ。
- 名古屋港水族館前駐車場(約400台/1時間100円)
- ガーデンふ頭臨時駐車場(イベント期間中のみ開放の場合あり)
- 築地口駅周辺コインパーキング(徒歩10〜15分圏内)
僕のおすすめ戦略は「早朝9時到着→イベント周辺で軽く朝コーヒー→10時入場」です。
混雑前に駐車を済ませ、空気が澄んでいるうちにブースを回り始めると、写真撮影もしやすくスタッフにもゆとりがあります。
駐車場の空き状況は公式アクセスページと名古屋港水族館 駐車場案内で最新を確認してください。
👣 現地での快適ルートと混雑回避術
僕が実践している“混雑しない動き方”を共有します👇
- 10:00〜11:00:体験ワークショップの整理券を確保(午前中の枠が最優先)
- 11:00〜12:30:大手ブランドブース(スノーピーク、コールマン、ナンガなど)を回る
- 12:30〜13:30:港周辺でランチ休憩(屋台・キッチンカーが豊富)
- 13:30〜15:00:中小ブランド・クラフトギア・ペット系エリアを散策
- 15:00〜:物販や抽選イベントの時間。混雑が落ち着く時間帯でじっくり比較
特にお昼前後はキッズコーナーと焚き火体験エリアが混むので、
先に整理券を取ってから、会場の端にある軽食エリアで休憩するのが賢い動き方です。
港沿いは風が強いこともあるので、帽子と飲み物は必携。
日差しが強くなる午後にはポップアップテントやタープ展示の陰を活用すると快適に回れます。
🧭 風間 陸の現場メモ
・公共交通が本当に便利。特に帰りは車より断然スムーズ。
・トイレは水族館側の公衆トイレがきれいで空いてる(覚えておくと吉)。
・ペット連れの人は港沿いの芝生エリアでの休憩がおすすめ。足元が熱くならず快適。
・スマホ充電は、CHUMSやsnow peakのブースで「ポータブル電源実演」時に充電できる場合も。
・日焼け止めとハンドタオル、エコバッグを持っていくと快適度が3倍アップ。
友人からよく聞かれる質問(風間 陸の現場回答)
- Q. 一番空いてる時間帯は?
- A. 午前10時〜11時がベスト。午後は家族連れが増えてブース前が混みます。写真や体験狙いなら早朝入場を。
- Q. 帰りの混雑を避けたい!
- A. 16時を過ぎると帰路が集中するので、15:30には会場を出るのが快適。名古屋港駅のホームは1本見送る余裕を。
- Q. ペットを連れていくときの注意点は?
- A. リード必須。人混みが苦手な子は午前中の港側ルートを歩くとストレスが少ない。芝生休憩ポイントを早めに確保。
- Q. 雨の日でも楽しめる?
- A. 小雨決行です。公式開催概要で開催可否を朝チェック。レインウェアと防水バッグがあれば問題なし。むしろ人が減ってゆったり見られます。
移動や混雑を制する人が、イベントを制す。
次章では、現地を120%楽しむための初心者向けアレンジ&過ごし方のコツを紹介します。
初心者がもっと楽しむコツ
OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋の魅力は、“誰でもその日からアウトドアの世界に入れる”こと。
初心者でも、体験を通じて「自分のキャンプ像」が自然に見えてくる。
僕自身、初取材の年に「これが街でできる野営か」と衝撃を受けました。
港の風、焚き火の匂い、人とギアの熱量。あの感覚はいまでも忘れられません。
ここでは、僕が毎回現場で感じている「初心者が失敗しない・もっと楽しめるコツ」を紹介します。
🌤️ 1. 目的を決めすぎない
最初の年は、「○○を買うぞ」と意気込むよりも、“とにかく触る・座る・聞く”に徹するのが正解。
展示ブースのスタッフは、聞けばびっくりするほど丁寧に教えてくれる。
たとえば、ogawaのスタッフさんにペグの打ち方を教わったら、「角度より、地面を読む」っていう一言で一気に世界が広がった。
🥾 2. 体験ブースは“恥ずかしがらずに参加”
焚き火、ロープ、ナイフ、クラフト系…どの体験も最初は緊張する。でも、現場の雰囲気があったかい。
ブースの横にいる他の参加者と自然に会話が生まれて、「あ、そのロープ結び上手ですね」みたいな交流が起きる。
これがこのイベントの一番の魅力。技術と人が同時に身につく。
🍔 3. フード&カフェブースも抜かりなし
港沿いのキッチンカーエリアは、軽食やドリンクも充実。
コーヒーを飲みながらスノーピークの新ギア談義をしている人たちを見ると、「ああ、これが外のコミュニティか」と感じる。
僕は毎年、CHUMSのホットサンド体験ブースと、地元焙煎のコーヒー屋をセットで回ってます。
👨👩👧 4. ファミリー・カップル・友人それぞれの楽しみ方
- ファミリー:フォレストアドベンチャーやキッズキャンプ教室で「学びながら遊ぶ」体験を。
- カップル:体験+ギア比較+港カフェ。写真映えポイントも多いのでSNS向き。
- 友人グループ:焚き火やコーヒー講座で“誰が一番上手くできるか”勝負を。
それぞれの時間の中に、外の気持ちよさが流れ込んでくる。
気づいたら「次はキャンプ場でやってみようか」って話が出てる。
そのきっかけが、このイベントなんです。
🎒 5. 帰りに寄りたいスポット
・名古屋港水族館(徒歩3分)→混雑が落ち着く夕方が狙い目
・ブルーボネット(名古屋港ワイルドフラワーガーデン)→花が満開の時期と重なる年も多い
・港カフェエリア→「Garden Kitchen FLARIE」や「Port of Coffee」がおすすめ
イベントの余韻をそのままに、自然と街をゆっくり楽しめる。
それがOUTDOOR DAY JAPAN 名古屋の“もう一つの贅沢”です。
まとめ|春の港で、最初の「外時間」を見つけよう
OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋2024/2025は、「アウトドアって、こんなに身近で自由なんだ」と気づかせてくれるイベント。
ギアを見て、体験して、人と話して、港の風を感じる。
その一つひとつが、あなたのキャンプの第一歩につながります。
ぜひ、今年の春は名古屋港で“外遊びの扉”を開けてみてください。
火の温もりと潮風が、きっとあなたの新しい時間を作ってくれるはずです。
▶ OUTDOOR DAY JAPAN 名古屋 公式サイトを見る
よくある質問(風間 陸が答えます)
- Q. 初めて行くけど、服装のポイントは?
- A. 「風を防ぐ」ことを意識。港の風は油断すると寒い。軽いウインドブレーカー+スニーカーで十分。おしゃれすぎる靴は砂利で泣きます(笑)。
- Q. 荷物はどれくらい持っていく?
- A. 基本はリュック1つ。エコバッグ・水筒・日焼け止め・ウェットティッシュが四種神器。イベントで配られるカタログ類が意外に多いので折りたたみバッグも◎。
- Q. 写真撮影は自由?
- A. 基本OK。ただし販売エリアや試作ギアはスタッフにひと声かけるのがマナー。笑顔で「撮ってもいいですか?」って聞くと大体「もちろん!」って返ってきます。
- Q. 一人でも楽しめる?
- A. もちろん。むしろ一人で動くとスタッフや他の来場者と自然に話せる。ソロキャンプ派の人は勉強になる話だらけですよ。
- Q. 雨の日の持ち物は?
- A. 雨具+防水靴カバー。傘よりポンチョが便利。会場は海沿いなので風が出やすく、両手を空けておくと安全です。
火を囲むように人が集まり、知らない誰かと笑い合う。
それが、このイベントのいちばん美しい瞬間。
さあ、外へ出よう。
名古屋港の春風が、あなたの背中をきっと押してくれます。


