夜明け前、テントの外はマイナス15度。
凍てつく大地を、静かに渡る風がテントの幕を叩く。
その音を聞くたびに、僕はいつも思う──
「ここでは、自然が先生であり、試験官でもある」と。
僕はアウトドアライターとして、これまで北海道を中心に延べ300泊以上のキャンプを重ねてきた。
マイナス20℃の雪原で一夜を過ごし、暴風雪の中でテントを張り、何度も結露に悩まされた。
その経験のすべてが、今日この記事の“実戦知”になっている。
この記事では、「結露」「低温」「防風」という北海道の冬キャンプ三大課題を、
実際のフィールドデータと現場知識をもとに徹底的に解説する。
メーカーの理論ではなく、現場の息づかいと共に語る“真冬の生存術”。
あなたが氷点下の夜に焚き火の温もりを心から楽しめるよう、ここにすべてを詰め込んだ。
さあ、北の大地が静かに白む前に──
寒さを味方に変える準備を始めよう。
北海道の冬キャンプが特別な理由

「北海道の冬は寒い」――それ、半分しか合っていません。僕が通い続けてわかった核心は、寒さ×風×積雪の“複合条件”が体験の質を一段引き上げるという事実。実際、北海道の内陸では−20℃クラスが珍しくなく、弱い風でも体感は一気に下がります。だからこそ、装備と設営の精度が結果を左右する。ここが本州の冬キャンと決定的に違うポイントです。
公式の気候平年値や注意喚起も、僕の現場感覚と一致しています(気象庁:日本の気候概説 / 北海道庁:冬の注意喚起)。
僕が体で学んだ「北海道だけのリアル」
- 夜明け前の−17℃&微風5m/sで、結露が“霜”に変わる。テント天井の水滴が薄氷になり、朝日でパラパラ降る。ここで換気ルートをクロス(入口上部とベンチレーター対角)にすると、湿気の抜けが段違い。素材はポリコットンor二重幕が安定。
- 風の当て方で一晩の快適さが決まる。入口は必ず風下。設営前に雪面を圧雪→水平出ししてからスカートを埋め、スノーペグは45°逆張り。これで吹き上げとバタつきが激減。
- 暖房は“火力”より“運用”が差を作る。灯油ストーブ+CO警報機+定期換気。実体験として、−15℃の夜でも20〜30分に1回の微換気で室温を維持しつつ結露も抑制できた。国交省(北海道開発局)の冬季安全資料でも一酸化炭素中毒への注意が明記されています。
- “歩き方”まで北海道仕様。撤収時、アイスバーンの駐車場での転倒はあるある。北海道庁が案内する「ペンギン歩き」は本当に効く。重いギアを持つ冬キャンパーほど体感できます。
公式データで見る“条件の厳しさ”とおもしろさ
気象庁の平年値(1991–2020)では、北海道の主要地点は冬季に明確な低温傾向。内陸では最低−20℃級が「しばしば」観測されるとされ、これが結露・凍結・燃焼効率に直結します(JMA概説 / JMA平年値一覧)。数値の裏付けがあるから、僕らは装備選定と設営手順を“再現性高く”最適化できるわけです。
僕の“再現性ある”セットアップ(そのまま真似してOK)
- サイト選び:林縁の風下側・吹き溜まり回避。除雪後の氷面は避ける。
- 土台づくり:雪面を圧雪→水平→踏み固め(スノーシューやスコップ背でタッピング)。
- 幕体と素材:冬はポリコットンorダブルウォール。ベンチレーターは常時開放、小窓でクロス換気。
- 固定:スノーペグ+ガイは低めの角度でテンション一定。吹雪予報なら予備ガイを追加。
- 暖房運用:灯油ストーブ+CO警報機+20〜30分ごとの微換気。給油は完全消火・冷却後。札幌市消防局も暖房器具火災への注意を公式に呼びかけています(札幌市消防局 手稲消防署)。
- 行動管理:撤収判断は風で決める。視界不良・強風予報なら「設営しない勇気」。
「北海道ならでは」の楽しみ方も強烈
- 音の世界:完全無音の雪原で、焚き火のパチパチが“立体音響”。火に手をかざす時間が、いちばん贅沢。
- 朝の儀式:テント内の薄氷をサッと払ってから湯を沸かす。“霜コーヒー”の一口目は別次元。
- ギア育成:低温で素材の差が露骨に出る。だからこそ選ぶ・試す・調整するが楽しい。
最後に“権威性”の話。日本キャンプ協会(National Camping Association of Japan)は長年、指導者養成を通じて安全・教育的価値を発信してきました。僕は現場側の人間として、その知見を北海道の極寒という実地で検証し、再現可能な手順に落とし込んでいます。だからこの章は机上の空論じゃない。あなたが今季デビューでも、次の週末にすぐ試せます。
よくある質問(風間陸が友だちに答えるノリで)
Q. 本州で冬キャン慣れてれば、北海道も余裕?
A. 正直、別ゲー。風と積雪の質が違う。まずは1泊目から「風下入口・クロス換気・圧雪土台・CO警報機」の4点セットで。公式も寒冷と転倒・落雪に注意喚起してる(北海道庁)。
Q. 暖房、灯油とガスどっち?
A. −10℃を下回ると灯油の安定感が光る。どれを使っても換気&CO警報機は絶対。運用ミスは命取り。国交省資料にもCO中毒注意が明記(北海道開発局)。
Q. 結露で寝袋がビシャビシャ…どうしてる?
A. 僕はクロス換気+吸湿クロス+就寝前ぬる燗換気1回でほぼ解決。幕体はポリコットン or 二重幕推し。朝イチで霜を払ってから湯沸かしが最短手。JMAの平年値を見ても北海道の低温は顕著だから、“湿気を出し続ける”運用が鍵(気象庁 平年値)。
Q. 初心者が一番やりがちな事故は?
A. 暖房周り。給油の消火・冷却待ちをサボらないで。札幌市消防局の実績データでもストーブ火災が増える季節性が出てる(札幌市消防局)。あと、撤収時の転倒と落雪にも要注意(北海道庁)。
結露との闘い|テント内を「ドライ」に保つ科学と工夫

結論からいくよ。冬の結露は「避ける」じゃなくて“管理する”。これが北海道で300泊以上やって辿り着いた現実解。物理はシンプルで、室内の水蒸気が露点に達すると壁やフライで水滴→氷になる。だから僕らがやるのは、①湿気を出しすぎない ②露点を跨がせない ③濡れても素早く逃がす。この3本柱で安定する。
1)素材と構造の正解:ポリコットン or ダブルウォール+常時ベンチレーション
- 幕体素材:冬はポリコットン(吸放湿が効く)か、ダブルウォール構造(結露は外側=フライに集約)を基本に。高品質テントメーカーの公式解説でも、「結露ゼロのテントは存在しない」が前提。重要なのは内外幕の適切なクリアランスと通気。
- ベンチレーター:ベンチレーターは常時開放。出入口の上部と反対側の高い位置を開けて対角線(クロス)で抜くと、停滞層が消えてテント上部の氷膜が明らかに薄くなる。
2)設営で7割決まる:空気の通り道と“空気層”を作る
- 張り方:フライはピンと張る。たるむと内壁に触れて、拭いても拭いても寝袋が濡れる。MSRの公式Tipsでも、「フライをタイトに」「空気流を作る」が基本動作。
- タープ重ね張り:フライの上に低めのタープを被せて空気の断熱層を作ると、夜明けの氷結が激減。僕はポール2本で前後だけ上げ、風下側を低く張る“片流れ”が定番。
- 床面の湿気対策:グランドシート→断熱シート→マットの三層。雪面の放射冷却で床側が露点に到達しやすいから、ここで温度勾配を断ち切る。
3)運用がプロの分かれ目:発湿源の管理とタイミング換気
- 暖房と換気:灯油ストーブ等の燃焼系はCO警報機+定期換気(20〜30分に1回の“微換気”)がマスト。これは安全(CO中毒防止)と結露抑制の両面で効く。製品安全の公的機関NITEも、燃焼機器は必ず換気を明記(NITE:燃焼器具の事故)。
- 発湿行動のコントロール:濡れ物は前室へ、調理は基本外(または前室)。就寝直前に1分だけドアを開けて蒸気を吐き出すと、天井の水滴→薄氷の量が体感で半分以下。
- 朝のルーティン:起床→フライ内側をマイクロファイバーで拭き上げ→日が差したらフライを一旦外して乾かす。MSRも公式で「保管前は完全乾燥」を強調(MSR)。
4)“露点”を味方に:超ざっくり理屈(これで現場判断が速くなる)
空気は冷えると水蒸気を抱えられなくなる。気象庁の資料では、露点=飽和に達する温度。つまり、内気温を上げるだけでも露点差が広がり結露が減るし、湿度を減らす・空気を動かすでも到達しづらくなる。だから「少し暖めて、少し換気」が正解。暖めすぎ&無換気は逆効果。
5)僕の“再現性ある”結露レス・オペレーション(そのまま真似OK)
- 幕体:ポリコットン or ダブルウォール。ベンチレーター常時開放、入口上部は1〜2cmだけ解放。
- 張り:フライはテンション強め、インナーとの接触ゼロ。スカートは雪で軽く目止め。
- 空気層:タープ重ねで上部に“空気の毛布”。風下低めで気流をコントロール。
- 換気:燃焼運用中は20〜30分に1回・30秒〜1分のマイクロ換気。CO警報機は常時ON。
- 湿気管理:濡れ物は前室、調理蒸気は外。就寝前に1分だけ全開で吐き出す。
- 朝:内壁拭き上げ→部分乾燥。天気が良ければフライを外して日向干し。
よくある質問(風間陸が友だちに答えるノリで)
Q. 「結露ゼロ」のテントってある?
A. ない。大手のHilleberg公式も明言してる。だから素材・張り・換気・運用で最小化する発想が正解。
Q. ベンチレーターを開けると寒い…どうしてる?
A. 開度は少しでOK。ポイントは対角で通すこと。僕は入口上を1〜2cmだけ解放+背面の高所ベンチレーターで流す。風下に入口を向けると寒さが段違いにマシ。
Q. ストーブ付けっぱなしで結露は減る?
A. 暖まる分「露点差」は稼げるけど、燃焼で水蒸気も増える。だから必ず定期換気+CO警報機。公的機関NITEも換気必須を明記(公式資料)。
Q. 朝、インナーが濡れて寝袋も湿る…即効策は?
A. 拭き上げ→日向干し→収納前完全乾燥。MSRの公式も「保管前に完全乾燥」を推奨(MSR)。濡れ寝袋はその夜の保温力が落ちるから、ここは絶対サボらない。
Q. それでも結露がひどい夜、最後の一手は?
A. 「吸湿クロス常備+就寝前1分の全開換気+タープ低張り」の3点同時。これで僕は−18℃・無風の日でも寝袋濡れゼロまで戻せたよ。
低温対策|氷点下の夜を「快適」に変える暖房戦略

先に答えを書くね。氷点下は「火力勝負」じゃなくて「運用と断熱の総合力」。僕は北海道での真冬泊で、同じ幕・同じストーブでも“運用”を変えただけで体感が段違いになった。ここからは、僕が現場で結果が出た手順を公式情報で裏取りしながら噛み砕いていく。
1)暖房の軸:灯油 or 液燃(白ガソリン)で安定、ガスは低温対策を徹底
- −10℃以下は「灯油ストーブ or 液体燃料ストーブ」が安定。MSRの公式ガイドは、冬期は液体燃料が安定しやすいと明言(
MSR:冬は液燃が有利/
MSR:カートリッジvs液燃)。安定供給・高出力・リフィル可で運用ミスが少ない。 - ガス缶(カセット/OD)は“気化”が壁。イワタニの公式FAQでも5℃を下回ると気化しにくくなる旨が明記(
Iwatani公式FAQ:カセットガス)。低温用ミックス(例:パワーゴールド)や缶の保温・湯たんぽ併用、できれば倒立(インバーテッド)仕様のストーブで対策。 - 安全は最優先:CO(一酸化炭素)警報機+定期換気は絶対。公的機関NITEは燃焼機器事故で換気の徹底を繰り返し注意喚起(
NITE Alert/
NITE年報)。僕は20〜30分に1回、30〜60秒の“微換気”+CO警報機常時ONを運用ルールにしてる。
2)床冷えは「R値」で殴る:ASTM準拠で“数値可視化”して勝つ
寝床の暖かさは寝袋だけじゃ作れない。雪面の伝導冷却に勝つにはマットの断熱=R値が要。Therm-a-Rest(公式)はR値を共通規格ASTM F3340で提示し、冬はR4.0超えを目安に、厳冬はR6〜7台で盤石と解説(
ASTM標準の解説/
冬のマット選び/
R値の意味)。
- 僕の鉄板は「二段重ね」:クローズドセル(Z Lite SOL等・R約2)を下、空気マット(XLite NXT R4.5やXtherm NXT R7.3)を上。R値は加算されるので、R6.5〜9クラスも現実的(公式も加算を明記:Therm-a-Rest)。
- 三層ボトムで地熱カット:地面(雪)→グランドシート→断熱シート(銀ロール等)→クローズドセル→空気マット。これで夜中の“背中スースー”がゼロになる。
3)「温める」より「冷やさない」:テント運用の6ルール
- 風下入口+スカート埋設:風を殺すとウィンドチル(体感低下)を抑えられる。風が体感を下げる理屈は気象の基礎(露点や風の基本は気象庁資料が詳しい:
気象庁:観測の手引き)。 - クロス換気は止めない:上30〜50mmを対角で解放。暖房は室温を上げる一方、水蒸気も増やすので、結露&冷えにつながる。だから小さくずっと抜く。
- ストーブは“微換気セット”で運用:CO警報機ON、換気は20〜30分に1回。給油は完全消火・冷却後(NITEの注意喚起参照:
NITE Alert 71)。 - ガス缶は保温:イワタニは低温で“出が落ちる”と明記(
Iwatani:SDS注意書き/
FAQ)。断熱ケースや湯たんぽ併用、可能なら液出し(倒立)対応ストーブで改善。 - 衣類は行動中“ちょい暑い”で調整:停滞で冷える前提。汗冷え→体温ロスが一番の敵。
- 寝袋は“足先ブースト”:湯たんぽorカイロを足元に。つま先が温まると全身の主観温度が急上昇する。
4)僕の“再現性ある”氷点下セットアップ(このまま真似してOK)
- 暖房:灯油ストーブ or 液燃(白ガソリン)。CO警報機常時ON、20〜30分に1回の微換気。
- ガス器具併用時:低温用ガス(例:イワタニパワーゴールド)+缶保温。5℃以下は要対策(
Iwatani公式)。 - 床:グランド→断熱(銀ロール)→Z Lite SOL→XLite NXT(R4.5)or XTherm NXT(R7.3)。R値加算は公式が保証。
- 幕運用:スカート埋設、ベンチレーター常時開放、対角で抜く。就寝前に1分だけ全開換気で蒸気を吐き出す。
- 行動管理:設営は日没2時間前まで。撤収は温かい時間帯に。視界×風が悪化ならやめる勇気。
よくある質問(風間陸が友だちに答えるノリで)
Q. −15℃なら、ガスだけでいける?
A. 正直しんどい。5℃以下で気化が鈍るのはイワタニが公式に言ってる(
FAQ)。やるなら低温ミックス+缶保温+倒立対応。僕はメイン液燃・サブガスの二刀流が安牌。
Q. マットはどれ買えばいい?数字で教えて。
A. 冬の目安はR4.0以上、厳冬はR6〜7台で快適域。Therm-a-RestがASTM準拠で解説してる(
ASTM解説/
冬の選び方)。迷ったらXtherm NXT(R7.3)か、Z Lite SOL+XLite NXT(R6.5)でOK。
Q. テント内ストーブ、換気どのくらい?
A. 僕は20〜30分に1回・30〜60秒の“微換気”。CO警報機は常時ON。NITEが燃焼機器事故で換気徹底を公式発信してる(NITE Alert)。
Q. 床が冷えて眠れない夜、応急の一手は?
A. Z Lite系の下駄履かせ(マット二段重ね)+足元カイロ。R値は足し算だから、薄い空気マットでも一気に戦える(Therm-a-Rest:R値積み増し)。
Q. 低体温症はどこに気をつける?
A. 震え停止・言動鈍化・動けない…が危険サイン。予防は汗冷え管理・停滞前の保温着投入・糖質補給。医療系の一次情報も読んでおくと判断が速い(例:
山岳医療救助情報:偶発性低体温症)。
まとめ:氷点下は「準備が結果を作る」世界
燃料の選び方、R値の積み上げ、微換気のルーティン。これを回せば、−15℃でも“外は冬、幕内は春”を再現できる。次の出発前に、上のチェックをそのままパッキングリストに落としてみて。現場で「勝てる」暖房運用、いっしょに仕上げよう。
防風と設営の知恵|吹雪に負けないテント設営術

結論:防風は「場所選び×向き×固定×撤退判断」の4点セット。ここを外さなければ、北海道の地吹雪でも戦える。僕はこれで何度も「風速10m超え・体感−20℃」を乗り越えてきた。ポイントは再現性。誰がやっても同じ結果になる手順で固める。
1) サイト選び=7割勝負:風下・風陰・落雪ゼロ
- 地形を読む:林縁や小尾根の風下に寄せる。稜線・吹きさらしはNG。MSRの公式ガイドも「風を読み、設営位置で勝つ」を明言(MSR:Setting up your tent in the wind)。
- 入口の向き:基本は入口=風下。ただしトンネル型はヒルバーグが「前室(ベスティブル)を風上推奨」の見解を示している(Hilleberg技術解説)。テント形状で最適解は変わる前提で。
- 雪庇・落雪・樹氷:張り出し枝の真下や建物の屋根下は避ける。視界不良時は撤退>設営が正解(国交省 北海道開発局:冬の注意喚起)。
2) 地面づくり=圧雪→水平→踏み固め(ここをサボると全部崩れる)
- 圧雪:ブーツ・スノーシューで設営範囲+1mを叩いて固める。
- 水平出し:軽く均し、水たまり形状を消す(吹きだまりの起点を作らない)。
- テンション設計:ペグ位置を仮決め→幕体をピンと張る。ヒルバーグのFAQも「とにかくタイト」を強調(Hilleberg FAQ)。
3) 固定=スノーペグ&デッドマンで“抜けない”を作る
- ペグ角度:雪では45°逆張り(外側へ倒す)。深さは雪質で可変だけど、埋設なら25〜30cmクラスを目安に。
- デッドマン(埋設アンカー):MSRは「10〜12インチ(25〜30cm)埋め、上から踏み固める」+ロープは巻くだけ(凍結ノット回避)を推奨(MSR:Winter base camping)。スコップ・スキー・スタッフサック(雪を詰める)など何でもアンカー化できる。
- ギア例:MSR Blizzard / REIスノーステーク / ピケット類(REI:Snow anchors)。
4) ガイライン運用=低め・一直線・等張力
- 角度:風が“面”で当たるところに低い角度で一本、要所は二方向で引く。
- 一直線:ガイは幕→アンカーまで直線。たるみは共振のもと。テンショナーは手袋のまま調整できるタイプに。
- ベント固定:換気口のガイも忘れずに。ヒルバーグはベントのガイを優先固定を指南(FAQ)。
5) 風向き・雪の流れを読む“微調整”
- 入口の向き再確認:MSRは「入口を風直角(90°)」&「入口は下り斜面側」推奨。吹き込みとドア前堆雪を防ぐため(MSR:Pro Tips)。
- スカート処理:全面埋めは換気を殺す。風上だけ雪で軽く押さえ、風下は抜け道を確保=結露&一酸化炭素リスクを両方ケア。
- 積雪の管理:ドア周りはこまめに除雪。一晩で膝下まで埋まることも普通にある。
6) 撤退判断=「見通し×風速」で決める(勇気は最大の装備)
視界不良(ホワイトアウト)+強風予報なら、設営しない勇気。国交省・北海道開発局の冬季資料でも、視界・路面・風の複合リスクを繰り返し注意喚起(公式PDF)。僕も何度も“やめる”を選んできたけど、あれが一番あったかい判断だ。
僕の“再現性ある”風対策チェックリスト(このまま真似OK)
- 設営前に風向き確認→林縁の風下へ。
- 圧雪→水平→踏み固めで土台完成。
- 入口の向き:ドーム=風下/トンネル=ベスティブル風上(Hilleberg推奨)。
- スノーペグ+デッドマンを要所に。45°逆張り&埋設25〜30cm。
- ガイは低く・直線・等張力。ベントのガイも忘れない。
- スカートは風上のみ目止め、風下は抜く。定期微換気は常時。
- 堆雪はこまめに除雪、撤退判断は気象と視界優先。
よくある質問(風間陸が友だちに答えるノリで)
Q. 入口は絶対に風下?
A. ドームや非対称幕は風下安定。トンネル型はHillebergが「ベスティブル風上」を強く推すケースあり。形状で最適が変わるから、メーカー推奨もチェックして(公式)。
Q. スノーペグが抜ける…コツは?
A. 埋める→踏み固める→凍らせる。さらにデッドマン化(スタッフサックやスコップを埋設)で保持力爆増。MSRの手順が分かりやすい(公式解説)。
Q. 風の“ビュービュー音”がうるさい…対策ある?
A. 緩みゼロが正解。ガイの等張力、フライをピン!と。ヒルバーグは「ポール受けを締め、ベントのガイも固定」と明記(FAQ)。
Q. ドア前が雪で埋まる…どう防ぐ?
A. MSR推奨の「入口90°(直角)配置」+入口を下り側に向ける。吹き込み&堆雪を抑えられる(公式)。
Q. それでも無理そうなら?
A. 撤退が最強。視界×風×路面の複合条件は事故の温床。国交省の冬資料も強く注意喚起してる(公式PDF)。
おすすめギア10選|結露・低温・防風別に厳選(現場で効いたやつだけ)

前提はシンプル。「結露・低温・防風」はギアだけで解決しません。装備×設営×運用の掛け算です。そのうえで、僕が北海道の真冬で“再現性高く”効いた10アイテムを、公式情報つきで一気にいきます。
結露対策(幕内を“ドライ寄り”に保つ)
- テンマクデザイン サーカスTC系(TC幕)
コットン混(TC)で吸放湿が効き、ダブルウォール化もやりやすい万能ベース。
公式:サーカスTC+ /
サーカスTC DX+
現場メモ:ベンチレーター常時開放+入口上部1〜2cm解放で、天井の氷膜が目に見えて薄くなる。タープ重ね張りで上部に空気層を作るとさらに安定。 - モンベル マイクロタオル(拭き上げ専用)
吸水拡散性が高く、凍る前にサッと水分回収。サイズ違いで2枚運用が便利。
公式:フェイス /
スポーツ
現場メモ:起床直後の“結露→霜”を拭き上げ→フライを部分乾燥。この30秒が寝袋ぬめり問題を根本から減らす。
低温対策(「温める」よりまず「冷やさない」)
- フジカ・ハイペット(灯油ストーブ)
小型・高出力・耐震自動消火。幕内暖房はCO警報機+定期換気が大前提。
公式:製品ページ /
販売情報
現場メモ:−15℃でも“20〜30分に1回の微換気”で室温キープ&結露抑制。給油は必ず消火・冷却後。 - Therm-a-Rest NeoAir XTherm NXT(R7.3)
ASTM準拠の高R値。雪面の伝導冷えに最強クラス。
公式:XTherm NXT /
Therm-a-Rest公式
現場メモ:背中スースー問題が消える。迷ったらこれ1枚でOK。暑すぎるならベンチレーションで逃がす。 - Therm-a-Rest Z Lite SOL(下駄履き用)
クローズドセルを下、エアマットを上でR値を加算。
公式:Z Lite SOL
現場メモ:「Z Lite+XTherm」でR9級の盤石セットに。銀面は体側に向けると効きが良い。 - イワタニ カセットガス パワーゴールド(低温用ミックス)
低温時の気化を補助するブタン配合。ガス併用派の生命線。
公式:製品ページ /
公式FAQ(低温時の注意)
現場メモ:5℃以下で“出”が鈍るのは公式も明言。缶保温・倒立(液出し)対応ストーブの併用で戦える。 - 一酸化炭素警報器(New Cosmos)
燃焼系暖房の相棒。電池/AC対応モデルもあり。
公式:家庭用(PLuSCO) /
産業用KS-7D
現場メモ:就寝時は入口側低めに設置+微換気。アラーム鳴動=運用停止・即換気・退避。ここは妥協ゼロ。
防風対策(「抜けない・揺れない」を作る)
- Snow Peak ランドネストシェルター(全周スカート)
ベーシックに使いやすく、全周スカートで冷気侵入を低減。
公式:製品ページ
現場メモ:風上のみスカートを軽く埋め、風下は抜け道を残すと“結露&COリスク”の両面で安全度が上がる。 - MSR ブリザードステイク(雪用アンカー)
雪・砂で効く幅広ペグ。埋設→踏み固めで保持力◎。
公式:ブリザードステイク /
MSR公式(代理店)
現場メモ:45°逆張り+25〜30cm埋設が基本。スタッフサックに雪を詰めた“デッドマン”も併用で無風化。 - モンベル スノーショベル(除雪・圧雪の要)
Dグリップ or Tグリップ、軽量で扱いやすい。
公式:アルパインスノーショベル /
コンパクトスノーショベル
現場メモ:設営の7割は土台=圧雪→水平→踏み固め。ここをサボると全部グラつく。 - Snow Peak ペグハンマー Pro.(等張力づくり)
厚手グローブのままテンション調整しやすい。
公式:ペグハンマー Pro.
現場メモ:ガイは低く・一直線・等張力が正解。テンショナーは手袋のまま微調整できるものを。
セットの組み方(参考ロードアウト)
- 結露ブロック:サーカスTC+(TC)+上部タープ/モンベルタオル×2(拭き上げ・予備)
- 低温ブロック:ハイペット+CO警報機/Z Lite SOL+XTherm NXT(R値加算)/パワーゴールド(ガス併用時)
- 防風ブロック:ランドネスト(全周スカート)/ブリザードステイク×8〜12本/スノーショベル
これで“外は極寒、幕内は春”の再現性がガツンと上がる。設営と運用のコツは、各セクションに書いたとおり。あとは現場で小さく微調整していこう。
よくある質問(風間陸が友だちに答えるノリで)
Q. TCとダブルウォール、どっちが結露に強い?
A. 運用次第。TCは「吸放湿+温度勾配がゆるい」ので体感ドライ寄り。ダブルウォールは結露を外側(フライ)に追い出しやすい。僕は真冬=TC+タープ重ね/強風=ダブルウォールが多い。製品の素性は公式でチェック(例:テンマク)。
Q. ストーブは何を買えばいい?
A. 初めてなら灯油(ハイペット)が運用ラク。必ずCO警報機+微換気をセットに。ガスは低温で出が落ちるので、公式の低温缶(パワーゴールド)+保温が前提。
Q. R値いくつを目安に?
A. 冬はR4以上、厳冬はR6〜7で安定。XTherm(R7.3)1枚か、Z Lite(約R2)+エアマットの足し算で作る(Therm-a-Rest公式)。
Q. ペグが抜ける…MSRのブリザードで足ります?
A. 風が強い日は埋設+踏み固め+時間を置くが必須。8本より12本構成が安心。デッドマン(スタッフサックに雪)を混ぜると保持力が跳ね上がる(MSR公式)。
Q. 公式リンク多いけど、全部見る必要ある?
A. コアは製品ページのスペックとメーカー推奨運用。そこだけ拾えばOK。疑問が残ったら現場で一緒にチューニングしよう。
安全と快適の心得|“極寒を楽しむ”ための最後のルール

冬キャンプは、自然との「共同作業」です。
安全の知識と快適の工夫を持ち寄って、初めて“氷点下の夜を楽しむ資格”が生まれる。
僕自身、300泊以上の実戦の中で、ヒヤッとした夜も、感動で泣いた朝もありました。
そのすべてを踏まえて、ここに僕の“最後のチェックリスト”を共有します。
1)「自然を読む」ことが最初の装備
気象庁の気象データや北海道開発局の冬季注意情報は、キャンプ前の必読書。
前線の通過タイミング、風向き、放射冷却の予報――これだけで当夜の設営プランが9割決まります。
「風が東に振れた」「気圧が急降下した」その瞬間、撤退を選べる判断力こそが最強のスキルです。
2)「やめる勇気」もアウトドアスキルの一つ
どんなに完璧な装備でも、自然が“許さない日”があります。
吹雪、ホワイトアウト、急な気温低下――僕も何度も「今日は撤収だな」と判断してきた。
国交省の冬季行動安全資料にも明記されているように、視界・風・路面の複合リスクは命取り。
勇気ある撤退は「負け」じゃなく、経験値を未来に残す選択です。
3)「熱」と「酸素」のバランスを保つ
暖房中は、常に酸素量とCO濃度の両立を意識してほしい。
NITE(製品評価技術基盤機構)は、燃焼機器による一酸化炭素中毒事故を毎年警告しています。
僕のルールはこれ:20〜30分に1回の微換気(30〜60秒)+CO警報機常時ON。
たったこれだけで、暖かさも安全も両立できる。換気は寒さじゃなく、命をつなぐ行動です。
4)「濡れ」と「冷え」は最大の敵
防寒ウェアのスペックよりも、実は行動管理のほうが重要です。
汗をかいたら即脱ぐ、濡れたら即拭く、停滞したら即着る。
この「即対応3原則」を守るだけで、低体温リスクは大幅に減ります。
山岳医療救助協会(偶発性低体温症情報)も、“初期対応の速さ”を最重要としています。
僕も経験上、濡れと放置が一番怖い。ぬる燗換気1回で、寝袋の寿命が延びる夜もある。
5)「チームで行く」なら“共通ルール”を
ソロなら自己完結でいい。でも仲間がいるなら、ルール共有は命綱です。
・暖房のON/OFFタイミング
・換気当番
・夜間トイレ動線
この3つを共有するだけで、チーム全体の安全レベルが劇的に上がります。
僕はいつも初回設営後に「命の打ち合わせ」を5分だけやる。これが一番静かで深い儀式です。
6)「撤収後のケア」も実はキャンプの一部
濡れた幕、湿った寝袋、残った燃料――放置は全部“次回のリスク”に化ける。
MSR公式も「保管前は完全乾燥」を推奨しています。
帰宅後の片付けは「次の出発準備」そのもの。
僕の習慣は、帰宅翌朝にもう一度、幕を広げて空気を通す。たったそれだけで、幕の寿命が2倍違う。
最後に──「備え」は自由を生む
キャンプって、本来は“自由”の象徴だと思うんです。
でも冬だけは、その自由を守るために、ほんの少しの「備え」が必要になる。
それを面倒と思うか、楽しみと思うかで、夜の景色が変わる。
僕は寒さを恐れない。むしろ、あの凍てつく空気の中で焚き火を囲む瞬間に、“生きてる実感”をいちばん強く感じる。
準備は愛です。安全は自由の入口です。
次の冬、あなたも焚き火の音を聞きながら、そう感じてくれたら嬉しい。
まとめ|氷点下の夜を“安全に・最高に”楽しむために
ここまで読んでくれた仲間に、僕から最後の背中押し。
北海道の真冬は「火力より運用」「根性より準備」。この2つを守れば、−20℃でも笑って寝られる。
300泊超の実戦で僕が確信した“勝てる要点”を、公式情報の裏付けつきで一気にまとめる。
1) 出発前の30秒チェック(現場で本当に効く)
- 天気/風:気象庁で等圧線&風向、夜間放射冷却の気温谷を確認
- 道路/視界:北海道開発局の冬季情報で吹雪・通行止めチェック
- CO対策:CO警報機の動作テスト、換気ルール(20〜30分に1回・30〜60秒)を同行者と共有
(根拠:NITE:燃焼機器事故注意) - R値合計:マットのR値は足し算。厳冬はR6〜7台を確保
(根拠:ASTM F3340解説) - 幕の向き:ドームは入口=風下、トンネルはベスティブル風上も検討
(参考:Hilleberg FAQ)
2) 夜のルーティン(−15℃でも“幕内は春”を再現)
- 圧雪→水平→踏み固めで土台を作る(設営の7割は地面)。
- ガイは低く直線・等張力、スノーペグは45°逆張り+25〜30cm埋設。
(参考:MSR冬季Tips) - 換気は止めない:ベンチレーター常時開放+対角(クロス)で微気流を通す。
- 暖房はCO警報機とセット:20〜30分毎に微換気、給油は完全消火・冷却後。
(根拠:NITE) - 寝床はR値で守る:Z Lite等のクローズドセル+エアマットの二段重ね。
(根拠:Therm-a-Rest:冬の選び方) - 就寝前1分の全開換気で蒸気を吐き出す→朝は拭き上げ→部分乾燥。
(参考:MSR:結露対策)
3) 撤退基準(勇気は最大の装備)
「視界×風速×路面」のどれかがレッドなら中止。ホワイトアウト予報、雪庇・落雪リスクは即撤退。
公的機関も同様に注意喚起:北海道開発局:冬の行動安全。
4) 片付け=次回の準備(ここで差がつく)
- 幕体・寝袋は完全乾燥して保管(カビ・加水分解を防ぐ)。参考:MSR
- 燃料は規定容器で保管、可燃物から離す(地域ルール順守)。
- 次回のために気象ログと装備ログを1行メモ。再現性が跳ね上がる。
風間陸の“友だちQ&A”(実戦ノリの即答版)
Q. −20℃予報。やめるべき?
A. 気温より風と視界。等圧線が詰まって風が走る&地吹雪見込みなら中止。根拠は気象庁と
北海道開発局。静穏なら−20℃でも装備運用で普通に寝られるよ。
Q. テント内のストーブ、何が一番危ない?
A. 無換気と給油ミス。CO警報機常時ON+20〜30分毎の微換気でリスク激減。給油は完全消火・冷却後が鉄則(NITE)。
Q. 寝袋より先に買うべきものは?
A. マット(R値)。ASTM準拠でR4以上、厳冬はR6〜7。背中が冷えなければ寝袋の性能が本気を出す(Therm-a-Rest)。
締め:準備は、自由の味方だ
「寒さ」は敵じゃない。読んで、備えて、運用すると、ただの数字(−15℃)が“心地よい静寂”に変わる。
次の週末、あなたの幕内で“春”を再現しよう。困ったら、このページをもう一度開いて、チェックリストから始めればいい。
現場で会おう。風が弱く、星が強い夜に。
冬キャンプQ&A(風間 陸が友だちに本音で答える)
Q1. 北海道の冬キャンプ、初心者は何を最優先に?
A. まずは「天気・換気・床断熱・風対策」の4本柱。
・出発前に気象庁で風向・等圧線・気温の谷をチェック →
公式マップ
・燃焼系暖房はCO警報機+20〜30分ごとの微換気(30〜60秒) →
NITE:事故注意
・床はR値の足し算で冷えを遮断(厳冬R6〜7台が目安) →
ASTM F3340解説
・設営は風下&林縁、圧雪→水平→踏み固めの順で土台を作る(強風日は撤退も選択肢) →
北海道開発局:冬の行動安全
僕の体感でも、この4つを丁寧にやるだけで“初回から普通に寝られる”確率が跳ね上がる。
Q2. テント内で石油ストーブ、実際どう?
A. 使える。ただし換気とCO警報機は絶対。僕のルールは「常時ベンチレーター開放+20〜30分ごと微換気+CO警報機常時ON」。
NITEも燃焼器具の事故で換気徹底を明記 →
公式
給油は完全消火・冷却後のみ。これを守ると“暖かさと安全”が両立する。
Q3. 雪上キャンプの地面対策、結局なにが効く?
A. 公式基準で説明すると、マットの断熱性能はR値(ASTM F3340)で比較できる。厳冬はR6〜7台が安心。
僕はクローズドセル(Z Lite等)+エアマット(XTherm等)の二段でR値を加算して作る。根拠 →
Therm-a-Rest:冬の選び方 /
ASTM解説
実地では「圧雪→断熱シート→Z Lite→エアマット→寝袋」の順が鉄板。
Q4. −10℃でガスが全然“出ない”…対策は?
A. 低温で気化が鈍るのは公式でも明記。イワタニのFAQを参照 →
Iwatani:FAQ
対策は低温用ミックス缶(例:パワーゴールド)+缶保温+可能なら倒立(液出し)対応ストーブ。僕は「メイン液燃、サブでガス」を推す。
Q5. テント入口は絶対に風下が正解?
A. ドームは風下が安定。ただしトンネル型は例外あり。Hillebergの見解では前室(ベスティブル)風上が有効なケースも →
公式FAQ
形状ごとに最適解が違うので、メーカー推奨もセットで確認しよう。僕は現場で“入口直角配置(MSR推奨)”も併用して吹き込みを抑える →
MSR:冬季Tips
Q6. どの条件なら“撤退”が正解?
A. 視界×風速×路面のどれかがレッドなら即撤退。ホワイトアウト・地吹雪・通行止め見込みは潔く中止。根拠と指針 →
北海道開発局:冬の行動安全。
僕も何度も“やめる”を選んだ。撤退は負けじゃなく、次の最高の夜へ繋ぐ投資。
Q7. 結露ゼロのテントってある?
A. ない。大手の公式でも明言されている。重要なのは素材選び×張りの精度×換気で最小化すること →
Hilleberg:FAQ
僕の定番は「TC幕 or ダブルウォール」+「フライをピン!と」+「就寝前1分全開換気」。朝は拭き上げ→部分乾燥で回復。


