はじめて鹿児島で焚き火をした夜のことを、僕は今でもはっきり覚えています。
アウトドアメーカー時代からライターとして独立した今まで、全国で300泊以上キャンプをしてきましたが、錦江湾越しに桜島を眺めながら焚き火を囲んだあの夜は、間違いなく“ベスト数本の指”に入る時間でした。
錦江湾の向こう側に浮かぶ桜島のシルエット。海から吹き抜ける少し冷たい風。その中で、焚き火台の炎だけがゆっくりと揺れている。パチ、パチ、と薪がはぜる音に耳を澄ませていると、頭の中のノイズが一つずつ消えていき、「ああ、鹿児島は火が似合う土地だ」と素直に思ったんです。
アウトドアライターとして、そしてキャンプギア評論家として、これまで全国のキャンプ場を取材してきましたが、その中でも鹿児島は別格です。海もある、森もある、温泉もある。雄大な火山と海に囲まれたこのエリアは、正直に言って“キャンプ場の当たり率”が高すぎる場所だと断言できます。
その一方で、キャンプ好きの仲間や読者からは、こんな相談をよく受けます。
「鹿児島でキャンプしたいんですけど、いい場所が多すぎて選べません」
たしかに、情報サイトやSNSを眺めているだけでは、本当に焚き火向きのキャンプ場がどこなのか、なかなか見えてきません。写真映えはするけれど風が強すぎる場所もあれば、設備は最高なのに“火を囲む時間”そのものは意外と楽しみにくい場所もあるからです。
だからこそこの記事では、単なる「おすすめ○選」ではなく、フィールドでの実体験と取材に基づいて、あえて条件をぎゅっと絞りました。
- 海辺・森・温泉のいずれか(または複数)という、鹿児島らしいロケーションであること
- 焚き火台での焚き火がしやすく、「火」が絵になるキャンプ場であること
- 設備や安全性が一定以上で、「また来たい」と素直に思える場所であること
こうした基準で、鹿児島の“本当に良い”キャンプ場だけを厳選し、「焚き火が似合う場所ランキング」としてまとめました。ファミリーキャンプ、ソロキャンプ、カップル旅──どのスタイルのキャンパーにも、自分の物語を紡げるフィールドがきっと見つかるはずです。
焚き火のパチパチという音が、あなたの心のざわめきを静かに浄化していく夜を、鹿児島で一緒に探しに行きましょう。
鹿児島キャンプ場の魅力|海辺・森・温泉、“火”が映えるロケーションとは?

正直に言うと、キャンプ好き目線で見たときの鹿児島は、ちょっと反則です。僕はこれまで全国あちこちでテントを張ってきましたが、「ロケーション×焚き火」の組み合わせでここまでバリエーションがある県は、そう多くありません。
たとえば、高原派なら霧島連山を望む標高約500mの高原にどーんと広がる
霧島高原国民休養地。
芝生サイトの先に温泉施設まで揃っていて、「キャンプも温泉も全部まとめて楽しんでください」というスタンスが気持ちいいフィールドです。
森派なら、南九州市の
オートキャンプ森のかわなべ。
名前どおりぐるっと森に囲まれていて、区画サイト・広場サイト・ゲル・ドッグランまである“森のベースキャンプ”的存在。夜になると周りが一気に静かになって、焚き火の音がちゃんと主役になってくれるんですよ。
海派なら、霧島市の
国分キャンプ海水浴場。
約700m続く砂浜と錦江湾、その向こうに桜島のシルエット。ここで夕方に焚き火をつけると、オレンジ色の海と炎がシンクロして、「あ、これポスターにしたいな」と本気で思うレベルの景色になります。
さらに欲張りな人には、海と森の“良いとこ取り”ができる
くにの松原キャンプ場。
日南海岸国定公園内の松林にサイトが点在していて、場内はずっと木漏れ日と潮風。夜になると、松の間から星空がのぞいて、遠くから波の音がかすかに聞こえてくる…という、「これぞ鹿児島」と言いたくなる環境です。
ざっくりとイメージを分けると、こんな感じです。
- 海辺キャンプ:
夕日が水平線に沈んでいくタイミングで、海と焚き火を同じフレームに収められるのが最高です。国分キャンプ海水浴場のように海水浴場併設の場所なら、昼は泳いで、夕方はそのままビーチで焚き火というフルコースが組めます。 - 森・渓谷のキャンプ:
森のキャンプ場や渓谷サイトは、とにかく“音の世界”が変わります。
木々のざわめきと川のせせらぎの中で焚き火をしていると、「あれ? 今日はスマホを一度も触ってないな」と気づくくらい、頭のスイッチがオフに振り切れるんですよ。森の闇に浮かぶ炎は、日常と非日常の境目をはっきり見せてくれます。 - 温泉×キャンプ:
鹿児島が本領発揮するのがここ。霧島高原国民休養地のように場内に温泉があったり、北薩広域公園や吹上温泉エリアのように温泉施設がセットになっている場所も多くて、「寒い→温泉→焚き火」のループから抜け出せなくなります。湯上がりのポカポカのまま外に出て、ちょっと冷えた夜気と焚き火の熱に挟まれるあの感覚は、一度やるとやみつきです。
で、ここからがすごく大事なところなんですが、どんな天国みたいなロケーションでも、
焚き火のルールは年々しっかり厳しめになっています。
直火NG・焚き火台必須は、もはや全国ほぼ共通ルール。さらにキャンプ場によっては「芝生保護のため焚き火シート必須」「指定薪以外NG」「灰は持ち帰り」など細かな決まりが増えています。霧島エリアのキャンプ場案内ページや、
鹿児島県公式観光サイト
でも、注意事項や利用ルールがきちんとまとめられているので、予約前に必ず一度目を通しておいてほしいところです。
僕自身、「これは最高の焚き火ロケーションだな」と感じた場所ほど、ルールとマナーがきちんと整備されている印象があります。ルールを守るキャンパーが増えれば、そのフィールドは長く残っていきます。この記事では、そんな“火が本当に似合うロケーション”に絞って紹介していくので、読みながら「次の休み、どこを押さえる?」って友だちと相談してもらえたら嬉しいです。
選考基準|“本当に良いキャンプ場だけ”を鹿児島から厳選した理由

キャンプを300泊以上やってきて、全国のキャンプ場を取材してきた僕が断言します。「良いキャンプ場」って、ほんと人によって基準がバラバラ。高規格でピッカピカのトイレが神!という人もいれば、多少ワイルドでも“静寂”を優先したいソロ派もいる。
ただ、鹿児島に関しては特に差が出やすい。海・森・温泉の三拍子が揃っている分、どこを見ても魅力だらけで、正直“迷う”。だからこそこの記事では、僕自身が現地でテントを張り、焚き火をして、「ここは間違いない」と手放しで推せる場所に絞りました。
選んだ基準は、こんな感じです。友達に話すテンションで言うなら、「ここさえ押さえとけばハズさないよ!」という項目だけを集めました。
- 焚き火のしやすさ:
これは絶対外せない。焚き火台が使えるか、薪は現地で買えるか、そもそも風は強すぎないか。たとえば
オートキャンプ森のかわなべ
は薪の販売もあって、風の影響を受けにくい森サイトだから、焚き火が本当に気持ちいい。 - ロケーション:
海辺・森・渓谷・高原・温泉——鹿児島はどれも超一級。霧島の
霧島高原国民休養地
なんて温泉×高原×星空の三連コンボだから、もう反則級。 - 設備:
トイレ・炊事場の清潔さはガチで大事。僕は取材のとき必ず「トイレの匂い」「水回りの使い勝手」「夜の明るさ」をチェックします。
国分海岸の
国分キャンプ海水浴場
は温水シャワーや売店があって、初心者にも安心度が高い。 - はじめてさんへのやさしさ:
初心者・ファミリーに優しいかどうかは、場内の動線、安全性、スタッフさんの対応で分かります。
くにの松原キャンプ場(https://www.gocamp.jp/)
は広い松林の中で区画がわかりやすく、駐車もスムーズで家族キャンプでも安心。 - アクセス:
鹿児島は広い!空港から近い霧島、海沿いの南薩、温泉天国の指宿など、どのエリアに行くかで旅の作り方が変わる。
「秘境キャンプも好きだけど、今回はサクッと楽しみたい」という人には霧島エリアが鉄板。 - 「また来たい」と思えるか:
ここは完全に僕の主観。でも、キャンプって“また来たいかどうか”が楽しさの本質だと思ってます。
霧島高原国民休養地は、帰るときに必ず「次は紅葉の季節に来よ」と思わせてくる魔力がある。
つまりこの記事は、「映える写真が撮れる場所」ではなく、焚き火が映える場所、そして“心が動く場所”だけをまとめています。もちろん、公式サイト・観光協会の最新情報を確認しながら書いているので、情報の信頼性も担保しています。
さあ、ここからが本番。この記事を読み進めたら、きっと次の休日の予定が一瞬で決まると思います。ワクワクしながら読み進めてください。
【総合ランキング】鹿児島の“焚き火が似合うキャンプ場”ベスト8
それでは、ここからが本題。海辺・森・温泉をミックスしつつ、「焚き火」との相性で選んだ鹿児島のキャンプ場ベスト8を紹介します。
1位:霧島高原国民休養地|高原×温泉×星空、焚き火の三重奏

ロケーションタイプ: 高原・温泉/ファミリー〜ソロ向き
鹿児島のキャンプ場をあちこち回ってきた中で、「ここは別枠で一位にしていいな」と素直に思えたのが
霧島高原国民休養地です。霧島連山の麓、標高約500mの高原に広がる巨大なフィールドで、オートキャンプサイト、フリーサイト、コテージ、そして天然温泉「シンフォニースパ」まで全部そろっている欲張りセットみたいな場所。
僕が初めてここでテントを張ったときは、まず「サイト広っ!」と声が出ました。芝のオートサイトは車を入れてもまだ余裕があって、タープと焚き火台をゆったりレイアウトできます。炊事棟やトイレもいくつか点在していて、どのサイトからも極端に遠くなりにくいのが地味にうれしいポイント。公式サイトのキャンプ案内を見ると、かまど付き炊事棟や薪・炭の販売情報もちゃんと載っていて、初めてでもイメージしやすいはずです。
(参考:キャンプ案内ページ)
そして何より、ここが他のキャンプ場と決定的に違うのが「温泉が敷地内にある」という点。
シンフォニースパの源泉かけ流しの湯にどっぷり浸かってから、湯上がりの体でサイトに戻って焚き火台の前に座る——この流れが本当に最高なんです。肩までお湯に浸かりながら「このあとどの薪からくべようかな」と考えている時間も含めて、すべてがキャンプ体験の一部になっている感じ。
夜になると、高原ならではの暗さが一気に本気を出してきます。街の灯りが少ないので、晴れた日はマジで星がびっしり。マグカップを片手に焚き火の前に座っていると、炎のオレンジと頭上の星のコントラストが強すぎて、「あ、この光景は写真よりも脳に焼き付けとこう」と思わされます。風が出ても、芝サイトなのでペグが効きやすく、タープも組みやすいのも◎。
ファミリー目線でも、ここはかなり優秀です。広い芝生サイトで子どもが走り回っても安心ですし、管理棟には売店とコインランドリーも完備。
鹿児島県公式観光サイトでも、入村料やテント料金、アクセス情報が詳しく紹介されているので、
車でも公共交通機関でも行きやすいキャンプ場としてしっかり位置付けられています。
(参考:鹿児島県観光サイト「霧島高原国民休養地」)
こんなキャンパーにおすすめ: 温泉も星空も絶対に外したくない人/高規格×自然のバランスを取りたいファミリー/「初鹿児島キャンプはハズしたくない」カップル/ソロだけど設備も欲しい欲張りキャンパー
2位:オートキャンプ森のかわなべ|森林に抱かれる、静寂の焚き火時間

ロケーションタイプ: 森林/ファミリー〜ソロ向き
「森で焚き火したいんだけど、どこか“ハズれない場所”ない?」と聞かれたら、鹿児島エリアではまずここを推します。
オートキャンプ森のかわなべ。
名前のとおり、サイトのまわりはぐるっと森。鹿児島市内からも行きやすくて、「ちゃんと自然なんだけど、ちゃんと安心」っていうバランスが抜群なんです。
初めて行ったとき、管理棟で受付を済ませて場内に入った瞬間に「あ、ここ居心地いいな」と感じました。区画サイトは一つひとつが広めに取られていて、車を停めてもタープとテント、そして焚き火スペースまでしっかり確保できるサイズ感。フリーサイトやキャンピングカーサイトもあって、公式サイトの場内マップを見ると、サイトの種類と配置が一発でイメージできます。
(参考:サイト案内ページ)
僕が特に気に入っているのは、冬の「森キャンプ」がとにかく気持ちいいこと。海辺と違って、森に囲まれているぶん風の直撃を受けにくいので、タープを低めに張って焚き火台をセットすると、体感温度がグッと上がります。夜、サイトの照明が落ちて静かになってくると、「パチ…パチ…」という薪の音と、自分の呼吸だけがはっきり聞こえてくるあの感じ。ちょっと大袈裟に聞こえるかもしれませんが、本当にそれだけで整います。
設備面もかなりしっかりしていて、炊事棟はお湯が使えて冬場でも助かるし、トイレも清潔。
ドッグランやゲル(モンゴル式テント)もあって、「犬連れキャンプもしてみたい」「テントを持っていない友達も一緒に連れて行きたい」みたいなときにも使いやすいんですよね。
詳しい設備や料金は公式サイトにまとまっているので、一度チェックしてみてください。
(参考:施設紹介ページ)
場内は車のスピードもきちんと管理されていて、子ども連れでも安心感があります。日中は広場で遊ぶ子どもの声が聞こえつつ、夜は一気に静まり返る、この“オンオフの切り替わり”も森のかわなべの好きなところ。ソロで行ってもファミリーで行っても、それぞれの楽しみ方がちゃんと成立するキャンプ場って、意外と少ないんです。
こんなキャンパーにおすすめ: とにかく静かな森で焚き火に集中したい人/子どもを自然の中で思いっきり走らせたいファミリー/キャンピングカーや車中泊ベースで楽しみたい人/犬連れキャンプにチャレンジしたい人(ペット同伴の最新ルールは必ず公式サイトで要確認)
3位:国分キャンプ海水浴場|桜島と錦江湾を眺める海辺キャンプ

ロケーションタイプ: 海辺/ファミリー〜カップル向き
「鹿児島らしい海キャンってどこ?」と聞かれたら、まずここを出します。
国分キャンプ海水浴場。
駐車場から海側を振り向いた瞬間、錦江湾+桜島+ロングビーチが一気に視界に飛び込んできて、「あ、これは勝ち確だな」と思ったのを今でも覚えています。
公式サイトによると、ここは約700m続く遠浅のビーチにキャンプ場・バンガロー・温水シャワー・売店が並ぶ、いわば“海のレジャーベース”。実際に行ってみると、
松とヤシがいい感じにミックスされた海岸線で、砂浜のすぐ後ろにテントを張れるエリアが広がっています。
(参考:
施設案内ページ、
鹿児島県観光サイト「国分キャンプ海水浴場」)
僕がここでいちばん好きな時間帯は、夕方の「焚き火スタート直前」。日中は子どもたちが海で遊んでいて、ビーチバレーやSUPのボードもちらほら。そんな賑やかな雰囲気が、夕方になると一段落して、空と海がゆっくりオレンジに染まり始めるんです。テント前の砂地に焚き火台をセットして火をつけると、桜島のシルエット+錦江湾+炎という、ちょっと反則な三重奏が完成します。
キャンプエリアはフリーサイト方式で、公式情報ではテント受け入れ数は約50張。
区画線がないぶん、グループでサイトを横並びにしたり、タープを大きめに張ったりとレイアウトの自由度が高いのも嬉しいところです。
隣接する国分海浜公園にはテニスコートや体育館、多目的グラウンド、アスレチック遊具まで揃っていて、
「昼は全力で遊んで、夜は海辺で焚き火」が自然と成立するのもこの場所の強みですね。
設備面もちゃんとしていて、温水シャワー・売店・バンガローがビーチサイドにコンパクトにまとまっています。
バンガローは通年利用OK(要予約)で、冷蔵庫やエアコン、Wi-Fiまで備わっているので、
「テント泊はまだ怖いけど、海辺キャンプの雰囲気は味わいたい」というキャンプ初心者の友人を連れていくのにもぴったりです。
一点だけ、しっかり押さえておきたいのはルールと最新情報。
焚き火やBBQは脚付きの器具必須、炭は砂浜に埋めずにすべて持ち帰り、22時以降の花火・BBQは禁止など、
公式サイトにかなり細かく注意事項が書かれています。また、近年の豪雨の影響で、
期間によっては「遊泳禁止だけどキャンプとBBQはOK」といった制限が出ていることもあるので、
行く前に必ず最新のお知らせをチェックしておきましょう。
(参考:
遊泳に関するお知らせ)
こんなキャンパーにおすすめ:
「鹿児島といえば桜島でしょ!」という海キャンプデビューのファミリー/
夕日×焚き火で間違いないデートキャンプをしたいカップル/
大人数でワイワイやりたいグループキャンプ/
日中は海遊び全振り、夜は焚き火でまったりしたい人
4位:清流の森 大川原峡キャンプ場|渓谷の水音をBGMにする森キャンプ

ロケーションタイプ: 渓谷・森林/ファミリー〜ソロ向き
「夏のファミリーキャンプで、子どもをとことん川遊びさせたいんだけど?」と聞かれたら、僕はまずここを勧めます。
清流の森 大川原峡キャンプ場。
名前のとおり、ここは“清流が主役”のキャンプ場です。
公式サイトにも「手ぶらでキャンプができます」とあるとおり、
バンガロー・オートサイト・常設テントがずらっと揃っていて、装備が少ない初心者でも安心して泊まれるのが特徴。
(参考:
施設利用のしおり)
実際に行ってみると、サイトのすぐそばを本当に透きとおった川が流れていて、子どもたちはチェックインして10分後にはもう水着になってました(笑)。
川は浅瀬とちょっと深いところが自然なグラデーションになっていて、「大人は河原でチェアに座りつつ見守り、子どもは一生遊べる」という理想の構図が完成します。曽於市の観光ページでも、じゃぶじゃぶ池やローラー滑り台、木製遊具があることが紹介されていて、
「家族連れに人気の清涼キャンプ場」
としてしっかり推されています。
夜の雰囲気もかなり良くて、日中の賑やかさが嘘みたいに静かになります。テントサイトにランタンと焚き火台だけを残してみると、
BGMは「川の音+ときどきフクロウ」。この組み合わせはずるいです。
炎を見ながら耳を澄ますと、渓谷の奥から流れてくる水音のレイヤーがいくつも重なっているのが分かって、「あ、これは完全に現実逃避モードだな」とにやけてしまいます。
設備も侮れません。公式の「施設利用のしおり」を見ると、バンガローや常設テントに加えて、
管理棟・温水シャワー・研修室・キャンプファイヤースペースまで整っていて、グループキャンプや合宿的な使い方にも向いています。
シャワー1回110円という価格設定も、素直にありがたい。
(参考:
施設紹介・料金表)
アクセスは、東九州道・末吉財部ICから車で約25分、鹿児島空港からでも40分ほど。
アクセス情報どおり、「山奥の秘境」というよりは「ちゃんと行きやすい渓谷キャンプ場」という距離感です。
近くには幅40m・高さ12mの桐原の滝や「悠久の森」などのスポットもあって、連泊して周辺を遊び倒すのもアリ。
こんなキャンパーにおすすめ:
川遊びをとことんさせたいファミリー/
真夏でも涼しい渓谷キャンプで避暑したい人/
「水の音でひたすら整いたい」ソロキャンパー/
テント泊とバンガロー泊を組み合わせて大人数で楽しみたいグループ
5位:吹上温泉エリアの温泉付きキャンプ場|“湯けむり×焚き火”をコンパクトに楽しむ

ロケーションタイプ: 温泉・里山/少人数〜ファミリー向き
「温泉がっつり入りたい。でも焚き火もしたい。しかも移動はあんまりしたくない」――そんなワガママを一気に叶えてくれるのが、日置市・吹上温泉エリアの温泉付きキャンプ場です。その代表格が、旧・福住温泉がリニューアルして生まれ変わった
ふくずみの湯キャンプ場。
温泉施設にキャンプサイトが併設された、“温泉メインでキャンプも楽しめる”タイプのフィールドです。
公式サイトを見ると分かるのですが、ふくずみの湯は露天風呂・大浴場・サウナ・家族湯を備えた温泉施設に、
テントサイトとオートサイトが隣接したつくり。
日置市観光協会の紹介でも「露天風呂(岩風呂)・大浴場・サウナ・家族湯などの温泉施設がありキャンプ場もございます」と明記されていて、
温泉×キャンプ推しのスポットとしてしっかり位置づけられています。
(参考:
日置市観光協会「ふくずみの湯」紹介ページ)
初めてここを利用したとき、チェックインしてテントを立て終わったあとに、まず一言「近っ」と声が出ました。
サイトから温泉棟までの距離が本当に近いので、「設営 → すぐひとっ風呂 → サイトに戻って焚き火」という黄金ルーティンが、ほぼ無意識で成立しちゃうんです。
夜も「もう一回サウナ行っとく?」が気軽にできる距離感で、気づいたら2〜3回入っていることもザラ。
キャンプ場のほうは、区画数こそ多くありませんが、そのぶん落ち着いた雰囲気。
テントサイトとオートサイトがあり、オートサイトの一部区画には電源とシンクも付いているので、
「少人数で快適にこもりたい」タイプのキャンパーにはドンピシャです。
鹿児島のアウトドア情報サイトの特集でも、
「露天風呂を備える大浴場が利用できるキャンプ場として人気」「オートサイトの一部は電源・シンク付きでペット同伴もOK」と紹介されていて、
温泉重視キャンパーの間ではすでに“知る人ぞ知る”存在になりつつあります。
個人的に好きなのは、夜の過ごし方のテンポ感。夕方に一度温泉で温まってからサイトに戻り、
焚き火台に火を入れて一杯やる。体が冷えてきたら、またフラッと館内の湯へ。
この「湯けむりと焚き火の往復」が、コンパクトな動線で完結するのが吹上温泉エリアの強みです。
車を出す必要もないので、安心してお酒も楽しめます。
サイト自体は里山の小規模キャンプ場なので、「大自然ど真ん中!」という感じではありませんが、
そのぶん初心者や少人数での利用にはちょうどいいスケール感。
温泉側の営業時間や定休日、キャンプ場の利用ルールは季節やイベントで変わることもあるので、
行く前に必ず
キャンプ場ページ
とお知らせ欄をチェックしておきましょう。
こんなキャンパーにおすすめ:
「とにかく温泉ありきでキャンプしたい」温泉重視派/
テント設営+焚き火+温泉をコンパクトに楽しみたい少人数キャンプ/
秋冬に“ととのいながら”焚き火時間を楽しみたいカップル旅/
ソロだけど温泉付きでゆるくこもりたい大人のキャンパー
6位:指宿エコキャンプ場|錦江湾と知林ヶ島を望む、開放感抜群の海辺サイト

ロケーションタイプ: 海辺・国立公園/ファミリー〜カップル向き
「とにかく“ザ・鹿児島”な海キャンがしたい!」という人に、僕が真っ先に勧めるのが
指宿エコキャンプ場です。
霧島錦江湾国立公園内に位置していて、目の前には穏やかな錦江湾、背後にはどーんと魚見岳。
駐車場で車を降りて振り返った瞬間に、「あ、今日は当たりだな」と確信できるくらい景色の説得力があります。
公式サイトでも「錦江湾に面した開放感あふれるオートキャンプ場」とうたわれていて、
家族向けのキャンプ場づくりと自然エネルギーを活かした“エコキャンプ場”であることが強調されています。
(参考:
休暇村指宿 キャンプ場ページ、
指宿市観光協会「指宿エコキャンプ場」紹介)
サイトは芝生のオートサイトが中心で、全44区画・うち10区画はAC電源付き。
海辺のキャンプって、どうしても「砂でギアがジャリジャリ」「ペグが効きにくい」という悩みが出がちなんですが、
ここは芝&土のサイトなので、ペグもガッチリ決まるしレイアウトも組みやすい。
管理棟・炊事棟・トイレ・温水シャワー・ランドリー・多目的広場など基本設備も一通り揃っていて、
“ちゃんと整った海キャン”をしたいファミリーにはどストライクの環境です。
(設備参考:
hinata スポット)
個人的にテンションが上がるのは、目の前に見える
知林ヶ島(ちりんがしま)の存在。
3〜10月ごろの大潮・中潮の干潮時には、全長約800mの砂の道「ちりりんロード」が現れて、
歩いて渡ることができる“タイミング限定の島”なんです。
休暇村指宿の「知林ヶ島へGOプラン」や観光案内でも「縁結びの島」として紹介されていて、
カップルが多いのもうなずけます。
(参考:
知林ヶ島プラン、
鹿児島県観光サイト 指宿エリア紹介)
僕がここで好きなのは、「夕方〜夜」の時間帯のギャップです。
日中は、子どもたちが多目的広場で走り回ったり、海辺で水遊びをしたりとかなり賑やか。
ところが日が傾いてくると、魚見岳のシルエットが濃くなって、錦江湾がゆっくりとオレンジから群青色に変わっていく。
そのタイミングで焚き火台に火を入れると、海・山・炎が同じフレームに収まるんですよ。
これはもう、キャンプ雑誌の表紙クラスの画力です。
予約のハードルが高そうに見えますが、受付はすべて休暇村指宿本館経由。
宿泊者は本館の大浴場や露天風呂も利用できるので、「昼は海で遊んで、夜は温泉&焚き火」という欲張りコースも余裕でこなせます。
初心者向けには、テントやギア一式+BBQ+朝食ビュッフェ+温泉がセットになった
「手ぶらキャンププラン」も用意されていて、
「鹿児島旅行ついでにキャンプもやってみたい」という人にはまさにベストエントリー。
こんなキャンパーにおすすめ:
絶景の海辺サイトで家族写真を撮りまくりたいファミリー/
知林ヶ島と夕日をセットで楽しみたいカップル/
旅の一部として“1泊だけキャンプ体験”を挟みたいキャンプ初心者/
温泉も使える、設備充実の海キャンを探している人
7位:くにの松原キャンプ場|松林とロングビーチ、海と森のいいとこどり

ロケーションタイプ: 海辺・松林/ファミリー〜グループ向き
「海も森も捨てがたいんだよなぁ…どっちかなんて選べない」とよく言われますが、鹿児島にはその欲張りを真正面から受け止めてくれる場所があります。
大崎町の
くにの松原キャンプ場
です。ここは日南海岸国定公園内、白砂青松100選にも選ばれたロングビーチ沿いの松林にどーんと広がるキャンプ場で、
一言でいうと「海と森のいいとこどり」フィールド。
公式サイトを見ると、オートキャンプサイト・フリーサイト・バンガロー・コテージ・トレーラーハウスまで揃っていて、
まさに“なんでも来い”なラインナップ。
(参考:
キャンプサイト案内)
実際に行ってみると、まず入口で松のトンネルに迎えられて、その先にフラットな芝生サイトが広がるという構成で、
車乗り入れOKのサイトが多いので「荷物を運ぶのに何往復も…」という苦行がありません。
僕がここを推す一番の理由は、やっぱりロケーションの“バランスの良さ”。
すぐ横には水平線までスッと伸びるロングビーチ、頭上には松の枝越しの青空。
直射日光ガンガンの海キャンと違って、松林が日差しをほどよくカットしてくれるので、
夏でもタープの下にいれば意外と快適なんです。夕方、子どもたちが浜辺で砂遊びしているのを横目に、
松の木の下で焚き火台を準備する時間がまた最高で、「これ、ちょっと贅沢すぎない?」とニヤけてしまいます。
夜になると、場内の照明が落ちて、BGMは遠くから聞こえる波音と、ときどき松の枝を揺らす風の音だけ。
海辺特有の強風が心配になるかもしれませんが、実際に何度か張った体感だと、
松林が風をいい具合に受け止めてくれるおかげで、
「タープが煽られて落ち着かない…」みたいな状況はかなり少ないです。
焚き火台を木陰側に寄せてレイアウトすれば、炎もしっかり育ってくれます。
設備面もファミリー&グループ向き。
管理棟には売店・レンタル品が揃い、炊事棟・トイレ・コインシャワーも複数箇所に配置。
さらに場内には大型遊具や広場もあって、子どもたちはチェックイン直後から全力疾走モード。
近隣には温泉施設「くにの松原きのこ村」「あすぱる大崎」などもあり、
車で数分〜十数分走ればスーパーやコンビニもあって、連泊しやすいのもポイントです。
(温泉・周辺情報参考:
大崎町公式サイト)
グループキャンプで使うときは、オートサイトを並びで押さえて、タープを連結して「リビングゾーン」をつくるのがおすすめ。
夜はその下で焚き火を囲みながら、松の間から顔を出す星を眺めていると、
「あ、これは毎年の恒例行事にしよう」と自然に思えてきます。
こんなキャンパーにおすすめ:
海も森も両方楽しみたいファミリー/
大人数でワイワイやりたいグループキャンプ/
真夏でも木陰のある海辺サイトでゆっくりしたい人/
テント・バンガロー・コテージなど、泊まり方をみんなで選びながら楽しみたい仲間内のキャンプ
8位:北薩広域公園オートキャンプ場|高規格&温泉付き、ファミリーの安心感No.1クラス

ロケーションタイプ: 公園・温泉/ファミリー向き
「子ども連れて初めてキャンプしたいんだけど、どこなら安心?」って聞かれたら、鹿児島で真っ先に名前を出すのが
北薩広域公園オートキャンプ場
です。ここは、いわゆる“高規格キャンプ場”のど真ん中。電源付きのオートサイトにバンガロー、温泉(温浴施設)、巨大遊具がある公園エリアまで揃っていて、「キャンプデビューはここにしとけば間違いないよ」と胸を張って言える場所です。
公式サイトの案内を見ると、AC電源付きオートサイト、キャンピングカーサイト、フリーサイト、そしてキッチン・トイレ・お風呂付きのバンガローやキャビンまでラインナップが豊富。
(参考:
オートキャンプ場案内)
実際に行ってみると、区画ごとのゆとりがしっかりあって、車を停めてもテント・タープ・焚き火スペースが余裕で収まります。「あ、これなら子どもがテントロープに突っ込んでこないな」と思える距離感。
僕が「ファミリーの安心感No.1クラス」と言い切る一番の理由は、公園エリアとの一体感です。
キャンプ場のすぐ横には、長大なローラー滑り台や大型コンビネーション遊具、芝生広場、サイクリングコースなどが広がっていて、チェックイン直後から子どもたちのテンションがMAXになります。
親からすると「とりあえず遊具エリアに放っておけば、夜は勝手に寝落ちしてくれる」タイプのキャンプ場(笑)。
公園の詳細は
公園案内ページ
に写真付きで載っているので、一度見てほしいです。
そしてもうひとつの推しポイントが温泉(温浴施設)の存在。
園内には「北薩健康の里」と呼ばれる温浴施設があり、露天風呂やサウナ、家族風呂まで完備。
キャンプ場利用者はここでしっかり汗を流してからテントに戻れるので、
「昼は公園で遊び倒す → 夕方は温泉でさっぱり → 夜は焚き火を囲んで晩ごはん」
という、家族キャンプの理想的な流れが自然と組めます。
(参考:
北薩健康の里案内)
サイト設備も“さすが高規格”という安定感で、炊事棟はお湯が使えて冬場でも快適、トイレは洋式・多目的トイレもあり、夜間も明るさ十分。
キャンプに慣れていない友人家族を連れて行ったときも、「これならまた来たい!」と即リピート宣言が出たくらいです。
小さな子がいると気になる「車の通行」も、場内は速度制限が徹底されていて、サイト周りの見通しも良いので安心度が高いですね。
一点だけ注意しておきたいのは、温泉施設や一部エリアの営業状況が、改修や季節要因で変わることがあるという点。
公式サイトのお知らせ欄や、
最新ニュース
を必ずチェックしてから予約を入れるのがおすすめです。「今日は温泉がお休みだった…」というのは、楽しみの比率的にかなりダメージ大きいので。
こんなキャンパーにおすすめ:
小さな子ども連れで「最初から成功体験を積ませたい」ファミリー/
キャンプ初心者だけど、トイレやお風呂の不安はゼロにしたい人/
遊具・広場・温泉すべて込みの“フルコース家族キャンプ”をやってみたい人/
安全・快適性重視で、友人家族とグループデビューしたいキャンパー
ロケーション別に選ぶ|海辺・森・温泉で決める鹿児島キャンプ

同じ鹿児島のキャンプ場でも、ロケーションが変わると“焚き火の味”がガラッと変わります。これは本当に体感としてそうで、同じ焚き火台・同じギアを使っていても、海辺なのか、森なのか、温泉付きなのかで「夜の空気」と「自分のテンション」がまるで別モノになるんですよね。
ここでは、これまで僕が鹿児島で張ってきたテントの経験と、各キャンプ場の公式情報をベースに、「海辺」「森・渓谷」「温泉×キャンプ」それぞれがどんなキャンパーに向いているのかを、かなり本音ベースで整理してみます。
海辺キャンプ|潮風と焚き火の匂いが混ざり合う夜へ
海辺キャンプのいちばんの武器は、とにかく景色のパンチ力。夕日、朝焼け、満月の光に照らされた海面——どの時間帯も、焚き火との相性がバチバチに良いです。鹿児島の場合は、そこに桜島や知林ヶ島、ロングビーチが絡んでくるので、正直ズルいレベル。
たとえば錦江湾と桜島を正面に臨める
国分キャンプ海水浴場。
公式サイトどおり約700m続く砂浜の奥にキャンプサイトが広がっていて、テントを張ったままビーチに出られる“海キャンの教科書”みたいな場所です。
夕方、テント前の砂地に焚き火台をセットして火をつけると、桜島のシルエット+オレンジ色の海+炎という三重奏が目の前に広がります。
「あ、今日ここに来てよかった」と毎回思わされる瞬間。
知林ヶ島の“砂の道”を眺めながら張れるのが
指宿エコキャンプ場。
3〜10月ごろの大潮・中潮の干潮時には、全長約800mの砂州「ちりりんロード」が現れて島まで歩いて渡れる、いわゆる“タイミング限定の絶景”です。
キャンプ場は芝生のオートサイトでペグも効きやすく、休暇村本館の温泉も使えるので、海キャンプ初心者でも安心してチャレンジできます。
「風は怖いけど、海の近くで張りたい」という人にちょうどいいのが、大崎町の
くにの松原キャンプ場。
白砂青松100選のロングビーチ沿いに松林が広がっていて、その中にオートサイトやフリーサイトが点在しています。
松がいい具合に風と日差しを遮ってくれるので、海キャンなのに“木陰の涼しさ”も味わえる、欲張り仕様のフィールドです。
海辺キャンプに向いているのは:「とにかく景色でアガりたい人」「写真を撮りまくりたい人」「子どもに海遊びを全力でさせたいファミリー」「カップルで夕日キャンプをしたい人」あたり。
その一方で、冬場の海辺キャンプは本気で寒い&風がシビアになることも多いです。
風速が1〜2m違うだけで焚き火の扱いやすさは別物になるので、風防付きの焚き火台や陣幕、防風性の高いアウターは必須装備。
天気予報に風速もチェックしつつ、「風強そうなら無理せず森or温泉側にプラン変更」という柔軟さを持っておくのが大人の海キャンです。
森・渓谷キャンプ|静寂と焚き火にひたる時間
森や渓谷のキャンプ場に行くと、一番変わるのは「音の世界」です。
風で揺れる葉の音、鳥のさえずり、川のせせらぎ——それらが焚き火のパチパチという音とミックスされて、自然と自分の呼吸までゆっくりになっていきます。
スマホを触る時間が極端に減るのも、森キャンプあるあるですね。
南九州市の
オートキャンプ森のかわなべ
は、まさに“森に抱かれるキャンプ場”。
区画サイト・フリーサイト・キャンピングカーサイト・ゲルまで揃っていて、どのサイトにいても周囲はぐるっと森林。
冬に行くと、海辺と違って風の直撃が少ない分、タープを低めに張れば焚き火の熱がしっかり溜まります。
夜になると照明が落ちて、聞こえるのは自分の焚き火の音と、遠くの森の気配だけ。「今日はすごくよく眠れたな」と感じるキャンパーが多いのも納得です。
「夏はやっぱり川だよね!」派にぶっ刺さるのが、曽於市の
清流の森 大川原峡キャンプ場。
公式サイトにもある通り、透きとおった川で水遊びや魚とりができて、
バンガロー・オートサイト・常設テントまで完備した“清流特化型キャンプ場”です。
実際、真夏に行くとサイト設営より先に子どもたちが水着に着替え始めます(笑)。
夜は一転して静かになり、「川の音+ときどきフクロウ」がBGMの焚き火タイムに突入。
森・渓谷キャンプに向いているのは:「静かな環境で焚き火に集中したいソロ」「子どもに川遊びをたっぷりさせたいファミリー」「夏場の避暑キャンプを探している人」「海の強風が苦手なキャンパー」。
注意点としては、気温と湿度の差。
夏は涼しい半面、夜中に想像以上に冷え込むこともあるので、薄手のフリースや長袖は必携。
また、渓谷サイトは朝露でギアがしっかり濡れることも多いので、グランドシートや防水ケースの準備もしておくと安心です。
温泉×キャンプ|湯けむりと焚き火の二重奏
鹿児島キャンプの真骨頂は、やっぱり「温泉×キャンプ」の組み合わせだと思っています。
霧島、吹上、北薩、指宿……とにかく温泉エリアが多いので、「テント泊なのに身体は常にととのっている」という、ちょっと反則気味の楽しみ方ができるんですよね。
高原&温泉の王道コンボといえば、
霧島高原国民休養地。
キャンプサイトのすぐそばに天然温泉「シンフォニースパ」があって、チェックインして設営したら即ひとっ風呂、夜の焚き火前にもう一回、朝チェックアウト前にもう一回……と、何往復もしてしまう魔力があります。
高原の冷たい空気の中、湯上がりのポカポカした体で焚き火台の前に座るあの時間は、一回ハマると抜け出せません。
「とにかく家族で安心して温泉&高規格キャンプを」という人には、
北薩広域公園オートキャンプ場。
園内の温浴施設「北薩健康の里」とオートキャンプ&バンガロー&巨大遊具公園が一体化していて、
「昼:公園と自転車で遊び倒す → 夕方:温泉 → 夜:焚き火」
というフルコース家族キャンプが自然と成立します。
初キャンプの友人家族を連れて行くなら、まずここを候補にしておけば間違いないです。
コンパクトかつ“温泉全振り”で楽しみたい人にハマるのが、吹上温泉エリアの温泉付きキャンプ場、
たとえば
ふくずみの湯キャンプ場。
サイトから温泉棟までの距離が近くて、「設営 → 温泉 → 焚き火 → 温泉」のループが徒歩だけで完結します。
車を動かす必要がないので、お酒を飲む人にとっても安心度が高いんですよね。
温泉キャンプに向いているのは:「秋冬キャンプをとことん楽しみたい人」「お風呂環境が整っていないと不安なファミリー」「キャンプ初心者だけど、一気に“快適キャンプ”を味わいたい人」「サウナや温泉から焚き火にダイブするループでととのいたい大人キャンパー」。
秋冬の鹿児島キャンプは、温泉付きキャンプ場を選ぶだけで快適さが本当に段違いになります。
湯あがりのポカポカした体で、焚き火台の前に座ってゆっくりマグカップを傾ける時間は、
ちょっと大袈裟に言うと「一年分の疲れをリセットするスイッチ」みたいなもの。
防寒ギアはしっかり用意しつつ、「温泉×焚き火」という鹿児島ならではの楽しみ方を、ぜひ一度味わってみてほしいです。
初心者・ファミリーが鹿児島のキャンプ場を選ぶときのチェックポイント

「鹿児島まで行ってキャンプデビューしたいんだけど、どこ選べばいい?」と、ここ数年めちゃくちゃ聞かれます。結論から言うと、ポイントさえ押さえておけば、初キャンプでもかなりの確率で“勝ち試合”にできます。逆に、このチェックをサボると「トイレがキツくてママの機嫌ガタ落ち」「お風呂問題で子どもが限界」みたいな、よくある“キャンプデビュー失敗あるある”に直行します。
ここでは、僕が実際にファミリーキャンプや友人家族とのグルキャンを重ねる中で、「これは最初に見ておいたほうがいい」と痛感したポイントを、できるだけ具体的にまとめました。予約サイトの写真だけじゃ分かりにくいところこそ、しっかりチェックしておきましょう。
- トイレと炊事場:
まずはここから。
「和式しかなくて、子どもが嫌がって大変だった」「夜のトイレが暗くて怖がられた」——これ、現場でよく耳にする失敗談です。
霧島高原国民休養地(公式サイト)や北薩広域公園オートキャンプ場(公式サイト)のような高規格系は、
洋式トイレ・多目的トイレ・明るめの照明がしっかり整っています。
僕がいつもチェックしているのは、- 洋式があるか/和式のみか
- 夜でも安心できる明るさか
- 炊事場の蛇口の数(混み合わないか)、お湯が出るかどうか
公式サイトの写真や「施設案内」のページを見たり、不安なら電話で聞いてしまうのがおすすめです。
- 売店・レンタル:
忘れ物対策は、初キャンプの生命線。
北薩広域公園や指宿エコキャンプ場(休暇村指宿キャンプ場)のように、
薪・炭・着火剤・ガス缶・ランタンなどのレンタル・販売があるキャンプ場だと、
「あ、トング忘れた」「ガス1本足りない」となってもリカバリーが効きます。
僕は初めて行くキャンプ場では、必ず- 薪・炭が売店で買えるか
- BBQコンロやランタンのレンタルがあるか
- 氷・飲み物・ちょっとした調味料が手に入るか
をチェックしています。これだけで、準備のプレッシャーがかなり減ります。
- 近隣施設:
「あ、牛乳切らした」「オムツが足りない!」——これを現地で気づくと地味に詰みます。
鹿児島のキャンプ場は、意外と「車で10〜15分走ればスーパー・コンビニ・ドラッグストアがある」パターンが多いです。
くにの松原キャンプ場(公式サイト)や霧島エリアのキャンプ場は、車で少し走れば買い出しスポットがいくつもあります。
Googleマップで「キャンプ場名 → 近くのスーパー・ドラッグストア」を事前検索しておき、
チェックイン前に一度まとめて買い出ししておくと、現地でバタバタしなくて済みます。 - 温泉・シャワー:
子ども連れキャンプでお風呂問題をなめてはいけない、と本気で思っています。
霧島高原国民休養地(場内に「シンフォニースパ」併設)、
北薩広域公園(園内に「北薩健康の里」)、吹上温泉エリアのふくずみの湯キャンプ場(公式サイト)など、
「温泉 or しっかりした温浴施設がセット」のキャンプ場は、ファミリーにとって神レベルです。
小さな子がいる場合は、- キャンプ場内にシャワー・お風呂があるか
- 車で15分以内に日帰り温泉があるか
- 営業時間(チェックイン後でも間に合うか)
をチェックしておくと、「結局お風呂に入れなかった問題」を避けられます。
- 車の通行と水辺:
これは“安全面”で超重要なポイント。
オートサイトが多いキャンプ場では、サイトすぐ横を車が通るレイアウトになっていることもあります。
北薩広域公園や森のかわなべ(公式サイト)のように、
速度制限や場内ルールがしっかりしているところは安心感が高いですが、
予約時に「小さな子どもがいるので、車通りの少ないサイト希望です」と一言添えておくと、かなり配慮してもらえることが多いです。
川沿い・海沿いのキャンプ場では、- サイトと水辺の距離(すぐ走っていけてしまわないか)
- 柵やフェンスの有無
- 増水時の避難経路や注意事項
を事前に確認しておきましょう。特に清流の森 大川原峡キャンプ場のように川遊びメインの場所では、
昼間に「ここから先は行かないよ」とルールを共有しておくのがおすすめです。
キャンプ場によっては、ファミリー向けエリアとソロ向けエリアをあえて分けているところもあります。霧島高原国民休養地や北薩広域公園など、区画が多いキャンプ場はその傾向が強めです。予約時に「小さな子どもがいます」「キャンプ初めてです」と正直に伝えておくと、静かなエリアやトイレに近いサイトを選んでくれたりするので、遠慮なく相談してみてください。
初キャンプの成功体験は、その後のアウトドア人生をほぼ決めると言ってもいいくらい大事です。この記事を読みながら、気になるキャンプ場の公式サイトをいくつか開いて、上のチェックポイントを順番に見ていくだけで、失敗率はかなり下げられますよ。
ソロキャンパー&静寂派にすすめたい鹿児島の焚き火スポット

「誰にも気をつかわずに、ひとりで火だけ見ていたい」。ソロキャンプをやり込んでいくと、だんだんそんな欲求が強くなってきます。僕自身、取材抜きで完全オフの日は、だいたい鹿児島の“静かなキャンプ場”にテントを張って、火と自分だけの時間を楽しんでいます。
ここでは、実際にソロで何度も通って「ここなら静寂を取りに行ける」と感じたスポットを、公式情報も絡めながら紹介します。条件はシンプルで、平日・オフシーズンを狙えばかなりの確率で“ひとり時間”を確保しやすい場所です。
- 平日の「オートキャンプ森のかわなべ」:
南九州市の
オートキャンプ森のかわなべ
は、ソロで行くと良さが倍増するタイプの森キャンプ場です。公式サイトの場内マップの通り、区画サイト・フリーサイト・キャンピングカーサイト・ゲルが森の中にゆったりと配置されていて、
サイト同士の距離感がちょうどいい。
平日に行くと、ファミリー層が少なくて、サイトが一つおきに埋まるくらいの余裕があることも多いです。僕はいつも、炊事棟から少し離れた区画サイトを選んで、タープを低めに張り、焚き火台をチェアに近づけて“ひとり用の小さなリビング”を作ります。
森に囲まれているので風の直撃が少なく、冬でも焚き火の熱が逃げにくい。夜、サイトの照明が落ちていくと、聞こえるのは薪のはぜる音と、遠くのフクロウの声くらい。「今日は人間より木のほうが多いな」という感覚の中で火を見つめていると、頭の中のノイズがじわじわ薄まっていきます。 - オフシーズンの「霧島高原国民休養地」:
霧島連山の麓に広がる
霧島高原国民休養地
は、高原×温泉の王道フィールドですが、あえて寒い時期の平日を狙うと、ソロ向けの焚き火天国に変わります。
公式サイトのキャンプ案内にもある通り、オートサイト・フリーサイトともに余裕のある区画になっていて、オフシーズンは一帯がガラガラの日もあります。標高約500mの高原なので、冬はとにかく冷える。でも、そのぶん星の見え方と焚き火のありがたさが段違いです。
僕はここで、よく「シンフォニースパ」で温泉に浸かってからサイトに戻り、厚手のダウンに身を包んで焚き火に当たります。息が白くなる気温で、マグカップの湯気と焚き火の煙が混ざるあの感じは、ソロじゃないと味わえない贅沢かもしれません。「寒いけど、この寒さも含めて良いな」と思えた夜は、大体ここです。 - 平日や閑散期の「清流の森 大川原峡キャンプ場」:
渓谷の水音に包まれながら焚き火をしたいなら、
清流の森 大川原峡キャンプ場
一択です。公式の「施設利用のしおり」にもあるように、清流での水遊び&家族連れに人気のキャンプ場ですが、平日や夏以外の時期は一気に静かな渓谷キャンプ場の顔になります。
サイトから川までの距離が近く、テント前に座っているだけで絶えず水音が聞こえるので、もはや“環境音アプリ”どころか本物のBGM状態。ソロで行くときは、あえてランタンを控えめにして、焚き火と月明かりだけで過ごすのが好きです。
川沿いサイトは季節や水量によって使えるエリアが変わることもあるので、行く前に公式サイトの最新情報を確認しつつ、「静かに過ごしたいので、できれば端のほうのサイトで…」と予約時に伝えておくと、かなり配慮してもらえます。
ソロでくべる薪の音は、まさに自分だけに刻まれるメトロノームみたいなものです。鹿児島の夜風に吹かれながら火を見つめていると、仕事のことや日常のゴチャゴチャが、一歩引いたところから見えるようになる瞬間があります。「次、どう動こうかな」とか「本当は何を大事にしたいんだっけ?」みたいなことを、焚き火の前でそっと整理する——そんな時間をくれるのが、ここで挙げた静かなキャンプ場たちです。
まとめ|“またこの火を見に来よう”と思えるキャンプ場を、鹿児島で
鹿児島って、キャンプ目線で見ると本当にズルい土地です。錦江湾と桜島を正面にした海辺のサイトもあれば、南九州市や曽於市の深い森・渓谷、霧島や吹上・北薩・指宿みたいに「温泉前提でしょ?」と言わんばかりのエリアまで揃っている。どのロケーションにも、ちゃんと“焚き火が主役になれるキャンプ場”が存在します。
- 海辺で夕日と炎を同時に楽しむなら:
桜島と錦江湾を真正面にできる
国分キャンプ海水浴場、
知林ヶ島の“砂の道”までセットで楽しめる
指宿エコキャンプ場。
どちらも、夕方に焚き火をつけた瞬間「今日ここを選んで正解だった」と素直に思える場所です。 - 森や渓谷の静けさに浸りたいなら:
森に優しく包まれる
オートキャンプ森のかわなべ、
清流の音が一晩中続く
清流の森 大川原峡キャンプ場。
どちらも「今日はスマホの存在を忘れてたな」と後から気づくタイプのフィールドです。 - 温泉とセットでとことん癒やされたいなら:
高原×温泉の王道、
霧島高原国民休養地、
高規格&巨大遊具&温浴施設が揃った
北薩広域公園オートキャンプ場、
そして吹上温泉の
ふくずみの湯キャンプ場など、温泉付きキャンプ場。
「テント泊なのに毎日ととのう」という、ちょっと反則みたいな体験ができます。
僕自身、この記事で紹介したキャンプ場の多くで実際にテントを張って、何度も焚き火を眺めてきました。
国分の砂浜で桜島のシルエットと炎を同じフレームに収めた夜も、森のかわなべで「今日は人間より木のほうが多いな」と思いながら薪をくべた夜も、霧島高原で指先がかじかむ寒さの中、シンフォニースパ帰りのポカポカ状態で焚き火にあたった夜も——どれも、時間が経ってからじわじわ効いてくる“後から効く思い出”になっています。
なので、最後にひとつだけ、あえてストレートに質問させてください。
あなたが一番惹かれるのは、「海辺の炎」でしょうか。それとも「森の炎」、あるいは「温泉あがりの炎」でしょうか。
なんとなくでも「これかな」とイメージできたなら、それがもう答えに近いです。あとは、そのロケーションにいちばん近いキャンプ場をこの記事から選んで、公式サイト(予約ページ)を開いてみてください。
予約ボタンを押した瞬間から、あなたの中のキャンプの物語はもう動き出しています。
“またこの火を見に来よう”と思える場所と出会う旅を、ぜひ鹿児島で始めてみてください。きっと、次のシーズンには「今度はあっちのロケーションも試してみたい」と、この記事に戻ってきてもらえるはずです。
よくある質問(FAQ)
Q1. 鹿児島のキャンプ場で直火の焚き火はできますか?
A. これ、めちゃくちゃよく聞かれますが、結論はほぼ「NO(直火NG)」と思っておいてください。
霧島高原国民休養地(公式サイト)や
オートキャンプ森のかわなべ(公式サイト)など、
鹿児島の主要キャンプ場は基本的に焚き火台必須です。芝生サイトや林間サイトでは、地面保護のために
「焚き火シート(耐熱マット)も併用してください」というルールがあるところも多いです。
僕はどこに行くときも、
焚き火台+耐熱シート+火消しツボをセットで持っていきます。直火OKと書いてあっても、
地面へのダメージを考えると、焚き火台を使っておくほうが結果的にフィールドの寿命を伸ばせるのでおすすめです。
Q2. 冬に鹿児島でキャンプするなら、どのエリアが過ごしやすいですか?
A. 「鹿児島=南のほうだから冬でもあったかいでしょ?」と油断すると、普通にやられます(笑)。
海辺は風が強い日だと体感温度が一気に下がるので、冬キャンプ初心者にはあまりおすすめしません。
僕が推すのは、
森 or 高原のキャンプ場+温泉の組み合わせです。
たとえば:
- 霧島高原国民休養地(公式サイト)…
高原でキリッと冷えるけど、「シンフォニースパ」でしっかり温まってから焚き火に戻れるのが強い。 - 北薩広域公園オートキャンプ場(公式サイト)…
園内の温浴施設「北薩健康の里」込みで、家族連れの冬キャンプデビューにちょうどいい。 - 吹上温泉エリアの温泉付きキャンプ場(例:
ふくずみの湯キャンプ場)…
サイトからすぐ温泉に行けて、「冷えた→温泉→焚き火」の無限ループが完成します。
冬の鹿児島は「本州の真ん中よりちょいマシ」くらいの感覚で、防寒はしっかりめに。
ダウン・ニット帽・ネックウォーマー・厚手の手袋あたりまで揃えておくと、焚き火時間を最後まで楽しめます。
Q3. 温泉付きキャンプ場で子ども連れでも安心な場所は?
A. 子ども連れで温泉付きキャンプ場を選ぶときに見るべきは、「温泉までの動線」と「夜の明るさ」です。
僕が現地で使ってみて「これはファミリーにすすめやすいな」と思ったのは次のあたり。
- 霧島高原国民休養地(公式サイト)…
キャンプサイトからシンフォニースパまでの動線がわかりやすく、場内照明も十分。高原とはいえ、子連れでも歩ける距離感です。 - 北薩広域公園オートキャンプ場(公式サイト)…
オートサイト&バンガローのすぐそばに「北薩健康の里」があり、露天風呂や家族風呂も選べます。公園エリアも含めて“ファミリー前提”の設計。
夜の温泉〜サイト移動は、足元がかなり暗くなることもあるので、
大人用+子ども用のヘッドランプを人数分用意しておくと安心です。
「暗いから怖い」で子どものテンションが一気に下がる、というのを何度も見てきたので、ライトだけはケチらないのがおすすめ。
Q4. 鹿児島の無料キャンプ場は治安やマナー面で問題ありませんか?
A. これは正直に言うと「場所とタイミングによる」という答えになります。
無料キャンプ場は、コスト面では最高ですが、そのぶん利用者の層がすごく広くて、
「めちゃくちゃマナーのいいソロキャンパーだけの日」もあれば、
「夜中まで音楽&大声トークのグルキャンに当たってしまう日」もあります。
僕は、初めての鹿児島キャンプやファミリーキャンプでは、有料の高規格〜中規模キャンプ場を強くおすすめしています。
霧島高原国民休養地、北薩広域公園、オートキャンプ森のかわなべ、指宿エコキャンプ場、くにの松原キャンプ場あたりは、
管理人常駐&ルールが明確で、初心者にとって安心感が段違いです。
無料キャンプ場は、ある程度経験を積んで「多少のガヤは大丈夫」「自分でトラブルを避けるコツが分かってきた」タイミングで試してみる、ぐらいがちょうどいいと思います。
Q5. 鹿児島空港からアクセスしやすいキャンプ場はどこですか?
A. 飛行機+レンタカーで行くなら、まず候補に挙がるのは霧島エリア一択です。
中でも、
霧島高原国民休養地
は鹿児島空港から車で約30〜40分ほど(道路状況による)で到着できて、
「キャンプサイト+温泉+霧島観光」を一気に楽しめるバランスの良い拠点になります。
プランとしては、
- 1日目:空港→レンタカー→買い出し→霧島高原で設営&焚き火&温泉
- 2日目:チェックアウト後に霧島神宮や丸尾滝などを観光→空港へ戻る
という流れが鉄板です。
「鹿児島キャンプも観光も一気に味わいたい」「時間を無駄にしたくない」という人は、まず霧島周辺のキャンプ場からチェックしてみてください。






