夜明け前の阿蘇は、驚くほど静かだ。
草原を撫でる風がテントをほんの少しだけ揺らし、焚き火の残り火が「まだ行かないで」と赤く息づく。
フライの隙間から覗く群青の空には、外輪山の稜線がゆっくりと光をまといはじめ、まるで大地そのものが目を覚ましていくようだった。
キャンプ歴は300泊を超え、取材で日本中のフィールドを歩いてきた。
だけど——“心がほどける瞬間”という意味では、阿蘇の朝に勝る場所を僕はまだ知らない。
この大地に立つだけで、日々まとってしまった余計なノイズが、ふっと風に吹き払われていくのだ。
今回は、15年以上アウトドアの現場に立ち続け、キャンプ場の設計者や管理者にも直接ヒアリングを行ってきた僕が、
「本当に人に勧められる阿蘇のキャンプ場」だけを10ヶ所に絞って紹介する。
映えや人気ランキングではなく、“帰り道に、思わず次の予約を入れたくなるかどうか”を基準に選んだ“実感の10選”だ。
焚き火の音が澄んで響き、夜風が素直に肌をなでる場所だけを選んでいる。
あなたのキャンプ人生の“記憶に残る一泊”になれば嬉しい。
- 1. 山鳥の森オートキャンプ場|静寂×温泉×森に抱かれる名地
- 2. 歌瀬キャンプ場|九州屈指の“高規格×自然美”を両立
- 3. 休暇村 南阿蘇キャンプ場|高原の風が抜ける絶景フィールド
- 4. 古代の里キャンプ村|阿蘇五岳を望む“原体験”に近い場所
- 5. ゴンドーシャロレー|阿蘇外輪山の広大な草原サイト
- 6. ASO MILK FACTORY CAMPGROUND|“新定番”の高規格スポット
- 7. 月廻り公園キャンプ場|阿蘇五岳が“丸見え”の視界ゼロロケーション
- 8. マゼノ共和国「森のテラス」|森と風の音だけが残る場所
- 9. 南阿蘇あぐりキャンプ場|子連れに優しい“高規格×絶景”
- 10. ASOVO|アウトドア×カルチャーの“今っぽい”キャンプ場
- 阿蘇キャンプのFAQ(よくある質問)
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- 情報ソース・参考リンク
1. 山鳥の森オートキャンプ場|静寂×温泉×森に抱かれる名地

エンジンを切った瞬間、空気が一段ギアを落としたみたいに静かになります。
聞こえるのは、風が木々を揺らす音と、鳥の声と、自分の足音だけ。
阿蘇エリアはいろいろ回ってきましたが、「森の静けさ × 温泉 × ファミリー向け設備」のバランスで言うと、山鳥の森はトップクラスだと感じています。
まずチェックしてほしいのが、公式サイト。
山鳥の森オートキャンプ場 公式サイトはこちら
ここに書いてある通り、このキャンプ場は2020年の豪雨災害から復活した、家族経営のキャンプ場です。
「ただの高規格」ではなく、「想いのある高規格」なので、場内の雰囲気が本当にあったかい。
● なぜ「本当に泊まるべき」なのか(深掘り)
- 敷地内から湧く“源泉かけ流し”温泉がエグいご褒美
場内の温泉棟には、源泉かけ流しの内風呂&露天風呂があって、キャンプしながら本格温泉に入れます。
チェックインして設営を終えたあと、暗くなる前にまずひとっ風呂。これだけで「来てよかった」が確定するレベルです。 - 林間オートサイトの“音の静けさ”がすごい
サイトはS・M・L・LLサイズがあって、1区画あたり約56〜120㎡。区画内に車1台分の駐車スペース付きで、隣とも程よい距離感があります。
林間なので風の抜け方がやさしくて、焚き火のパチパチ音がすごくクリアに聞こえるんですよね。夜、ふと耳を澄ますと「火の音ってこんなに気持ちいいんだ」と気づきます。 - 子どもが全力で遊べるのに、大人はちゃんと癒される
夏はプールや川遊び、場内の釣り堀もあって、ファミリーキャンプ勢にはありがたい仕掛けがたくさん。
「子ども→遊び倒す/大人→温泉でととのう」という、両者Win-Winの構図ができあがるのが、山鳥の森の強みです。 - “家族経営ならでは”のルールと安心感
グループ利用やマナーに関しては、公式でもしっかりルールを明示していて、「静かに過ごしたいキャンパーを守るスタンス」がはっきりしています。
実際、そのおかげで夜も落ち着いた雰囲気で、ファミリーや夫婦キャンプでも安心して過ごせる空気感があります。 - 設備は高規格寄り。でも“山のキャンプ場らしさ”はちゃんと残っている
トイレはウォシュレット付きで清潔、炊事棟には給湯もあり、電源付きサイトも選べます。
とはいえ、全部が人工的に作り込まれているわけではなく、程よく“山のキャンプ場感”が残っているのが好きなポイントです。
個人的に一番グッときたのは、「温泉から上がって、まだ少し濡れた髪のままサイトに戻って、そのまま焚き火の前のチェアにドカッと座る瞬間」です。
森の匂いと、湿った夜気と、まだあったかい身体。ここに阿蘇の冷たい風が少し混ざってくる感じがたまらない。
山鳥の森は、その“気持ちいい時間の濃度”がめちゃくちゃ高いキャンプ場です。
● 僕ならこう使う|おすすめの過ごし方
- 13〜14時ごろにチェックイン → 日が高いうちに設営完了
林間なので、夏でも設営中にバテにくいのがうれしい。 - 子どもがいるなら、まずプールや川遊びゾーンへ
テントを基地にして、どんどん遊ばせておくスタイル。 - 夕方16〜17時頃に温泉へ
明るい時間帯の露天風呂は、森の緑が近くてそれだけで癒やされる。 - 日没後は焚き火+晩ごはん
林に囲まれて外灯も控えめなので、焚き火の炎がより主役になります。 - 朝は早起きして、森の中を少し散歩
子どもが起きる前に、熱めのコーヒーを飲みながら1人時間を楽しむのも最高。
● 向いているキャンパー
- 子連れファミリー:遊び場×温泉×高規格で、キャンプデビューにも本気でおすすめ。
- 夫婦・カップル:温泉でまったり→焚き火でゆっくり話す、という「大人の時間」が作りやすい。
- 静かに焚き火を楽しみたいソロ:森の音に包まれながら、火だけを見て過ごしたい人にも刺さります。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. 温泉って本当にキャンプ場内にあるの?クオリティどう?
A. サイトから歩いて行ける場所に、しっかりした温泉棟があります。内風呂+露天で、泉質も気持ちよくて「これキャンプ場の温泉でいいの?」ってレベル。シャンプー類は基本持参スタイルなので、温泉旅館並みのサービスを期待しすぎないのがコツです。 - Q. 電源サイトはある?冬キャンプでもいける?
A. M・Lサイズの一部に電源付きサイトがあります。ヒーターや電気毛布を使いたい人は、迷わず電源付きプランを選ぶのがおすすめ。標高が高めなので、冬はしっかり防寒装備を前提に考えた方がいいです。 - Q. グループキャンプってどう?うるさくならない?
A. 公式でも「友人・知人の大人数グループ利用は制限あり」と明記していて、静かな雰囲気を保つポリシーがはっきりしています。ワイワイ騒ぐ“宴会キャンプ”向きではなく、「家族や少人数で落ち着いて過ごしたい人向け」のキャンプ場です。 - Q. キャンプ初心者でも大丈夫?
A. むしろ初心者にこそ推したいタイプ。トイレ・炊事棟が綺麗で使いやすく、車も各区画のすぐそばに停められるので、荷物の出し入れもラク。困ったことがあれば管理人さんに相談しやすい空気感なのも、家族経営キャンプ場のいいところです。
2. 歌瀬キャンプ場|九州屈指の“高規格×自然美”を両立

テントのジッパーを開けた瞬間、「あ、ここは芝生が主役のキャンプ場だな」と一発でわかります。
一面びっしりのグリーンカーペット。ペグを打つときの“トン、トン”という感触からして気持ちいい。
阿蘇~九州エリアをあちこち回ってきましたが、「芝生サイト」としての完成度は歌瀬が頭ひとつ抜けてます。
まずは公式サイトを一度見てほしいです。
歌瀬キャンプ場(歌瀬 OUTDOOR LIFE)公式サイトはこちら
ここに載っている通り、オートA/B/Cサイト、リバーサイト、フリーオート、テントサイト、焚火サイト、バンガローまで、サイト構成がとにかく豊富。
「芝生のオートサイト × 電源 × 流し台」が基本スペックなので、ファミリーでもソロでも、快適さの底が高いんですよね。
● 歌瀬が“九州屈指のキャンプ場”だと感じる理由(深掘り)
- 100〜150㎡クラスの芝生オートサイトが最高に使いやすい
公式の施設情報にあるように、オートA/B/Cサイトはおおむね100〜150㎡クラスの広さがあって、
「2ルーム+タープ+車」の王道ファミリーセットを組んでも、まだ余裕があります。
サイトの地面はきれいな芝で、ペグも素直に入るし、水はけもいい。
大型テントを立て慣れている人ほど、この芝生のありがたみがわかるはず。 - “電源&流し台付き”がデフォルト級の充実ぶり
オートAサイトやリバーサイトは、各区画にAC電源と専用流し台付き。
B/Cサイトも2〜4区画で流し台共同+電源付きという構成で、
「サイトにマイ流し台があるキャンプ場って、こんなに楽なんだ…!」と実感します。
朝の食器洗いで炊事棟に行列しないの、地味に最高です。 - 夏はプール&川遊びで、子ども側の満足度がバグる
場内には夏季営業のプール(使用料無料)と、川遊びができるエリアがあります。
うちの子どももここに連れて行ったとき、テントよりプールと川の記憶の方が強かったくらい(笑)。
「サイトに帰ってきたらすでにバテてるので、夜はスッと寝てくれる」という、親的にもありがたい流れです。 - 管理棟の売店が優秀すぎて、ちょっとしたギア沼にハマる
公式にもある通り、OD缶・CB缶・ホワイトガソリンなど燃料系はほぼ一通り揃っていて、さらにオリジナルギアも豊富。
歌瀬七輪、歌瀬五徳、オリジナル焚き火スタンド、BBQスパイスなど、「歌瀬ブランド」がめちゃくちゃ楽しいです。
キャンプが終わっても、自宅でそのギアを使うたびに歌瀬を思い出せるのがいい。 - イベントの企画力が高く、“連泊”や“リピート”が前提のキャンプ場
公式のイベント情報を見てもらうとわかりますが、季節ごとにキャンプファイヤー、音楽イベント、星空観察など、
「キャンプ+α」の楽しみ方が豊富。
一泊だと正直もったいないので、個人的には最低2泊3日で組みたいキャンプ場です。
実際、僕も歌瀬は「連泊前提」で予約することが多いです。
初日は設営と場内探検と温シャワーで終わって、2日目に川遊びと昼寝とゆる焚き火。
3日目の朝にテントのジッパーを開けて、まだ誰も歩いていない芝生を眺めながらコーヒーを飲む瞬間、
「ああ、やっぱり2泊にしてよかった」って毎回思います。
● 僕ならこう使う|歌瀬キャンプ場での“理想の2泊3日”
- 1日目:設営+場内チェック+売店パトロール
早めにチェックインして、オートAかリバーサイトにイン。
設営後は管理棟の売店をのぞいて、歌瀬オリジナルの焚き火ギアやスパイスを物色。
夜は軽めに焚き火しつつ、サイトの配置や炊事棟までの動線を体に覚えさせておくイメージです。 - 2日目:プール・川遊びデー+がっつりBBQ
朝からプール→昼は川遊び→夕方にシャワー→夜はガッツリBBQ。
子どもは確実に電池切れになるし、大人はシャワー後の一杯&焚き火で完全にととのいます。 - 3日目:芝生を踏みしめながらゆっくり撤収
チェックアウトまでの時間に、サイトの写真を撮りまくっておくのがおすすめ。
帰宅後に写真を見返すと「またあの芝生でテント張りたいな…」となって、次の予約ボタンをポチッと押す未来が見えます。
● 向いているキャンパー
- キャンプ初心者:芝生サイト+電源+流し台で、初キャンプの不安要素がかなり減ります。
- ファミリーキャンプ:プール・川遊び・イベント・バンガローまで揃っていて、「子どもが飽きない」のが強い。
- 連泊キャンパー:サイトの快適さ、動線、設備の清潔さが“長期戦向き”です。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. 歌瀬ってそんなに芝生いいの?ペグ打ちにくくない?
A. いい意味で“ちょうどいい固さ”です。ガチガチでもふかふかでもなくて、ソリステクラスなら素直に入っていきます。
水はけもよくて、夜露が降りても朝にはだいぶ乾いてくれるので、撤収がかなり楽ですね。 - Q. 夏は暑くない?標高どれくらい?
A. 九州山地の中にあって、平地の街中よりかなり涼しいです。
もちろん真夏の昼間は暑いですが、夕方〜夜、朝にかけてはしっかり気温が下がるので、タープと風通しを意識して設営すればかなり快適に過ごせます。 - Q. 完全初心者でも行ける?なにか心構えある?
A. むしろ初心者ウェルカムなキャンプ場です。
トイレ・炊事棟・シャワーが綺麗で、売店の品揃えもいいので、「あ、忘れた!」にけっこう対応できます。
公式サイトに注意事項も詳しく書いてあるので、一度目を通してから行けば、当日かなり安心して動けると思います。 - Q. 連泊するならサイトはどこがいい?
A. 個人的な推しは「オートA」か「リバーサイト」。
どっちも電源・専用流し台付きで、連泊の洗い物・調理・電源管理が圧倒的に楽になります。
川の音が好きならリバーサイト、少し落ち着いた雰囲気が好きならオートAという選び方がいいかも。
3. 休暇村 南阿蘇キャンプ場|高原の風が抜ける絶景フィールド

テントのフライを開けた瞬間、「あ、これはズルい景色だな」と笑ってしまいました。
視界いっぱいに外輪山のやわらかな稜線、足元には高原の草地、そこに抜けていくひんやりした風。
阿蘇周辺はいろいろ張ってきましたが、「夏をいちばん快適に過ごせるキャンプ場どこ?」と聞かれたら、かなり高い確率でここ、休暇村 南阿蘇を挙げます。
まずは公式サイトをチェックしてほしいです。
休暇村 南阿蘇キャンプ場 公式ページはこちら
標高は約650mクラス。休暇村本館の下に広がるオートキャンプ場で、「阿蘇の山々が一望できる高原サイト」という売り文句にウソはありません。
常設のロッジ型テントやオートサイト、流し付きサイトもあって、「とりあえずここ押さえとけば間違いない」系のキャンプ場です。
● 休暇村 南阿蘇を選ぶべき理由(当事者目線で深掘り)
- とにかく“朝の景色”が反則級
朝、まだ薄暗いうちにフライを開けると、外輪山のシルエットがだんだん色づいていきます。
そこに高原の冷気がスーッと入ってきて、寝ぼけた頭が一気にリセットされる感じ。
コーヒーを一口飲んで、「あ、今日の一日もう勝ち確だな」と思えるくらいには気持ちいいです。 - 標高650m前後という“夏キャンプのベストポジション”
公式情報でも「標高650m、阿蘇の大自然にあるキャンプ場」と紹介されています。
平地の猛暑日にここへ逃げ込むと、「同じ日本なのにここだけ季節違わない?」ってレベルで涼しい。
日中はそれなりに暑くなりますが、夕方〜夜、そして早朝の涼しさが、本当にありがたいんです。 - 休暇村ブランドの“管理の安定感”が段違い
休暇村グループのキャンプ場なので、受付や予約動線、場内の案内、設備の維持管理がとても安定しています。
売店、コインランドリー、炊事棟6棟、トイレ7ヶ所など、施設概要もきちんと開示されていて、「初めてでも不安が少ないキャンプ場」の典型例。 - 常設テントや“手ぶらキャンプ”系プランも用意されている
公式のプランを見ると、常設ロッジ型テントやグランピング寄りのプランも用意されています。
テント設営が不安な人でも、「まずはここでキャンプっぽい体験から始めよう」という使い方ができるのが強い。
キャンプデビューに付き添う立場としても、安心しておすすめできます。 - 周辺観光とのセット運用がしやすい
草千里、白川水源、高森周辺の観光スポット、阿蘇山上方面…。
休暇村 南阿蘇は、アクセス面でもバランスがよく、
「昼は観光+湧水めぐり → 夕方は高原へ帰ってきて涼しいキャンプ」という黄金パターンが組みやすい立地です。
個人的にいちばん好きなのは、「昼間どれだけ外を動き回っても、夜はちゃんと涼しくて、テントの中でグッスリ眠れる」というところ。
夏場の阿蘇って、場所によっては夜も蒸し暑くて寝苦しかったりするんですが、ここはシュラフの選択を一段階間違えると寒いくらいです。
● 僕ならこう使う|休暇村 南阿蘇キャンプ場での“夏逃げプラン”
- 昼:阿蘇観光&水辺でクールダウン
白川水源あたりで冷たい湧き水に触れたり、南阿蘇鉄道に乗ったりして「ザ・観光」を楽しむ。
日中はしっかり遊び倒しておきます。 - 夕方:高原のキャンプサイトに戻って一気に涼しくなる瞬間を味わう
16〜17時ごろにサイトへ戻ると、気温がスッと落ちていくのが体感できます。
ここでチェアに座って一息つく瞬間が、本当にご褒美。 - 夜:焚き火+星空タイム
高原なので空が開けていて、天気が良い日は星もかなり期待できます。
焚き火の熱と、高原の冷たい風のバランスがちょうど良くて、いつもより長く火を眺めていたくなるはず。 - 朝:ちょっと早起きして“高原散歩”
テントの周りを軽く歩くだけでも、空気の冷たさと静けさが気持ちいい。
本館側に上がって眺望をもう一度眺めると、「また来よう」が確定します。
● 向いているキャンパー
- 絶景キャンプが好きな人:外輪山ビューのテント泊は、阿蘇エリアの中でもかなり“映える体験”です。
- 夏も涼しい場所を探している人:標高650m前後の高原サイトは、真夏の避暑キャンプにもってこい。
- 高規格&安心感重視のファミリー:休暇村ブランドの管理体制と施設情報の見える化は、子連れキャンプ勢にとって強い味方です。
- キャンプと観光を両取りしたい人:周辺観光との相性が抜群なので、旅+キャンプ派にも刺さります。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. ほんとにそんなに涼しい?真夏でも行ける?
A. もちろん日中はそれなりに暑いけど、平地の「熱帯夜」と比べると別世界です。標高650m前後なので、夕方〜朝にかけては長袖が欲しくなる日もあります。
夏場は「半袖+薄手フリース or パーカー」くらいを持っていくと安心。 - Q. お風呂とかシャワーはどうしてる?
A. キャンプ場側には入浴施設はないので、僕は基本的に周辺の温泉へ行きます。
車で動けば選択肢は多いので、「今日はどこの湯にする?」って選ぶのも含めて楽しい時間ですね。 - Q. 完全初心者でも大丈夫?休暇村の本館とどう使い分ける?
A. キャンプに慣れていないなら、「1泊は本館、もう1泊はキャンプ」みたいな組み合わせもアリです。
本館でちゃんと寝て、キャンプは“体験”として軽めに楽しむイメージ。
公式サイトにキャンプ場のルールや設備も細かく載っているので、そこを一読しておけばかなり安心して挑戦できます。 - Q. 冬キャンプもいける?
A. 正直、標高とロケーション的に冬はかなり冷え込みます。
冬にテント泊をするなら、しっかりした冬装備と経験が必要。
冬はまず本館泊+高原散策から入って、「次はグリーンシーズンにキャンプで来よう」という流れの方が現実的かな、というのが僕の本音です。
4. 古代の里キャンプ村|阿蘇五岳を望む“原体験”に近い場所

古代の里キャンプ村は、一言でいうと「阿蘇の“素”がそのまま残っているキャンプ場」です。
夕方、テント前のチェアに座ってふと顔を上げると、真正面に阿蘇五岳の稜線。
焚き火の火の粉がふわっと舞い上がるたびに、山の影が少しずつ色を変えていくのをボーッと眺めていられる場所です。
まずは公式サイトを一度見てみてください。
古代の里キャンプ村 公式サイトはこちら
ここに書いてある通り、阿蘇カルデラの渓谷・宮川の水源エリアにあるキャンプ場で、
フリーキャンプサイト・オートキャンプ場・全11棟のコテージ・山女魚のつかみ取り体験・BBQハウスまで揃った“フォレスト&清流系”のフィールドです。
● 古代の里キャンプ村を推したい理由(当事者目線で深掘り)
- 「正面阿蘇五岳」の景色が、本当に阿蘇らしい
サイトから見える阿蘇五岳のラインがとにかく気持ちいいです。
朝は薄い霧の中から山の輪郭が浮かび上がり、夕方はオレンジ〜紫にグラデーションしていく空をバックにシルエットが変化していく。
「あぁ、阿蘇に来たなあ」と素直に思える、“ザ・阿蘇”な景色がここにはあります。 - 清流と“手野の名水”エリアという贅沢すぎる水環境
公式でも書かれている通り、古代の里キャンプ村があるのは白川・黒川の源流である宮川渓谷。
さらにすぐ近くには、知る人ぞ知る湧き水スポット「手野の名水」もあります。
実際にここで水を汲んでコーヒーを淹れてみたんですが、まろやかさが全然違う。
「水がうまいキャンプ場は飯もコーヒーも一段うまくなる」という持論があるんですが、ここはまさにその代表例です。 - 山女魚のつかみ取り&BBQハウスで“遊んで食べる”が完結
場内の清流では山女魚のつかみ取り体験ができて、
子どもはもちろん、大人も気づいたら本気モードになります(笑)。
そのままBBQハウスで焼いて食べられるので、「遊ぶ→獲る→食べる」が一連の体験として完結するのが最高。
阿蘇市観光連盟の紹介ページでも「清流でのフィッシングとBBQが楽しめるキャンプ場」としてピックアップされています。
熊本県観光サイトの紹介はこちら - コテージ泊とテント泊を選べる“懐の深さ”
全11棟のおしゃれなコテージは、冷暖房・キッチン・お風呂付きで、いわゆる「キャンプ初心者を連れて行きやすい宿」です。
テント泊勢とコテージ勢が一緒に楽しめるので、三世代キャンプやキャンプデビューの友人とのグルキャンにも使いやすい。
なっぷのページでも、コテージの設備や周辺温泉まで詳しくまとまっているので、予約前に一度目を通しておくと安心です。
なっぷ|古代の里キャンプ村の詳細はこちら - “不便すぎず、便利すぎない”ちょうどいい立地
車で数分走れば温泉施設やスーパー、道の駅がありつつも、サイトに戻ると一気に森と渓谷の世界に戻ってこれる距離感。
「コンビニが見えるキャンプ場はちょっと…」という人でも、ここならほどよい田舎感で楽しめます。
僕が古代の里を好きな理由は、“高規格ではないけれど、キャンプで欲しいものはちゃんとある”というバランス感です。
Wifiも最新のグランピング設備もないけれど、
「うまい水・きれいな空気・阿蘇五岳の景色・焚き火が似合う静かな夜」
この4つが揃っていれば、それ以上何が要る? と思ってしまうタイプのキャンプ場ですね。
● 僕ならこう使う|古代の里キャンプ村の楽しみ方
- 昼:手野の名水を汲んで、サイトで“水を味わう”コーヒータイム
チェックイン前後のタイミングで、まずは手野の名水に寄り道。
ウォータージャグにたっぷり汲んでおいて、サイトに戻ってコーヒーや炊飯にガンガン使います。
同じ豆でも、家で淹れるのと味の印象がガラッと変わるのでぜひやってほしい。 - 夕方:阿蘇五岳のシルエットをつまみに、ゆる焚き火
日が傾いてくると、五岳の陰影がくっきりしてきて、それだけで一杯いけるレベル。
あとは焚き火を小さめに育てて、炎と山を交互に眺めながらダラダラ過ごす時間が最高です。 - 翌朝:ちょっと早起きして、霧と光の景色を狙いに行く
放射冷却で霧が出る日なんかは、朝の景色が完全に別世界。
カメラ好きなら、ここが一番テンション上がる時間帯じゃないかなと思います。
● 向いているキャンパー
- ソロキャンプでじっくり過ごしたい人:ギラギラした高規格より、静かな渓谷で焚き火したい人にドンピシャ。
- 写真撮影が好きな人:阿蘇五岳のシルエット、水源エリアの清流、星空…被写体だらけです。
- 自然の“素の表情”を味わいたい人:便利さよりも、景色と水と空気を優先したいキャンパー向け。
- コテージ&テント混成キャンプをしたいグループ:アウトドアに慣れていない家族や友人も連れて行きやすいです。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. 古代の里って高規格?トイレとか水回りは大丈夫?
A. いわゆる“バキバキの高規格”ではないけど、必要なところはちゃんと整備されています。
トイレも普通に使いやすいし、炊事場も清潔。
「ピカピカの都市型キャンプ場」というより、“山のキャンプ場の中では快適寄り”という感覚でイメージしてもらうといいかも。 - Q. 周りに温泉はある?テント泊でも風呂入りたい…
A. 車で数分〜十数分の距離に温泉施設がいくつかあります。
なっぷの周辺情報にも一の宮温泉センターなどが載っているので、
僕はいつも「設営→夕方温泉→戻って焚き火」の流れで使っています。 - Q. 子ども連れでも楽しめる?ソロ向けって感じ?
A. どっちもいけます。
山女魚つかみ取りや清流遊び、コテージ泊があるのでファミリーとも相性◎。
一方で、フリーサイトの端っこでこぢんまり張れば、ソロでもしっかり“こもり感”が出せます。 - Q. 初心者がいきなりここでテント泊しても大丈夫?
A. 個人的には「初心者+ベテランの組み合わせ」で行くなら全然アリ。
完全ソロ初心者なら、まずはコテージ泊で場の雰囲気に慣れてから、
次回テント泊にチャレンジする、くらいのステップが安心かなと思います。
5. ゴンドーシャロレー|阿蘇外輪山の広大な草原サイト

ゴンドーシャロレーは、とにかく「スケールがおかしいキャンプ場」です。いい意味で。
炊事棟まで歩く数十メートルですら、つい立ち止まって空を見上げちゃう。
標高約900mの大谷山高原、阿蘇五岳とくじゅう連山をまとめて眺められるロケーションは、阿蘇エリアの中でも別格クラスです。
まずは公式サイトを一度チェックしてみてください。
Gondo Sharolais(ゴンドーシャロレー)公式サイトはこちら
施設案内ページを見ると、約65区画のオートサイト+全長50m超のフリーサイトが4か所という、とんでもない広さのフィールドであることが分かります。
施設案内の詳細はこちら
● ゴンドーシャロレーの“デカさ”がキャンプを変える(当事者目線で深掘り)
- 標高900mの高原×パノラマビューが反則級
熊本県観光連盟の紹介でも「標高900m、大谷山高原にあるキャンプ場」とはっきり書かれているくらい、ここは“高原ど真ん中”です。
サイトからは阿蘇五岳だけじゃなく、くじゅう連山まで一望できるポイントがあって、
晴れた日の夕方なんて「これ、ポストカードやん…」ってレベルの景色が普通に広がっています。 - 区画サイト約65+フリーサイト4か所という自由度
公式の施設案内によると、公園エリア・別荘エリア・噴水サイトなど、エリアごとにキャラクターの違うサイトが並んでいます。
「グループでタープ連結したいからフリー寄りのエリア」「家族で落ち着いて過ごしたいから区画サイト」みたいに、
スタイルに合わせてエリアを選べるのが、ゴンドーの強さです。 - 電線がないから、とにかく“空が広い”
外部サイトの紹介文にもあるんですが、このキャンプ場の特徴の一つが「場内に電線が通っていない」ということ。
これ、写真を撮る人にはめちゃくちゃ大事で、
空を撮っても山を撮っても“変な線”が入らないから、とにかく構図が決まりやすい。
ランタンの明かりと星空を一緒に撮りたい人には、たまらない環境です。 - オフロードコースが隣接していて、“バイク&四駆遊び”までできる
公式サイトの「その他」ページにもある通り、
ゴンドーシャロレーにはバイク&四駆のオフロードコースが併設されています。
キャンプ場(別荘エリア)の下にエンデューロ&モトクロスコースがあって、レースも定期開催。
「昼はオフロードで泥まみれ → 夜は高原でキャンプ」という、一粒で二度おいしい遊び方ができるのが面白すぎます。 - 予約は“電話のみ”。このアナログさがまた良い
予約方法は、今どき珍しい「電話のみ」。
予約ページにも「ご予約はお電話のみの受付となります」と書かれています。
ネット予約に慣れていると最初はハードル高く感じるけど、
電話で日程やざっくりしたサイト希望を伝えながら調整する感じが、“昔ながらのキャンプ場”っぽくて個人的にはかなり好きです。
僕がゴンドーに初めて行ったとき、一番ビビったのは、「夜の静けさ」よりも「空の広さ」でした。
夜、サイトの真ん中に立ってぐるっと一周見渡すと、どの方向を見ても空・空・空。
焚き火の赤い光が、まるで高原にポンっと置かれたひとつの“点”みたいに見えて、
「あ、今めちゃくちゃ贅沢な場所で火を眺めてるな」と実感します。
● 僕ならこう使う|ゴンドーシャロレーの“ベストな過ごし方”
- 1日目:設営+高原散歩+夕焼け待機
早めにチェックインして、景色の抜けが良さそうなエリアに設営。
サイト周辺を軽く散歩して、「どの方向の空が一番おいしいか」を確認しておきます。
夕方になったら、焚き火をスタンバイしつつ、山のシルエットが染まっていくのをゆっくり眺めるだけでOK。 - 2日目:昼はアクティビティ、夜は星空フルコース
バイクや四駆が好きな人は、オフロードコースに挑戦して一日外遊び。
そこまでガチじゃない人は、瀬の本高原や黒川温泉方面へドライブして、温泉とカフェでまったり。
夜は焚き火の火を落とし気味にして、星空メインで楽しむのがおすすめです。 - 3日目:早朝の“雲海チャレンジ”
条件が揃うと、ここは雲海スポットとしても知られています。
早朝、冷え込んだ日に起きて外を覗いてみると、「下の方全部雲なんだけど…?」という景色に出会えることも。
これはもう、早起きしてでも見る価値ありです。
● 向いているキャンパー
- グループキャンプ・大人数キャンプ:サイトが広く、フリーエリアもあるので、タープ連結や大きなレイアウトを組みたい人に最高。
- 星空撮影・夜景撮影が好きな人:電線レスの高原キャンプ場は、星・ランタン・シルエット写真の宝庫です。
- とにかく“広い場所で解放されたい人”:視界が開けているので、テントを張るだけでストレスが半分くらい飛んでいきます。
- バイク・四駆好きのアウトドア派:昼はガチ遊び、夜は焚き火と星空という「最高の組み合わせ」がここにあります。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. 標高900mって、夏でも寒い?服装どうすればいい?
A. 昼間は普通に半袖でOKな日も多いけど、夕方〜朝にかけては一気に冷えます。
真夏でも、長袖のフリース or 薄手ダウン+長ズボンは必ず持っていった方がいいです。
「ちょっと寒いな…」くらいの気温で焚き火に当たるのが気持ちいい場所なので、防寒は多めに。 - Q. 風、強くない?テント飛ばされそうで怖いんだけど…
A. 高原なので、風が出るときはしっかり吹きます。
ペグは鍛造系(ソリステクラス)を推奨。ガイロープもちゃんと張っておきましょう。
風が強そうな日は、背の高いシェルターよりも、背が低めのドームテント+小さめタープの方が安心感あります。 - Q. トイレとか炊事場はキレイ?高原のワイルド系ってちょっと不安…
A. “ピカピカの都会系高規格”ほどではないけど、普通にちゃんと使えるレベルで整ってます。
「自然寄りのキャンプ場の中では十分許容範囲」という感覚。
清潔さに超シビアな人よりも、「景色と開放感が最優先!」って人に向いてると思います。 - Q. 予約が電話だけって、ちょっとハードル高くない?
A. 正直、最初は僕も「え、電話…!?」ってなりました(笑)。
でも一回かけてみると、意外とすぐ慣れます。
「◯月◯日で、大人◯人・子ども◯人、できれば景色見えるエリアがいいんですけど…」くらいの温度感で相談すればOKです。
6. ASO MILK FACTORY CAMPGROUND|“新定番”の高規格スポット

「キャンプ行きたいけど、子ども連れてテント張るのはまだ不安…」
そんな相談をもらったときに、僕が真っ先に思い出すのがここ、ASO MILK FACTORY CAMPGROUND(RVパークsmart ASO MILK FACTORY)です。
正確には“車中泊ベースの高規格キャンプスポット”なんですが、アウトドアデビューのステージとしてはかなり優等生だと思っています。
まずは母体となる牧場と施設の公式情報を一度チェックしてみてほしいです。
ASO MILK FACTORY 公式サイトはこちら
ここを拠点に、世界的に評価された「ASO MILK」や、自家製チーズ・スイーツ・ピザ・パスタ・バラ園まで、
正直「ここだけで一日遊べるよね?」というくらい、“牧場テーマパーク”感のあるフィールドになっています。
● 牧草地のひらけたロケーションと、「牧場ならでは」の空気感
- 阿蘇の牧草地ど真ん中で、視界がとにかく広い
駐車スペース(≒キャンプサイト)は、縦6m×横5mほどのゆったりサイズ。
車を停めても、サイドオーニングやタープを展開する余裕はしっかりあります。
阿蘇の山々と牧草地を背景に、「車+タープ+ローチェア」だけで、“ちゃんとキャンプしてる感”が出るロケーションです。 - 車内泊前提だからこその“安心感”
テント設営がないので、「風でテントが…」とか「夜中の雨漏りが…」みたいな心配が一気に減ります。
小さい子どもがいるファミリーや、キャンピングカー・バンライフ勢にとっては、
“安全で静かな駐車場+高規格なトイレ+グルメ施設”が一体化した感じのスポットだと思ってもらえればOKです。 - バラ園・ショップ・レストラン込みで「1泊2日が足りない」
敷地内には、カフェ・ショップ・チーズ工房・スイーツ工房・レストラン・バラ園がぎゅっと詰まっています。
750種・4,000株クラスのバラが咲き誇るシーズンは、本当に華やか。
子どもはソフトクリームと動物系コンテンツ、大人はチーズ&ワイン&バラ園…と、家族全員それぞれ楽しめるメニューが揃っているのが強いです。
● “高規格”と言える理由(設備まわりをしっかりチェック)
- 電源あり&ウォシュレット付きトイレがすぐそこ
区画にはAC電源が付いていて、冷蔵庫・電気ポット・ポータブルエアコンなどの電気ギアも安心して使えます。
トイレは洋式・男女別・ウォシュレットあり。サイトから約50mという近さなので、
夜中のトイレもストレス少なめです。 - 「火の使用は電気のみ」というルール
ここはあくまで“車中泊施設”なので、焚き火やガス火はNG、電気調理のみOKというルールです。
そのぶん火の心配はほぼゼロ。電気グリルやホットプレート、電気ケトルをうまく使えば、
“焚き火がない夜”でも意外とキャンプ感はちゃんと出せます。 - 食事・買い物は敷地内で完結
ASO MILK FACTORYのレストランやカフェでは、
ASO MILKをたっぷり使ったピザ、パスタ、スイーツ、アイスなどが楽しめます。
「夕飯はレストランでガッツリ、朝ごはんは車内でシンプルに」という使い分けもしやすいです。 - 予約はネット完結&料金もわかりやすい
RVパークsmartとして、予約〜決済までオンラインで完結するスタイル。
利用料金も「1区画◯円/1泊」とシンプルなので、
「とりあえず1泊お試ししてみようか」というハードルが低いのもいいところです。
僕がここを「新定番」と呼びたくなるのは、
“キャンプ場”と“道の駅+RVパーク”のいいとこ取りをしているからなんですよね。
テントを張るキャンプももちろん最高なんだけど、
「今日は移動多めだし、夜はゆっくり安全に休みたい」という旅の1日を、ここに任せられる安心感があります。
● 僕ならこう使う|ASO MILK FACTORY ベースの1泊2日プラン
- Day1:阿蘇観光 → 夕方イン → 牧場グルメナイト
日中は阿蘇山上や白川水源、阿蘇神社あたりを回って観光。
夕方にASO MILK FACTORYへチェックインして、レストランで牛乳・チーズ・地元食材たっぷりの夕飯。
車に戻ったら、ポータブル電源とランタンだけ灯して、家族でボードゲームやトランプを楽しむ、みたいな使い方が最高です。 - 夜:子どもが寝たあと、夫婦で“静かな車内バータイム”
子どもがチャイルドベッドで寝静まったら、運転席をクルッと回して簡易バーに早変わり。
ASO MILKのチーズとおつまみを並べて、タブレットで音楽を流しながら、
「明日はどこ行く?」なんて話してると、テント泊とは違う贅沢さがあります。 - Day2:朝からミルク&パンで“牧場モーニング”
朝イチでショップに行って、ASO MILKとパン、ヨーグルトを調達。
車内かタープの下で簡単な朝ごはんを済ませてから、次の目的地へ出発。
「がっつり撤収作業がない」のが、車中泊キャンプの一番のメリットかもしれません。
● 向いているキャンパー
- キャンプ初心者・キャンプデビューのファミリー:テント設営ナシでも“アウトドア旅”の楽しさを安全に味わえます。
- 高規格スポットが好きな人:トイレ・電源・食事・買い物のすべてが高レベルで揃っている安心感。
- キャンピングカー・車中泊勢:RV向けに設計された区画なので、「まさに自分たちのための場所」という感覚になるはず。
- おしゃれな写真を撮りたいカップル・友人グループ:牧場・バラ園・カフェ・ショップ…どこを切り取っても“映え”ます。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. ここってテント張っていいの?いわゆる“キャンプ場”なの?
A. ベースはあくまで「車中泊専用スペース(RVパークsmart)」です。
テントを地面に張るスタイルのキャンプ場ではなく、車中泊+タープやオーニングでくつろぐ場所と考えるのが正解。
「テント泊をしたい」というより「まずは安全に車中泊キャンプをやってみたい」人に向いています。 - Q. 焚き火とかガスコンロは使える?BBQしたいんだけど…
A. ここは火の使用は電気のみOKというルールです。
焚き火台・ガスバーナー・炭火などは基本NGなので、
キャンプ飯をやりたいなら電気グリル・ホットプレート・電気ケトルあたりを持ち込むイメージになります。
もしくは、素直にレストランでしっかり食べて、車内では軽めに済ませる使い方もアリです。 - Q. 子ども連れでも大丈夫?退屈しない?
A. むしろ子連れにこそ向いてます。
敷地内のショップ・カフェ・スイーツ・バラ園など、歩いて回るだけでもけっこう楽しい。
動物との触れ合いや牧場体験は、西原村側の「阿蘇ミルク牧場」とセットで組むと、
「一日中ミルクと牧場で遊ぶ旅」が組めます。 - Q. 完全初心者が最初の一歩として使うのはアリ?
A. 全然アリです。むしろおすすめ。
テント泊よりも準備が少なくて済むので、
「キャンプっぽいことをやりながら、まずは車中泊に慣れたい」という人には最高のステージです。
ここで“外で一泊する感覚”に慣れてから、次のステップでテント泊キャンプ場に挑戦するとスムーズですよ。
7. 月廻り公園キャンプ場|阿蘇五岳が“丸見え”の視界ゼロロケーション

月廻り公園は、僕の中で「阿蘇五岳が一番“雑にデカく”見える場所」です。いい意味で雑。
テント(もしくはタープ)を張って一息ついて、ふと顔を上げた瞬間に、
根子岳ドーン、高岳ドーンと、阿蘇五岳の壁画みたいなビューが目に飛び込んでくる。
まずは公式情報を押さえておきましょう。
熊本県観光サイト「月廻り公園」の紹介はこちら
月廻り公園(昼の時間帯・施設紹介)公式サイトはこちら
熊本県内868ヶ所から選ばれる「新熊本百景」第1位の絶景スポットで、
3万坪オーバーの芝生広場、全長1200mのゴーカート、草スキー、動物広場、食事処、温泉(現在は営業状況に要確認)まで揃った“なんでも公園”です。
● 月廻り公園を「キャンプ目線」で推したい理由(当事者目線で深掘り)
- 阿蘇五岳の「ド正面ビュー」がエグい
芝生広場から見る根子岳と高岳のラインが、とにかく近くてデカい。
朝は山肌が青白く浮かび上がって、昼は緑と青空でくっきり、夕方はシルエットだけ残して空がオレンジ〜紫に染まっていく…。
チェアを山向きに1脚置くだけで、「あ、もう今日は勝ちだな」って思えるくらいには景色が強いです。 - 3万坪クラスの芝生で“テントから一歩も出たくない”を実現できる
公式にもある通り、ここはとにかく芝生広場が広い。視界を切る建物や電線がほぼないので、
小さなポップアップテント+ローチェア+テーブルだけでも、ちゃんとキャンプ気分になります。
レジャーシートをガッと広げて「今日はここから一歩も動かない」と決め込むデイキャンプに最高です。 - グラススキー・ゴーカート・動物広場で子どものテンションが上がりっぱなし
子ども視点だと、ここはほぼテーマパーク。
芝生の坂での草すべり、全長1200mのゴーカート、ポニー・ヤギ・ウサギと触れ合える動物広場…。
「ちょっと遊んでこい〜」で1〜2時間は平気で帰ってこないので(笑)、
親はその間、阿蘇五岳をツマミにコーヒーを飲んでボーッとしていられます。 - 田楽・そば・温泉まで“公園内完結”のフルコース
園内には囲炉裏でいただく田楽やそばのお店、そして露天風呂のある月廻り温泉が併設(現在の営業状況は要確認)。
正直、ここだけで「景色を見る→遊ぶ→食べる→風呂→また景色を見る」が完結してしまうので、
“動きたくないキャンプの日”の拠点にちょうどいいんですよね。 - コスパがとんでもなく良い“絶景デイキャンプスポット”
公園自体の駐車場は無料、芝生広場でのレジャーシートやポップアップテント利用もOK(バーベキューなど火器類の可否は現地ルール要確認)。
「お金をかけずに阿蘇五岳の真正面に一日中いる」という意味では、コスパはかなりぶっ壊れてます。
大事なポイントとして、月廻り公園はいわゆる“本格オートキャンプ場”ではなく、あくまで公園+温泉のレジャースポットです。
僕としては、「デイキャンプ&ピクニックの最上位互換」として使うのが現実的かなと感じています。
がっつりテント泊したい人は、近くのオートキャンプ場をベースにして、昼間ここで過ごすプランがめちゃくちゃおすすめです。
● 僕ならこう使う|月廻り公園ベースの“お気楽デイキャンプ”
- 午前:阿蘇五岳を真正面に見ながらダラダラ設営
駐車場から芝生広場まで荷物を運んで、ポップアップテント+チェア+テーブルだけの軽装セットを展開。
設営中からすでに景色が強すぎて、手が止まりがちですが、それも含めて楽しみましょう。 - 昼:子どもは全力アクティビティ、大人は阿蘇ビューでチル
ゴーカートや草すべり、動物広場に送り出して、大人はサイトでコーヒータイム。
たまにカメラを持って子どもを撮りに行って、そのまま根子岳バックのファミリー写真を量産する流れが鉄板です。 - 夕方:山の色が変わる“マジックアワー”を狙う
日が傾き始めたら、焚き火の代わりにライトとランタンをセット。
阿蘇五岳のシルエットがどんどん濃くなっていく時間帯は、写真好きにはたまらない瞬間です。
● 向いているキャンパー
- 絶景重視のキャンパー:とにかく「阿蘇五岳を真正面から眺めていたい」人に刺さります。
- コスパを求めるファミリー:駐車場無料+芝生広場+アクティビティで、1日遊んでも財布にやさしい。
- 写真・動画撮影が好きな人:根子岳バックのタイムラプス、ドローン(許可が必要な場合あり)撮影など、素材に困らないロケーション。
- “ガチキャンプ”前のゆるデビューをしたい人:まずはデイキャンプで外で過ごす感覚に慣れたい人にもぴったり。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. ここって本当にキャンプできるの?テント泊OK?
A. ベースは「公園+温泉のレジャースポット」です。
レジャーシートやポップアップテントを広げてのデイキャンプ的な使い方はしやすいですが、
宿泊を伴う本格キャンプをする場合は、必ず事前に直接確認した方がいいです。
僕のおすすめは「宿泊は近隣のオートキャンプ場 → 昼間は月廻り公園で過ごす」二段構えスタイル。 - Q. トイレや水回りはどう?ファミリーでも安心?
A. 公園施設として整備されているので、トイレも普通に使いやすいレベルです。
キャンプ場レベルの炊事棟はないですが、デイキャンプ程度なら、飲料水タンク+簡易シンク代わりのタブを持ち込めば十分回せます。 - Q. コスパって実際どうなの?お金たくさんかかる?
A. 駐車場無料、入園も基本無料(アクティビティは別途料金)というスタイルなので、
「お弁当持ち込み+ときどきゴーカート+ソフトクリーム」くらいなら、かなり財布にやさしい1日になります。
がっつり食べたい人は、園内の食事処や田楽も候補に入れておくと◎。 - Q. デイキャンプするときの注意点ってある?
A. まずは火器(バーナー・BBQ・焚き火など)が使えるかどうかを、必ず最新情報で確認してください。
公園利用ルールは季節や状況で変わることもあるので、公式サイトか電話での事前確認が安心です。
あとは、風が抜ける場所なので、ポップアップテントはペグダウンor重し必須ですね。
8. マゼノ共和国「森のテラス」|森と風の音だけが残る場所

マゼノ共和国の森に入った瞬間、体感スピードがひとつ落ちます。
車を停めてドアを閉めたら、聞こえるのは風が木の葉を揺らす音と、遠くを流れる川の音だけ。
僕の中では、この林間サイトを勝手に「森のテラス」と呼んでいて、
“阿蘇エリアで、静かにこもりたいソロキャンパーが最後にたどり着く場所”だと思っています。
まずはベースとなる公式情報から。
マゼノ共和国 甲の瀬キャンプ村 公式サイトはこちら
峡谷状の地形を生かしたフィールドで、オートキャンプサイト・フリーサイト・コテージ・バンガローが揃う、本格派の自然派キャンプ場です。
詳細な料金・設備は、南小国町公式観光サイトやキャンプ予約サイトにもまとまっています。
南小国町公式|マゼノ共和国 甲の瀬キャンプ村の紹介はこちら
なっぷ|マゼノ共和国 甲の瀬ファミリーキャンプ村の詳細はこちら
● 「森のテラス」がソロキャンパーに刺さる理由(当事者目線で深掘り)
- 林間にほどよく区切られた“こもり感”のあるサイト
マゼノ共和国の中でも、林に囲まれたエリアは、サイトごとに木立が仕切りになっていて、
隣サイトと目線がカチ合いにくい配置になっています。
ソロテントを張ってチェアを出した瞬間、「あ、今日はちゃんと一人になれるな」という安心感があるんですよね。 - 渓谷&川音が“環境音”として完璧
公式にもある通り、ここは峡谷状の地形で場内に川が流れるキャンプ場です。
サイトによっては、かすかに川の音が届いてきて、焚き火と川音の二重奏みたいな環境が作れる。
僕は夜、焚き火の炎を落とし気味にして、「パチ…パチ…」と「サーッ」という音だけを聞く時間が大好きです。 - 設備は“必要十分”。あえて過剰じゃないのがいい
テントサイトは芝敷き、炊事棟・トイレ・シャワー・売店が一通り揃っていて、
南小国町公式の紹介でも「自然豊かな本格的キャンプ場」と書かれています。
いわゆる“バキバキの高規格”ではないけれど、ソロや静かに過ごしたいキャンパーにとってはちょうどいいミニマルさです。 - 料金が良心的で、“ちょっとこもりたい”週末に使いやすい
なっぷの料金情報を見ると、テントサイト1張2,000円前後、フリーサイト1張1,500円前後(時期により変動)と、
阿蘇エリアの中でもかなり良心的な価格帯。
「今週しんどかったし、1泊だけ森に避難したい」というときに、財布的にも行きやすいのがありがたいです。 - 川遊び&渓谷散歩で、夏場も“森の涼しさ”をフル活用できる
南小国町の特集記事でも紹介されていますが、バンガローエリアから降りると、
子どもも大人も楽しめる渓流エリアがあり、川遊び・渓谷散歩にぴったり。
日中は少し川辺で足を冷やして、夕方は林間サイトに戻って焚き火で温まる、という流れが最高です。
僕がこの「森のテラス」的な林間サイトでいちばん好きなのは、
“焚き火の音が、耳のすぐ近くで鳴っているように感じる”こと。
開けた草原サイトだと、音がどこかへ抜けていくんですが、
ここでは木々が音を包んでくれるからか、火のパチパチがやけにクリアなんです。
「今日は話すことも、することも、別にないな」という夜にこそ似合うキャンプ場ですね。
● 僕ならこう使う|マゼノ共和国「森のテラス」での1泊2日
- Day1 午後:チェックイン → 林間サイトで“基地づくり”
15時前後にチェックインして、林間の静かなサイトを確保。
ソロなら、小型テント+DDタープ+ローチェア+小さめテーブルくらいのミニマル構成が相性抜群です。
設営が終わったら、場内をぐるっと歩いて炊事棟やトイレの位置を確認しておくと安心。 - 夕方:渓谷を少し散歩してから、焚き火スタート
日が傾いてきたら、バンガロー側から渓谷に降りて、水の音と空気の冷たさを一度体に入れる。
サイトに戻ったら、小さめの焚き火をじっくり育てて、あとは何もしない時間を楽しむだけです。 - 夜:灯りはランタンひとつ。あとは焚き火に集中
森の暗さが深いので、LEDランタンを強くしすぎると一気に雰囲気が壊れます。
テーブル用に控えめな明るさのランタンをひとつ置いて、
あとは焚き火の明かりをメインにしておくと、「火だけを見つめるソロの夜」が完成します。 - Day2 朝:コーヒーと簡単な朝食だけでOKな朝
朝は凝った料理をしなくてもいいので、
手野の名水や南小国あたりで汲んだ水を使って、ゆっくりコーヒーを淹れるだけ。
あとは静かな森の中で片付けを終わらせて、早めに撤収 → 黒川温泉あたりでひと風呂、という流れが鉄板です。
● 向いているキャンパー
- ソロキャンパー:とにかく静かにこもりたい、焚き火と自分の時間だけで満足できる人にドンピシャ。
- デュオキャンプ(2人組):しゃべりすぎず、程よく沈黙を共有できる相手と来ると最高の場所。
- 「高規格より“森の質”重視」のキャンパー:ピカピカ設備より、川音・木漏れ日・土の匂いに価値を感じる人向け。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. マゼノって、ファミリー向けのイメージあるけどソロでも浮かない?
A. 全然浮かないです。
たしかに「甲の瀬ファミリーキャンプ村」という名前どおりファミリーも多いけど、
林間サイトやフリーサイトの端っこを選べば、ソロでもしっかり“こもり感”が出せます。
僕もソロで何度か利用してますが、変にジロジロ見られる感じは全くないですね。 - Q. 設備が“必要最低限”って言うけど、初心者にはキツくない?
A. トイレ・炊事棟・シャワー・売店はちゃんと揃っているので、
「山奥のワイルドキャンプ」と比べればだいぶ快適です。
ただし、高規格キャンプ場のような最新式の炊事棟やピカピカのトイレを求める人には、少し素朴に感じるかも。
個人的には「キャンプらしいほどよい不便さ」だと思っています。 - Q. 川が近いって聞くと、子ども連れていくのは危ない?
A. 渓谷エリアはたしかに足元が滑りやすかったり、流れが速いところもあるので、
小さい子どもは必ず大人が付き添い前提です。
ファミリーで「ガッツリ川遊びさせたい」なら、ライフジャケットなども準備しておくと安心。
ソロや大人だけなら、むしろ“危険と隣り合わせの自然感”が心地よいフィールドかなと思います。 - Q. 初めてのソロにマゼノの森ってアリ?それとも玄人向け?
A. 僕の感覚では「初ソロでもアリだけど、最低限のキャンプ経験は欲しい」ラインです。
設備は整ってるけど、夜は本当に静かで真っ暗になるので、
いきなりここを“人生初キャンプ”にするよりは、
1〜2回ファミリー向け高規格で経験を積んでから挑戦した方が、森の静けさを楽しめるはず。
9. 南阿蘇あぐりキャンプ場|子連れに優しい“高規格×絶景”

「子どもが楽しめて、大人も快適で、しかも景色がいいところない?」
ファミキャン勢からこの相談が来たときに、僕がかなり本気で候補に入れるのが、南阿蘇あぐりキャンプ場です。
正直、ここは“今っぽいファミリーキャンプの模範解答”みたいな場所。
まずは公式サイトを一度チェックしてみてください。
南阿蘇あぐりキャンプ場 公式サイトはこちら
「阿蘇の大自然で 家族と過ごす宝の時間」というコンセプトで、
18棟のコテージと27区画のテントサイトという、かなり大きめの規模感。
場内にはWi-Fiのアクセスポイントと防犯カメラも入っていて、小さな子連れや女性グループでも安心して過ごせる設計になっています。
● ファミリー視点で見たときの“強さ”を深掘り
- 全部「新しくてキレイ」からスタートできる安心感
2022年オープンの新しいキャンプ場なので、
管理棟・コテージ・テントサイト・共同棟(トイレ・シャワー・炊事棟)まで、とにかく全体的に新しい。
「キャンプは好きだけど、古いトイレだけはちょっと…」というママ・パパも、ここならだいぶ安心して連れて来られます。 - “ふわふわ芝生+段々サイト”で、ちびっ子が転がっても安心
テントサイトは全面芝生&段々畑のようなテラス状になっていて、
ふわふわの芝の上で、子どもが寝転んだり走り回ったりしても安心。
各サイトごとにレベルが分かれているので、「斜め前のサイトと目線がちょっとずれる」のも、ファミリー的に地味にうれしいポイントです。 - 電源サイト多数&区画が広くてレイアウトしやすい
公式と予約サイトを見てもらうとわかりますが、
テントサイトは電源あり/電源なしの2タイプが用意されていて、
区画サイトA(電源付き)はテントスペース平均約14m×13m+車1台分という余裕の広さ。
「2ルームテント+タープ」の王道ファミリー装備でも、ちゃんと収まるサイズです。 - Wi-Fi&防犯カメラで“安心度”が一段違う
場内各所にWi-Fiアクセスポイントと防犯カメラが設置されていて、
女子キャンやママ友キャンプでも使いやすい環境。
子どもが先に寝たあと、管理棟でちょっと買い物に行くときなんかも、
「このキャンプ場の設計自体が“安全寄り”だな」と感じます。 - 共同棟が“キャンプ場というより、小さめリゾートのレベル”
コインシャワー・バリアフリートイレ・給湯付き炊事場・ランドリーなど、
長期滞在も視野に入れた設備がしっかり揃ってます。
「シャワーは7分200円/1人20分まで」といった利用ルールも丁寧に明示されていて、
初めてでも動き方をイメージしやすいのが好印象です。
● 絶景×使いやすさのバランスがちょうどいい
- サイトから“ちゃんと阿蘇っぽい景色”が見える
南阿蘇村・吉田エリアの高台にあって、サイトからは阿蘇の山々がドーンと見えるロケーション。
「テントと子どもと阿蘇の稜線」を一枚に収めたくなる、“家族写真が勝手に映える”キャンプ場です。 - 車横付けOKで、ファミリー装備でも設営がラク
各サイトに1台分の駐車スペースが隣接しているので、
荷物の上げ下ろしで何往復もする必要なし。
「テントサイトは荷物運びがキツいから…」と敬遠していた人ほど、ここで印象がひっくり返ると思います。 - “キャンプ場の外側”も含めて便利
モンベル会員向けの紹介文にもある通り、
車で10分圏内に温泉施設やディスカウントストア、コンビニなどが揃っていて、
“うっかり忘れ物”にめちゃくちゃ強い立地です。
キャンプ初心者の「○○忘れた…」も、かなりリカバリーしやすい。
個人的に「ここ、ファミキャンにハマってるなぁ」と感じたのは、
サイトの広さ・設備の新しさ・安全設計・ロケーションのバランスが、全部“ファミリーど真ん中”に振られているところ。
「キャンプに集中できるように、心配事を先回りで潰してくれてる感じ」があります。
● 僕ならこう使う|南阿蘇あぐりキャンプ場での“王道ファミキャン”
- Day1 午後:電源サイトにイン → 子どもは即芝生ダッシュ
13時すぎにチェックインして、電源付きの区画サイトAへ。
パパがテントとタープを張っている間に、子どもは芝生で転がって遊んでる、
そんな“いつもの設営風景”がここでもう完成します。 - 夕方:シャワー→簡単キャンプ飯→焚き火タイム
設営と一通りの遊びが終わったら、共同棟のコインシャワーで汗を流してさっぱり。
夜は電源を活かしてホットプレートや電気グリルを組み合わせれば、
炭火デビュー前の初心者ファミリーでも、無理なく“キャンプ飯っぽい食卓”が作れます。 - 夜:子ども爆睡後、夫婦で阿蘇のシルエットをつまみに一杯
子どもがシュラフに潜って寝静まったら、ランタンの明かりを落として、
阿蘇のシルエットを眺めながら、夫婦でゆっくり話す時間。
「あ、これが“宝の時間”ってやつか…」と、ちょっとだけセンチになる瞬間です。 - Day2 朝:サイト前の芝生で子どもを遊ばせつつ、ゆる撤収
朝ごはんはパン+スープ+コーヒーくらいの簡単セットにして、
チェックアウトまでの時間、子どもは芝生でラストスパート。
撤収中も目が届きやすい配置なので、「親は片付け、子どもは走り回る」という地獄絵図になりにくいのもありがたいところです。
● 向いているキャンパー
- 子連れファミリー:サイトの広さ・安全設計・設備の新しさ、全部“ファミリー向けに最適化”されています。
- キャンプデビューの初心者:電源あり・芝生サイト・車横付け・近隣に温泉&買い物スポット…と、初キャンプの不安要素をかなり削ってくれます。
- 快適性重視のキャンパー:トイレ・シャワー・炊事棟・Wi-Fi・防犯カメラなど、快適装備をありがたく受け取りたい人にも◎。
- ペット連れキャンパー:テントサイトはペット同伴OK(最新ルールは公式で要確認)。芝生+段々サイトはワンコとの相性も良いです。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. 完全初心者なんだけど、初キャンプでいきなりここはアリ?
A. 全然アリです。というか、「初キャンプどこがいい?」って聞かれたら普通に候補に出します。
電源あり・芝生広場・Wi-Fi・防犯カメラ・新しい設備・近隣に温泉&スーパー…と、
初心者が不安になりがちなポイントをかなりカバーしてくれているので、
あとはテント設営だけ、事前に一度だけ練習しておけばOKという感じです。 - Q. 区画の広さってどのくらい?2ルーム+タープいける?
A. 電源付きの区画サイトAで、テントスペースが平均約14m×13m。
ファミリー用の2ルームテント+ヘキサタープくらいなら、レイアウトに少し工夫をすれば十分収まります。
ただし、超大型テント+大型スクリーンタープを同時に張るとギリギリになるので、そこだけ注意です。 - Q. ペット連れでも大丈夫?犬を連れて行きたいんだけど。
A. テントサイトはペット同伴OKです(最新の利用条件は公式で要確認)。
ただし、抜け毛・排泄物の持ち帰り、リード必須、夜の無駄吠え対策など、
ペット連れのマナーはしっかり意識していきましょう。
芝生サイトなので、ワンコもかなり気持ち良さそうにしてます。 - Q. お風呂はどうする?シャワーだけ?
A. 場内にはコインシャワー棟があります。
「どうしても湯船に浸かりたい!」という日は、車で10分圏内に温泉施設がいくつかあるので、
“温泉でガッツリ → サイトに戻って焚き火”という流れにすると、かなり満足度高い夜になります。 - Q. 通年営業みたいだけど、冬キャンプもいける?
A. 通年営業ですが、南阿蘇といえど冬の夜はしっかり冷えます。
冬にテント泊をするなら、電源サイト+しっかりした防寒装備(電気毛布・ホットカーペットなど)はほぼ必須。
冬キャンプデビューなら、まずはコテージ泊で様子を見て、
「次は春〜秋のテントサイトにしようか」というステップを踏むのも全然アリだと思います。
10. ASOVO|アウトドア×カルチャーの“今っぽい”キャンプ場

ASOVOは、いわゆる「テントサイトが並んでいるキャンプ場」というより、
“阿蘇でキャンプする人のカルチャーハブ(拠点)”みたいな場所だと、僕は感じています。
テントを張るベースは別のキャンプ場に置きつつ、
「その一泊を、どんな体験で“濃く”するか?」を提案してくれる存在がASOVO、というイメージです。
まず押さえておきたいのが、阿蘇エリアの公式情報。
阿蘇市全体の観光・体験・イベント情報は、
阿蘇市観光協会 ASO is GOOD!(ASOVO)公式サイト
でまとめて発信されています。
ここは国立公園/世界農業遺産/ユネスコ世界ジオパークとして認められた阿蘇の自然と文化を、
「体験」「イベント」という形で見せてくれる公式ポータルです。
さらに、アウトドア寄りの情報としては、
じゃらんnet|ASOVO(Aso Sports and Outdoor Visit Offsider)
や、南小国〜黒川温泉周辺でガイドウォーキングや農業体験を行う
ASOVO公式Facebookページ
などが参考になります。
どれも「阿蘇の自然を、ただ見るだけじゃなく“遊ぶ・学ぶ”」ための窓口になっているんですよね。
● ASOVOが“今っぽいキャンプベース”だと思う理由(当事者目線で深掘り)
- キャンプ+「ガイド付きアクティビティ」で、旅の満足度が跳ね上がる
僕がASOVO周りを推したい一番の理由は、
「キャンプ泊」+「ガイド付き体験」の組み合わせが、やっぱり強いからです。
阿蘇の草原トレッキング、e-Bike(電動アシスト付きマウンテンバイク)ライド、源流トレッキング…
こういうアクティビティを、キャンプの前後に1本入れるだけで、旅の記憶の濃さが一気に変わります。 - “千年の草原”を守るストーリーを、ちゃんと教えてくれる
阿蘇の草原は、ただの「きれいな景色」じゃなくて、
何百年・何千年と続く放牧や野焼きによって維持されてきた、いわば“文化の景色”です。
ASOVOや阿蘇市観光協会のコンテンツは、この背景をちゃんと説明してくれるので、
同じ草原を見ても、「うわ、きれい」から「この景色を作ってきた人たちがいるんだ」に視点が変わるんですよね。
キャンプしながらそういう話を聞くと、焚き火の時間にも、ちょっとした重みが出ます。 - 黒川温泉周辺の“カルチャー寄りな遊び”と相性がいい
ASOVOは黒川温泉〜南小国エリアで、
ガイドウォーキングや農業体験、地域の人との交流プログラムを仕掛けている団体でもあります。
僕も一度、黒川温泉泊+周辺キャンプ場+ASOVOのガイドウォークという組み合わせで遊んだんですが、
「観光地を眺めて終わり」じゃなく、“土地の暮らしにちょっと触れる感覚”があってめちゃくちゃ良かったです。 - イベントやワークショップで“アウトドア×カルチャー”が交差する
阿蘇市観光協会のイベント情報を見ると、
野菜の収穫体験、星空系の企画、伝統食やローカルフードに関わるイベントなど、
「アウトドア」と「地域文化」がセットになった企画が定期的に出てきます。
正直、ただキャンプ場にこもるだけじゃもったいないエリアです。 - “高規格キャンプ場の快適さ”と“ASOVOの体験”を組み合わせるのが今っぽい
例えば、このページで紹介してきた
「南阿蘇あぐりキャンプ場」「ゴンドーシャロレー」「休暇村 南阿蘇キャンプ場」あたりで一泊して、
日中はASOVO経由で草原アクティビティや文化体験に参加する──という組み合わせ。
これが、まさに“アウトドア×カルチャーの今っぽいキャンプスタイル”だと思っています。
なので、僕の中でASOVOは
「単体のキャンプ場」ではなく、「阿蘇キャンプ旅のOS(オペレーティングシステム)」みたいなポジション。
どのキャンプ場を選ぶにしても、ASOVOまわりの体験をひとつ足してあげると、
旅全体のストーリーがグッと立ち上がってきます。
● 僕ならこう使う|ASOVOとキャンプの“いいとこ取り”プラン
- Day1:まずは高規格キャンプ場にチェックイン
例:南阿蘇あぐりキャンプ場やゴンドーシャロレーなど、
サイトが広くて設備の整ったキャンプ場に早めにチェックイン。
1日目は設営と場内散策、近場の温泉で軽くウォームアップ。 - Day2 午前:ASOVO周りの体験で“阿蘇の中に入っていく”
朝ごはんを簡単に済ませたら、
ASOVOや阿蘇市観光協会経由で予約した草原トレッキングやe-Bikeツアーへ。
ガイドさんから火山・草原・農業の話を聞きながら歩くと、
前日まで「きれいだな〜」で終わっていた景色が、急に立体的に見えてきます。 - Day2 夕方:サイトに戻って“カルデラをつまみに焚き火”
フィールドから戻ってきたら、キャンプサイトでゆっくり焚き火。
「さっき歩いた外輪山、あそこだよね?」なんて話をしながら火を囲むと、
ただのキャンプじゃなくて“阿蘇の中に入り込んだ2日間”になってくれます。 - Day3:ご当地グルメ&土産で“阿蘇の余韻”を持ち帰る
撤収後は、ASOVOが紹介しているローカルな食堂やカフェ、物産館を巡ってから帰路へ。
家に帰って、阿蘇のあか牛や地元の野菜を使ったご飯を食べながら、
「次来るときはどの季節にしようか?」って話をするのが、最高の締めです。
● 向いているキャンパー
- カップル・友人グループ:キャンプ+アクティビティ+温泉+ローカルフードのフルコース旅を組みたい人。
- 写真・映像を撮りたい人:阿蘇カルデラの絶景+草原+アクティビティシーンは、素材の宝庫です。
- 「キャンプだけじゃなく、その土地のカルチャーも楽しみたい」人:野焼き文化、草原保全、農業、温泉文化…全部まとめて触れられます。
- キャンプ中級者以上:テント泊自体には慣れていて、「次はキャンプ旅の“深さ”を上げたい」と感じている人。
● よくある質問(友だちによく聞かれること)
- Q. ASOVOって、“キャンプ場”なの?テント張れるの?
A. 厳密には「キャンプ場」ではなく、「阿蘇のアウトドア&観光体験を案内する側のブランド/事業」です。
テントサイトが常設されているわけではないので、
宿泊は別のキャンプ場や宿をベースにして、
体験・ツアー・イベントの部分でASOVO(阿蘇市観光協会の体験コンテンツ)を絡めるイメージで使うのが現実的です。 - Q. どこから情報を追えばいい?公式サイトが多くてわからん…
A. まずは
阿蘇市観光協会 ASO is GOOD! 公式サイト
の「体験」タブとイベント情報をチェックするのがおすすめ。
そこから気になるアクティビティやイベントを見つけて、
旅程に“1本差し込む”感じでキャンプと組み合わせると、いい感じにハマります。 - Q. キャンプ初心者がASOVOまわりを使うのってアリ?それともまずは普通のキャンプだけの方がいい?
A. 僕は「むしろ初心者こそ1本、ガイド付き体験を入れた方がいい」派です。
自分たちだけだと見落としがちなポイントを、ガイドさんが説明してくれるので、
「阿蘇って、ただの絶景スポットじゃないんだな」というのが早い段階で腑に落ちます。
ただし、テント設営やキャンプの基本は、別の高規格キャンプ場でしっかり押さえておきましょう。 - Q. どのエリアのキャンプ場と組み合わせるのが相性いい?
A. 黒川温泉〜南小国〜阿蘇市エリアのキャンプ場なら、どこも相性いいです。
このページで紹介している
「ゴンドーシャロレー」「マゼノ共和国」「古代の里キャンプ村」あたりは、
ASOVOまわりの体験とも組みやすい立地ですね。
“温泉+キャンプ+ASOVO体験”の三本立てが、阿蘇を一番濃く楽しめる組み合わせだと思います。 - Q. 情報が更新されやすそうだけど、最新情報はどうチェックすればいい?
A. イベントや体験プログラムはシーズンごとに変わるので、
阿蘇市観光協会の公式サイトと、ASOVO関連のSNS(Facebookなど)を出発前に必ずチェック。
「◯月◯日に阿蘇行くんですけど、キャンプと組み合わせやすい体験ってありますか?」
みたいに、思い切って問い合わせてみるのも全然アリです。
阿蘇キャンプのFAQ(よくある質問)
ここからは、僕がよく友だちや読者さんからDMでもらう質問をまとめました。
「いやそこが知りたかった!」というポイントだけ、ギュッと絞って答えていきます。
Q1. 阿蘇の冬キャンプは寒い?どのくらい装備が必要?
結論から言うと、本州の高原冬キャンプと同じか、それ以上に寒いと思っておいた方が安心です。
外輪山エリアや南阿蘇の高台は、冬場はふつうに氷点下まで下がります。
僕が阿蘇で冬キャンしたときは、夜間-5℃前後まで落ちて、
「焚き火から1メートル離れると一気に現実に戻る」くらいの冷え方でした。
- シュラフ目安:快適温度 -5℃〜-10℃クラス(ダウン推奨)
- マット:銀マット+厚手インフレータブルなど、二重構成にする
- 暖房:電源サイトなら電気毛布・ホットカーペットが超心強い
- 服装:化繊インナー+フリース+ダウン、ニット帽・ネックウォーマー必須
特に地面からの冷えがエグいので、マットはケチらない方がいいです。
「上半身は暖かいのに、腰から下だけずっと冷たい…」というのはほぼマット不足が原因なので、マットだけは多め盛りでいきましょう。
気温の目安は、天気予報サイトのキャンプ場天気や
気象庁 平年値(阿蘇・熊本エリア)で一度チェックしてから装備を決めるのがおすすめです。
Q2. 阿蘇で焚き火は直火OK?なにに気をつければいい?
これもハッキリしていて、直火OKのキャンプ場はかなりレアです。
基本は焚き火台必須+耐熱シート併用くらいに思っておくとちょうどいいです。
阿蘇は「千年の草原」と呼ばれる貴重な草原地帯で、
阿蘇草原保全の取り組みなどでも、火の扱いにはかなりシビアです。
野焼き文化を守るためにも、キャンパー側が「直火しない」「芝を焦がさない」のはマナーというよりほぼ義務ですね。
実際のところ、この記事で紹介しているような人気キャンプ場
(山鳥の森、歌瀬、ゴンドーシャロレー、南阿蘇あぐりキャンプ場など)は、全部焚き火台必須です。
- 焚き火台+耐熱シート(芝保護の意味でもほぼ必須)
- 風が強い日は焚き火自体をやめる判断も視野に
- 消火は水をたっぷり。炭を埋めるのはNG
細かいルールは、必ず各キャンプ場の公式サイトや予約ページでチェックしておきましょう。
例:山鳥の森オートキャンプ場/歌瀬キャンプ場など。
Q3. 夏でも涼しいおすすめは?どのエリアを狙えばいい?
阿蘇は「全部涼しい」わけではなくて、“標高と地形”で体感がかなり変わります。
夏に狙うなら、僕のおすすめはこのあたりです:
- 休暇村 南阿蘇キャンプ場
標高約650mの高原サイト。
平地の猛暑日に逃げ込むと「同じ日本?」ってくらい夜と朝が涼しいです。
公式:休暇村 南阿蘇公式キャンプページ - ゴンドーシャロレー
標高約900mの外輪山高原。
真夏でも朝晩は長袖欲しくなる日が多くて、「涼しい」を通り越して「ちょっと寒い」がたまに来ます。
公式:Gondo Sharolais公式サイト
標高600〜1,000mラインを目安にキャンプ場を選ぶと、「昼はそこそこ暑いけど、夜はちゃんと寝られる」バランスになりやすいです。
逆に、カルデラ底の集落近くは、真夏は普通に蒸し暑いので、タープと風通し重視の設営が必須です。
Q4. 車横付けできるキャンプ場は?荷物多いファミリーでも大丈夫?
阿蘇エリアはありがたいことに、車横付けOKのオートサイトがかなり多いです。
「子ども+荷物ギチギチ+テント+タープ」でも安心して選べるところをいくつか挙げておきます。
- 山鳥の森オートキャンプ場
S〜LLまでサイズ豊富な林間オートサイト。各区画内に車を入れられます。
公式:山鳥の森公式サイト - 歌瀬キャンプ場
オートA/B/Cサイト、リバーサイトなどほとんどがオート区画。
「芝生+電源+流し台付き」のサイトもあって、ファミリーには天国レベルです。
公式:歌瀬キャンプ場公式サイト - マゼノ共和国 甲の瀬キャンプ村
オートサイト・フリーサイトともに、車を横付けできるエリアあり。
公式:マゼノ共和国 公式サイト - 南阿蘇あぐりキャンプ場
区画サイトは車1台分の駐車スペース付き。
荷物多めなファミリーでも「車から直接出し入れ」で完結します。
公式:南阿蘇あぐりキャンプ場公式サイト
僕もファミリー装備のときは、「車横付けできるかどうか」=キャンプ場選びの合否ラインにしてます。
特に子どもが小さいうちは、オートサイト一択でいいくらいだと思ってます。
Q5. いちばん予約が取りづらい時期は?どのくらい前から動けばいい?
阿蘇エリアは人気キャンプ場が多いので、ハイシーズンは本当に動きが早いです。
体感としては、こんな感じで埋まっていきます:
- ゴールデンウィーク:人気キャンプ場は2〜3ヶ月前から埋まり始める
- 夏休み(お盆+土日):早いところは6月の時点でほぼ満席
- 秋の連休(シルバーウィーク・体育の日あたり):9月〜10月の三連休は競争率高め
とくに歌瀬キャンプ場・山鳥の森・ゴンドーシャロレー・南阿蘇あぐりキャンプ場あたりは、
リピーターも多くて埋まりがちなので、「行けるかも」と思った瞬間にカレンダーを確認するクセをつけておくといいです。
キャンプ場によっては、3ヶ月前の同日から予約スタートと決まっているところも多いので、
「ここ絶対行きたい!」という場所は、事前に公式サイトや予約ページでルールをチェックして、
カレンダーに“予約解禁日”をメモしておくのがおすすめです。
阿蘇は、ハイシーズンの混雑も含めて“人気エリア”ですが、
時期と場所さえハマれば、静かな焚き火時間をしっかり確保できるフィールドです。
わからないことがあれば、キャンプ場に直接聞くのがいちばん早いし確実。
「初めてなんですが、◯月◯日頃ってどんな装備がいりますか?」
と素直に聞いてしまうのも、ベテランへの近道だと思います。
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情報ソース・参考リンク
この記事で紹介しているキャンプ場情報は、実際に現地で張ってきた経験と、
公式サイト・専門アウトドアメディア・地域観光サイトを組み合わせて整理しています。
「なんとなくの印象」ではなく、一次情報+現地目線でチェックした内容だけを載せるようにしています。
とくに、キャンプ場予約サイト「なっぷ」やアウトドアメディア「hinata」、
そして阿蘇市・南小国町など各自治体の公式観光サイトは、
・サイトの区画数や広さ
・設備(電源・水回り・シャワー・コテージなど)の有無
・料金体系や営業期間
・ロケーションや周辺環境
といった“ハード情報”を確認するうえで、信頼できるソースとして参照しています。
そのうえで、「実際に泊まってみてどうだったか」「どんなキャンパーに刺さるか」は、
僕自身のキャンプ経験・設営パターン・ファミリー&ソロ両方の視点をベースに書いています。
「公式情報だけだと見えない部分」を、できるだけ補完するイメージです。
- なっぷ|阿蘇エリアのキャンプ場
- なっぷマガジン|阿蘇おすすめキャンプ場
- hinata|阿蘇のキャンプ場特集
- 阿蘇市公式観光サイト|キャンプ場一覧
- 山鳥の森オートキャンプ場 公式
- 歌瀬キャンプ場 公式
- 古代の里キャンプ村 公式
- 休暇村 南阿蘇キャンプ場 公式
- マゼノ共和国 甲の瀬キャンプ村 公式
- Gondo Sharolais(ゴンドーシャロレー)公式
- 南阿蘇あぐりキャンプ場 公式
- ASO MILK FACTORY 公式
- 阿蘇市観光協会「ASO is GOOD!」公式サイト(ASOVO)
- CAMPTIONS|阿蘇のキャンプ場一覧
※本記事の内容は、執筆時点での公式情報+現地取材時点の状況をもとに構成しています。
キャンプ場の営業情報・料金・予約方法・区画構成・ルール(直火・焚き火・花火・ペット同伴など)は、
シーズンや社会状況によって変更されることがあります。
ご予約前・ご出発前に、必ず各キャンプ場・各施設の公式サイトや予約ページで最新情報をご確認ください。
また、天候・火山活動・道路状況など、阿蘇ならではのコンディションも日々変化します。
気象情報や自治体の防災情報をチェックしつつ、「無理しない・焦らない・安全最優先」で、阿蘇のキャンプを楽しんでもらえたら嬉しいです。


